人は、自分が見たいものしか見ていない。裏表官能小説家の創作エッセイ
皆さん、こんにちは。蜜麦苗です。
今日は、人という生き物の、
少し厄介な性質について書いてみます。
人って、思っている以上に客観的ではありません。
見たものを、そのまま見ているわけではない。
常に自分の主観フィルター、色めがねがかけられている。
どんなに、そのままを受けとろうとしたところで、
自分が見たいものだけを拾い集めて、
「これが現実だ」と信じていたりします。
それが、誰かの推測だったとしても、
エビデンスがあいまいだったとしてもです。
私は、この構造を知ってから、
人間関係も、創作も、ずいぶんと見え方が変わりました。
人は現実を見ているのではなく、解釈を見てる
例えば、何らかのアドバイスをもらった時。
喜ぶ人もいれば、怒る人もいます。
ある人は励まされたと言い、
ある人は傷ついたと言う。
良くあることです。
「えっ、どこで怒ったかわからない」とか、
「うーん、何が面白いのかわからない」みたいな。
それは、受け取る感覚が、人それぞれだからです。
同じ記事を読んでも、人はそれぞれに思う。
ある人は勇気をもらう。
ある人は批判されたと感じる。
ある人は営業のヒントを探す。
書かれている記事は一つ。
読んでいる世界は三つ。
つまり、人は現実そのものを見ているわけではありません。
自分の経験、価値観、過去の傷、欲しいもの、感じたい事。
そういうフィルターを通して、世界を見ています。
100人いたら100人のフィルターがあるんです。
読者は、あなたの記事をそのまま読んでいない
一つの記事を書いても、
「優しい文章ですね」と言われることもあれば
「厳しいですね」と言われることもある。
私の記事でも
「背中を押されました」という感想と
「私には無理かも」という感想が同時に届くことがあります。
どちらが正しいのでしょう?
たぶん、どちらも正しいんです。
記事は一緒なはずなんだけど、
読んでいる人の人生が違うから捉え方が違うだけ。
それぞれの、人間性、人生で考え方が違う。
だから、捉え方が完全に重なる事は難しい。
だから全員に伝えようとしてはいけない
ここを勘違いすると苦しくなります。
そんな様々な解釈の中に記事を出す時、
全員に理解されよう、全員に好かれよう、
誰も傷つけない文章を書かなくてはならない。
そう考え始めると、
文章は急速に伝わらなくなっていきます。
丸められて、違和感もなくなり、問いが消えて、
最後には、誰の心にも残らない文章になってしまう。
だからと言って、誰かを傷つけろという話でもない。
どこまでいっても、
自分の解釈まで削る必要がないということです。
この視点を持たない人が、結構いたりします。
見え方は、相手が決める
そんな、十人十色の読者がいるSNSで、
創作者にできることは限られています。
丁寧に考え、誠実に書き、自分の言葉に責任を持つ。
そこまでは、誰にでもできること。
ただ、その先でどう受け取るかは、もう読者の領域です。
そこまでコントロールしようとすると創作ではなく、
他人の感情を操作するマインドコントロールになってしまう。
私は、それは違うと思っています。
自分はこう考えました。
あとは、皆さんで自由に解釈してください。
そう言うスタンスで、いいんだと思います。
おわりに
人って、自分が見たいものしか見ていません。
どこまでいっても、それぞれの解釈がある。
だから、誰か一人の感想だけで、
自分を決める必要もありません。
称賛も、批判も、すべて他人の解釈です。
もちろん、耳を傾ける価値はあります。
でも、それがあなたという人間の答えではない。
同じように、あなたもまた、
自分のフィルターを通して世界を見ています。
だから創作者は、
「正しく伝わること」を目指すよりも、
「自分にしか見えなかった景色」を、
誠実に差し出すことの方が大切なんじゃないかと思う。
受け取り方は、人それぞれ。
賛同もあれば、誤解もある。
それでも、自分の解釈を書く。
それでいい。
私は、それが創作だと思っています。
今日も私は、
私にしか見えていない景色を書き続けます。
それが、届く人にだけ届けばいい。
裏表官能小説家 蜜麦苗
解釈とは、突然生まれるものではありません。
自分は何を大切にしているのか。
何に怒り、何に違和感を覚え、何を守りたいのか。
その「核」が見えて初めて、
人は自分だけの解釈を言葉にできるようになります。
私が制作した 核コーディネイトブランディング は、
文章術やブランディングのテクニックではなく、
その核を掘り起こすためのワークです。
「自分らしさが分からない」
「何を書けばいいのか迷う」
「発信に一本の軸を通したい」
そう感じている方には、
一度取り組んでいただきたい内容です。
記事を書くためではなく、自分自身の輪郭を知るために。
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この思考の奥を、感じ取ってくださったのならば、
チップという形で、あなたの意志を示してください。
いただいたものは、そのまま次の検証へ使います。
より深く、より危うい場所まで潜るための酸素として。