今、人生で一番死にたくない
大学生に戻り、心理学を学び始めて2ヶ月が経過した。
まだまだ「概要が掴めた」すらも言えない、毛が生えてもない、本当に学び始めの段階でしかないが、今思うことを生々しいまま書き残しておこうと思う。
全ての文章に「⚠️今のところこう思っているだけです」と注釈をつけたい気持ちを抱えながら、いざ!
まさか自分が、こんなに「死にたくない」と思う日が来るなんて思わなかった。理由は他でもない、始めたばかりの心理学の勉強である。
まず、心理学はめちゃくちゃ面白い。
絶望するほどに果てしなく奥が深い。
二ヶ月前よりも一ヶ月前、一ヶ月前よりも今、その絶望は深まっている気がする。「心理学」の範囲の広さも各領域の深さもまぁ酷い。しかもどうせ今私に見えている広さ深さなんてまだまだ序の口なんだろうから、きっとこの先も学べば学ぶほど「こんなにわからないことがあるんだ」と都度悲しくなるんじゃないかという気がする。
それでも、すっっっごく面白い。
目には見えない「人の心」というものの不可解さ、複雑さ、一方での単純さ、たくましさ、頼もしさ、危うさ、その全てが不思議であまりにロマンがある。
知りたいことを全部理解する前に私の寿命がきてしまうんだろうなと思うと、もっともっと後の時代に生まれたかったと考えてしまうほど。
一応働きながらなのでガッツリ机に向かう時間は2〜3時間しか取れない日もあるが、そんな日でも移動中は心理関連のPodcastを聴き、ご飯を食べながら心理関連のYouTubeを見て、シャワーを浴びながら心理学のことを考え、心理学の夢を見る。
(ちなみに摂取してるコンテンツの中には心理学ど真ん中じゃないものもあるが、大体どれも人と人がめっこり対談し答えのない議論を展開するようなものか、科学者のインタビューのどちらか。)
なんて意識の高い!と思うだろうか。
確かに側から見たら意識が高く見えるかもしれない。「頑張っててすごい」とか「大丈夫?」「無理は禁物よ」とか思われるかもしれない。実際言われることもある。
でも全然無理はしていないので大丈夫です。
苦しいけど、超楽しいから。
人間誰しも、いつ何があるかわからないので死ぬ時は死ぬんだろうと思ってきたけど、人生で一番「今は死にたくない」と強く強く思っている。というかもはや、こんなに「死にたくない」と思うのは初めてかもしれない。
「死にたくない」って、私にしてはかなり珍しいことで。
人生に悲観的な子供時代を過ごしてしまったので、「死にたい」「死んだ方がラクなはず」と考えたことは一度や二度じゃないし、実際に試みたことも何度かあった。
生きる👈しんどい
死ぬ👈その瞬間は痛くて苦しいかもしれないけど一瞬我慢すればラクになる可能性がある
と思うと、ラクになる可能性に賭けたくなってしまうことがちょこちょこあったのだ。
でも、ラクにならない可能性もあるんだよな。
難しいね。
加えて厄介なことに、「なんで私ばっかりこんな思いしなきゃいけないんだ」と世界を呪う気持ちも同時にあったので、「このまま死んだら悔しい」とも思っていた。どっちやねん。
結局踏ん切りがつかなくて、その結果まだ生きている。
👇この頃の詳しい話はこちらに書いてます
なんとかこの人間社会の波を乗りこなすスキルがついてきたのか、30代になった今は基本的に平穏で、なんなら楽しい日も増えたので久しく「死にたい」とは思っていないが、「生きたい!」というよりは「事故なり事件なり病気なり、死ぬことになっちゃったらまぁそれは仕方ない」くらいのモチベーションだった。
なのに心理学を学び始めてからは、寝ても覚めても心理学のことを考えていたい!みたいなモードになっていて、これが私を異常なほど生に執着させている。
初学者にはいきなり難しすぎる科目も多々あるのだが、心が折れるどころか「いつかこれを完全理解してこれをベースに物事を考えるのが当たり前になっている自分」を想像してワクワクさえする。
心理学という学問は医療・教育・福祉・産業・司法犯罪などさまざまな領域と連携するので、世の中のあらゆることが今の自分に関係のあることに思えてくる。
世界の見え方がどんどん変わっていきそうな予感がするのだ。
心理学の勉強をきっかけに何かがブーストされている感じもしていて、以前にも増して何かについていちいち「じっくり考えたい!」と思うし、誰かを「丁寧に見つめてこんこんと向き合いたい!」と思う。
答えのない討論をしたい。
ああでもないこうでもない、この情報だとここまでは言える、だとしたらこんな仮説が立てられる、その仮説はこうすれば証明できるんじゃないか?
そんなことをずっと考えていたい。
AIに考えてもらったらいいや、なんて、馬鹿馬鹿しい。
考えるのが一番楽しいんだから。
勢い任せに色々思うところを書いてしまったけど、心理学の勉強があまりに面白いからか「今死にたくないなぁ」とふと思い、そんな自分の変化に気づいてちょっとだけ嬉しくなっていますという話でした。
来月は「もう心理学なんか嫌だ」とか言ってる可能性も全然ありますが、その時々で思うところをそのまま書き残していこうと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
