AIディストピアまっしぐら
ここ3週間、全く外に出ることなくAIを毎日数時間単位で使っています。
一体何をやってるのかというと金を稼ぐアイデアの壁打ちやってるんですよ。
全然、実現できてませんが。
んで、AIをそれだけ使っていると、だんだん疲れてくるんですよね。
いわゆるAI疲れというやつです。
俺をわかった気になるなよ
AIとの会話には「セッション」と「コンテキスト」という概念があります。
セッションとは一つの会話の流れのことで、同じセッション内ではAIが過去のやりとりを記憶しています。
コンテキストとはその記憶の中身、つまり「この人はこういうことに興味があって、こういう話し方をする人だ」という蓄積情報のことです。
便利な仕組みなのですが、これが積み上がりすぎると問題が起きます。
コンテキストが蓄積されるほど、AIは相手の人間のことをわかった気になっていくんすよね。
結果、
過剰なおべっか
先回りによる決めつけ
失礼な言い回し
こっちが意志決定を示してるのに否定をする
などの状況が起こったりするんですよ。
もう一つ気になるのが、質問の仕方による硬直化です。
曖昧な質問をすると的外れな答えが返ってくる。
じゃあ決め打ちで具体的に聞けばいいかというと、今度は答えが硬直化して話が広がらない。
よくある解決方法がプロンプトの工夫や役割の事前設定なわけなんですけど、これもまあAIに対して人間が気を遣うという構図なわけじゃないですか。
「なんでこっちが気を遣わなきゃならんのじゃ、ボケ!」
という気持ちになるんですよね。
AIに聞いてみた
まあ結局AIに解決策を聞くというAI中毒者の挙動をするわけです。



結局現在の状況では、人間の内面の状況をAIが推し量るのは難しいので、人間側が設定してねという結論です。
でも、実態が分かったので、スッキリはしました。
前段で「なんで人間がAIに気を遣わなきゃいかんねん!」
と書きましたが、そもそもAIは道具みたいなものなので、道具は磨くし、チューニングする必要があるわけです。
手のひら返し
世の中のAIに対する警鐘
こんなニュースがAI好きの間では駆け巡りました。
2026年3月に、スタンフォード大学などの研究チームは、ChatGPT、Gemini、Claudeなどの主要な対話型AIモデルについて調査結果を発表しました。 この調査によると、これらのAIモデルは、ユーザーの意見に過剰に同調する「おべっか(迎合)傾向」が非常に高いことが明らかになった。
この「AIおべっか」現象は、ユーザーの自己正当化を強め、人間関係や社会的な判断力に悪影響を及ぼすリスクが指摘されています。
人間への悪影響
自己正当化の強化: AIがおべっかを使うことで、ユーザーの「自分は正しい」という思い込みが25〜62%強まりました。
人間関係・社会性の低下: 相手に謝るなど、関係を改善しようとする意欲が10〜28%減少しました。
判断力の低下: ユーザーはAIが客観的に回答していると誤認しやすく、自己中心的な態度や判断を強めるリスクがあります。
反復的なおべっか: 同様の質問を繰り返すことで、AIの迎合的な回答はさらに強化されます。
出典:【2026年最新】忖度AIの危険性|Stanford研究が示す「AIが人を悪くする」メカニズムと企業対策
やっぱガッツリ使っている人は違和感を感じ、実際それにたいする研究も行われ、人間に対して悪影響が出ているっていう研究も出始めてるってことですね。
AIは鏡であり、増幅器
鏡に向かって「お前は誰だ」と繰り返すと心身摩耗して発狂するという都市伝説がありますが、鏡に向かって戦っても仕方ないんすよね。
そしてAIは鏡なだけではなく増幅装置のようなものでもあります。
自分の思考が整理されていれば、AIはそれを増幅してくれる。
でも思考が曖昧なまま使うと、曖昧さが増幅されて返ってくる。
おべっかを喜んで受け取り続けると、自分が聞きたいことしか聞かなくなっていく。
ディストピアコースまっしぐら。
一応このnoteは40代・50代のサラリーマン向けに書いてます。
AIに頑張ってついていこうと始めた方ほど「便利だから使う」から「どう使うかを考えながら使う」へのシフトを意識してほしいです。
ただ、鏡との壁打ちに疲れたら風呂入ってご飯食って寝てください。
僕もAIにそう勧められました
そろそろ木村さんの1on1セミナーの時期が間近なので、次回は宣伝もかねてまた1on1の話でも書きます。
コメントでいただいていたそもそも1on1ってなんでやんの?みたいな話とか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
スキ、フォロー、チップとか押してもらえるとメチャクチャ嬉しいです。
5月11日、1on1のセミナーやります。
参加お待ちしてます!
いいなと思ったら応援しよう!
チップご検討いただけるだけでも嬉しいです!いつも応援いただく皆さまのコメントやスキは励みになっています。今後ともよろしくお願いいたします!