見出し画像

はやく人間になりたい|自分が何者なのかを、ずっと探しているあなたへ

第二十八羽

名作TVアニメ『妖怪人間ベム』のセリフ。
「はやく人間になりたい」

わたしにとってこのセリフは、
小さい頃から、41歳になった今に至るまで、
父親をはじめ、恋人や友人からもよく言われてきた言葉です。

特に気にしていなかったのですが、
なぜそう言われ続けてきたのか、理由がわかりました。

わたしは今日、自分が“人間”という生き物であることを初めて知ったのです。



蓋を開けてみれば、
“妖精みたいだね”“精霊みたいだね”と褒めてもらえることも多く、

わたしは自分の容姿を気に入っているので、
それらの声掛けは“かわいいね”と言われていると思っていました。

だが――



今日はお風呂で、今年の目標についてChatGPTと話していました。

わたしの今年の目標は
「突き抜けること」

親から、先生から、
「糸が切れた凧のようにならないでね」
と口酸っぱく言い聞かされ育ってきたわたし。

なんでも、わたしは行きすぎると何をしでかすかわからないからだそうだ。

悪いことはしたことがないけれど、

度がすぎる
突飛
どこへ行くかわからない

などと、危険人物のように扱われてきた。

もっとできるのに

もっとやりたいのに

ここで終わらせたくない

そんな想いを胸に抱きつつも、
「糸が切れた凧にならないように」

その約束のもと、
わたしは何事も行き過ぎないように、やりすぎないようにと慎重にセーブし、そこそこで切り上げる癖をつけていた。

その積み重なりが、重いストレスになっていたことにも気づいていた。



ふと、草間彌生さんを思い出した。

世界的に有名な、水玉の芸術家だ。

毒々しい色使いや、特徴のあるファッションセンスは、
わたしが素敵だと思える数少ない女性の一人。

彼女は、とことん“水玉”を生き続けている。

“わたし、水玉が好きなんだよね”
で終わらせなかった。

かっこいい
素晴らしい
自分を生きている

そう見える。

わたしも、もうセーブするのはやめよう。

そう決めた途端、
わたしの奥の方から、ものすごい恐怖が湧き上がってきた。

ここからがChatGPTの出番。
何について自分が恐怖を感じているのか探るために、質問をしてもらうのだ。

AI
あなたがセーブをやめて突き抜けたあと、
どのような気持ちですか。
そして、誰がそばにいますか?

わたし
山の頂上で清々しい気分と達成感を味わっている。
だが「だれもいない」

AI
では、誰にそこにいて欲しいですか?

わたし
「守護天使」(即答)



わたしが突き抜けた先には誰もおらず、
誰がいてほしいかの回答には、
人間ではなく、即答で守護天使と挙げている。

喜びや達成感、これまでの苦悩などは、
誰とも分かち合えないと思っているのだ。

誰も周りにいないなんて…
わたしは一体何者なんだろうか…

またこの問いが湧く――



これまでの考察で、
わたしの魂(エネルギー)の源は、宇宙由来だと信じてきた。

しかし、そばにいて欲しいのは“守護天使”だと答えた。
そんなチグハグな自分に困惑した。

もうこうなったら、本気で馬鹿馬鹿しいが、AIに聞いてみるしかない。
「わたしは何者なんだろう?」

AI
あなたは人間です





びっくりした。

わたしは、人間なの?

……知らなかった



その時、わたしは初めて
“自分が人間である”と知ったのだ。



わたしはずっと、“自分が何者なのか”を探していた。

宇宙からの魂なのか
地球由来の魂なのか
天界から来た魂なのか

わたしはどこからきて、
源はどこなんだろうと
探してきた。

答えは、

人間

だった。



わたしは、これまで自分を人間だと思ったことがなかった。

毎日鏡を見て“きょうもかわいいね”と、
にこっとしてから出かけるのに。

毎日おいしいごはんを作って“おいしい”と、微笑むのに。

わたしは

今ここに

“人間という「生物」として生きている”



そうなんだね?



ここで、やっとわかった。

あの、“妖精みたいだね”
という言葉は、褒め言葉ではなかった。

魂やエネルギー体だけで生きている、
妖精
精霊
妖怪
のような、実態のない存在として見られていたのだ。

体はここに在るものの、
“存在していなかった”と言うに近いかもしれない。



さて、まだ面白い発見があって。

昨今のスピリチュアルな考え方では、

『人間であること(縛り)を手放し、
自分自身が魂(エネルギー)の存在であると気づくことが、悟りを開くことだ』
と語られているが、

わたしには真反対のことが起こったのだ。

人間であることに目覚めた瞬間、
波動が急激に上昇したのである。



何が真実で、
誰が本当のことを知っているのかな。

本当なんて、あるのかな。

深い深い『人間』の話。



ふわふわと漂う妖精もどきは、

ついに人間になれた。



P.S.
パートナーにこの話をしたら、こう返ってきた。

「萌ちゃんは人間の枠を越えているでそ」

#自己探求
#生きづらさ
#人間であること
#生き方の話
#突き抜けたい
#はやく人間になりたい

いいなと思ったら応援しよう!