自分は弱っちいと思っていたけれど、
毒親の過干渉から逃げたくて結婚したのに、
気づけば相手はマザコンでモラハラ気質の夫だった。
笑ってしまうほど、似たような構図。
結局、また誰かに支配される形を選んでしまっていたんだと思う。
それでも、20年以上。
私は鬱にもならず、依存症にもならず、
ただ淡々と、生き続けてきた。
以前の私は、自分のことを「弱っちい奴」だと思っていた。
泣き虫で、気が小さくて、人の顔色ばかり見て。
だけど、ここまで生き抜いてきた今の自分を見つめると、
むしろ、よくぞここまでやってきたなと感じる。
壊れなかったのは、鈍感だったからじゃない。
きっとどこかで、自分を守る力を手放さなかったから。
心の奥で、静かに粘り強く生き延びようとしていたから。
私は弱くなんかない。
むしろ、相当頑丈だ。
柔らかい皮膚の下に、ちゃんと芯がある。
それを、ようやく信じられるようになってきた。
そしてこれからは、
「耐える」ためじゃなく、「生きる」ために頑丈でありたい。
静けさの中で、少しずつ、自分の時間を取り戻していこうと思う。
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