クリープハイプ「私の歌」でビデオに出演してる小林聡美がよすぎて「菊次郎の夏」を観たくなってしまう
クリープハイプの新曲「私の歌」は、ミュージックビデオが小林聡美主演のなかなか力の入った映像で、夏と少年の物語を背景に曲が流れていく。夏の少年ってイメージは、もはや思い出ホイホイとしか言いようのないべたべたぶりで、いっそ『実松さん』のようにもてあそんでしまいたくもなるんだけど、なんとなく世間に(これが【社会】だと微妙に意味合いが変わる)なじめない少年が、同じように世間との折り合いをつけられないまま生きてきた大人との交流を通じ、なんとなく人生を受け入れていくっての、やっぱりひと夏の物語がお似合いって感じ。ただ、そうなったら『菊次郎の夏』ってマスターピースがあるんだけど、小林聡美はビートたけしと全く異なる雰囲気を醸しつつもしっかりマージナルなライフパスを表現してて、ひとりで作品をもたせられるアクターの存在感を発揮していた。それからミニシアターの館主というか映写技師ってセッティングもよく、これも『ニューシネマパラダイス』というマスターピースをにおわせつつ、よせすぎずふわっと香らせるさじ加減が素晴らしかった。曲もいい感じで、詞もすてきなんだけど、小林聡美に全部持ってかれたのは否定できない。






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