私の人生初ファスティングは小学2年生(笑)
私とファスティングとの出会いは、実は小学生時代なのです。
たぶん小学2年生の頃。
8月15日、終戦記念日の朝に、父が突然こんな宣言をしました。
「今日は晩ご飯まで何も食べない。戦争で食べられなかった人が、どれだけ辛かったかを体験する」
えーーー😱
ごはん、食べられないの?!
8歳の私には、父の思いなんてよくわかりません。(父は昭和12年生まれで戦争を経験している)
わかったのは、
「今日は夕方まで何も食べられない」
ということだけ(笑)
今の私なら、もちろんこんなやり方はおすすめしません。
特に成長期の子どもに、何の準備もなく食事を抜かせるなんて、とんでもない!
でも当時の父も母も、断食やファスティングについて詳しい知識があったわけではありません。
「戦時中は食べるものがなかった。その辛さを少しでも経験してみることが大切だ」
父なりに、子どもたちに何かを伝えたかったのでしょう。
そんなわけで、突然始まった人生初のファスティング。
当然、お腹は空くし、低血糖でしんどくなる。
麦茶を飲んだところで、お腹は満たされない。
そして私はとうとう……
こっそり盗み食いしました(笑)
何を食べたのかまでははっきり覚えていません。
冷蔵庫の中にあった野菜か、おかずの残りを見つからないように一口パクッ。
急いで飲み込んで、その場をしのぎました(笑)
ところが、そのあと。
「おなかすいたーーー!」
と泣いている妹に、父が言ったんです。
「お姉ちゃんを見てごらん。何も言わずに我慢してるじゃないか」
……。
ごめんなさい、お父さん。
お姉ちゃん、さっき食べました🤣
罪悪感まみれで父の言葉を聞いていた記憶は、今でも残っています。
ちなみに大人になってからこの話をしたら、
妹もこっそり食べていたそうです(笑)
姉妹そろって🤣
そんなこんなで、なんとか夕方までたどり着きました。
そして、待ちに待った晩ご飯!
出てきたのは……
カレー🍛
今、ファスティングを学んでいる私からすると、
「ファスティング明けにカレーって!!!」
とツッコミどころ満載です。
母も朝から何も食べていなかったので、きっと料理をするのもしんどかったはず。
だから、一皿で済むカレーになったんだと思います。
でも、空っぽのお腹にいきなりカレーは重かった。
楽しみにしていたはずなのに、少ししか食べられず残してしまいました。
今思えば、なかなか無茶な一日です(笑)
でも、不思議なことに、今の私はこの日のことを嫌な思い出だとは思っていません。
むしろ、ちょこっとズレている父が、なんだか愛おしい。そんなふうに思えるようになりました。
父は父なりに、戦争を知らない私たちに伝えたかったんでしょう。
食べたいときに、食べたいものを食べられる。
それは決して当たり前のことではないんだよ、と。
あの日から40年ほどすぎた頃。
私は改めて「ファスティング」と出会いました。
まさか仕事として人に伝えるようになるなんて、8歳の私はこれっぽっちも考えていなかったはず(笑)
人生って面白い!
そして今、改めて思います。
食べるものがなくて苦しんだ時代がありました。
一方で今の私たちは、
食べるものが溢れていることで、体や心のバランスを崩してしまうこともある時代に生きています。
「食べられない」ことが問題だった時代から、
「何を、どう食べるのか」を自分で選ぶことが必要な時代へ。
8月15日を迎えるたびに、いつも父とのこの思い出がよみがえります。
戦争や平和について考えると同時に、
今日も食べるものがあること。
自分で食べるものを選べること。
そして、誰かと一緒に「おいしいね」と食卓を囲めること。
そんな日常のありがたさもしみじみ感じています。
ですが!!!
小学生に突然ファスティングをさせるのは、絶対に真似しないでくださいね!
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