「腐草為螢」|初夏の光と、体を潤す旬のトマト
佑木美月です。
本日は、今の季節にぴったりの自然の営みと、体をいたわる旬の食材についてのお話です。
芒種 次候:腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)
期間:6月10日〜6月15日頃
草むらから蛍がそっと灯りをともし、夜の闇を飛び交い始める頃を迎えました。
昔の人は、草が朽ちて蛍になる(生まれ変わる)と考え、この美しい季節を「腐草為螢」と呼びました。なんかロマンティックですよね☺️
わずか数週間の命をつなぐ、蛍の神秘
実は、日本には40種類以上の蛍が生息しており、そのうち約20種類が沖縄に棲んでいると言われています。
蛍の生態を覗いてみると、その儚さと力強さに驚かされます。
命の長さ: 1年近くを幼虫として過ごし、成虫になって生きられるのはわずか1〜2週間ほど。
食事の秘密: 幼虫の時は「カワニナ」を食べて育ちますが、成虫になると水しか飲まないそうです。
減りつつある、美しい日本の原風景
綺麗な水と、光を遮る暗闇がないと生きていけない蛍。
現在、ゲンジボタルはこの50年間で10分の1程度にまで減少していると言われています。
蛍の幻想的な光が見られる地域は、それだけで自然との共存ができている証拠。本当に貴重で、守っていきたい景色ですね。
この時期の旬:トマトで夏バテ予防
そんな初夏に旬を迎えるのが「トマト」です。
一言でトマトと言っても、実は収穫される時期によって特徴が異なります。
・冬春トマト
冬〜初夏気温の低い時期に時間をかけてじっくり育つため、
酸味と甘みのバランスが良く、味が濃くて美味しい!
・夏秋トマト
夏〜秋これからの本格的な夏に向けて収穫される。
やっぱり時間をかけてつくられるものは質が良いものが多いですね🧐
💡 トマトの嬉しい効果
薬膳や健康の視点からも、この時期のトマトは体にとっても優しいメリットがたくさんあります。
・余分な熱をおさめ、夏バテを解消する
・体に潤いを与え、水分補給になる
・消化を促進する
⚠️ 冷たいものの飲みすぎに注意
これからの季節、どうしても冷たい飲み物をとりすぎてしまい、
逆に体調を崩してしまう方も多いのではないでしょうか?
「ちょっと暑いな」「喉が渇いたな」と思ったら、冷たいジュースの代わりに、トマトをパックとつまむ。
そんなひと工夫のほうが、体への負担も少なく優しく潤してくれますよ。
季節の移り変わりを肌で感じながら、旬の食材で体に優しい選択をしていきたいですね。
みなさんも、お近くで蛍の光を探してみたり、美味しいトマトで瑞々しい夏を迎える準備をしてみませんか?
✍️ 自分の「体質」を知るということ
中医学的なセルフケアの第一歩は、まず「今の自分の体質」を正しく知ること。体質は季節の巡りや生活習慣などで日々変化しています。
「私は冷え性だけど、目の充血も気になる…」など、複合的なお悩みや季節の巡りに合わせたケアをお手伝いしたくて、
現在 🔗Meguri - 中医学・薬膳に基づく体質改善アプリを開発しています(無料で3分ほどで診断できます)。
あなたの五臓バランスに合った食材やケア方法が分かりますので、日々の体調管理の伴走者として、ぜひ役立ててみてくださいね!
