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子持ちだからサイドFIREは無理。その思い込みが危ない理由


子どもが生まれてから、
「自由に生きたい」という気持ちに
少しフタをするようになった人は少なくないと思います。

独身の頃は興味があったサイドFIREも、
家族を持った瞬間に現実味のない話に見えてしまう。

教育費、住宅ローン、生活費。

守るものが増えるほど、
「そんな余裕はない」と考えるようになるのは自然なことです。

実際、私もそうでした。

サイドFIREという言葉を見るたびに、
「あれは独身の人や高収入の人の話だろう」と勝手に線を引いていました。

でも今振り返ると、
本当に無理だったのはサイドFIREそのものではなく、
自分の中にあったイメージだったのかもしれません。

この記事は、
「子持ちだからサイドFIREは無理」と感じている人に向けた共感記事です。

答えを押しつけるつもりはありません。

ただ、最初から可能性を閉じてしまう前に、
一度だけ立ち止まって考えてみてもいいのではないか。

そんな気持ちで書いています。


子どもが生まれてからサイドFIREを諦めた

子どもが生まれると、
人生の優先順位は大きく変わります。

自分のやりたいことより、
家族の安心を優先するようになる。

それ自体はとても自然な変化です。

だからこそ、
サイドFIREという言葉に対しても
「自分には関係ない」と感じやすくなります。

ここでは、
私自身も含めて多くの人が感じる
「諦めた理由」を整理してみたいと思います。

教育費を考えると怖くなった

子どもが小さいうちは、
まだ実感がないかもしれません。

でも、保育園、習い事、小学校、中学校、高校、大学。

先のことを考え始めると、
お金の話が頭から離れなくなります。

SNSでは教育費のシミュレーションが流れてきます。

「大学までで数千万円」

そんな数字を見るだけで、
胸が少し重くなることもあります。

サイドFIREという言葉を見ても、

「いや、その前に教育費だろう」

そう思ってページを閉じたことが何度もありました。

未来の支出が見えない状態で、
働き方を変えることを考えるのは怖い。

その感覚はとても自然です。

自分の自由より家族を優先するのが当たり前だった

独身の頃は、自分の人生だけ考えればよかった。

でも家族ができると話は変わります。

休日の使い方も変わる。

お金の使い方も変わる。

将来設計も変わる。

気づけば、自分の願望は後回しになっていました。

「もっと自由に働きたい」

そう思っても、

「そんなこと考えている場合じゃない」

と自分で打ち消してしまう。

本当は誰にも否定されていないのに、
自分で自分を止めてしまうことがあります。

サイドFIREなんて独身の人だけの話だと思っていた

投資額が大きい人。

高収入な人。

子どもがいない人。

そんな人たちだけが目指すものだと思っていました。

家族持ちには関係ない。

そう決めつけていたのです。

でも今思えば、
それはサイドFIREの一部分だけを見ていたのかもしれません。

家族を持つと、自分だけの人生設計ではなくなります。
だからこそ「無理だ」と考えてしまうのも自然なことでした。
私も同じように、最初から選択肢から外していました。


無理だと思っていた理由を並べてみた

不安は漠然としていると大きく見えます。

でも、一度紙やメモに書き出してみると、
意外と違う景色が見えてくることがあります。

私が「無理だ」と思っていた理由も、
整理してみると少しずつ正体が見えてきました。

毎月の支出が多すぎる気がしていた

家賃や住宅ローン。

保険。

食費。

通信費。

子どもの費用。

毎月の支出を見ると、

「こんな状態で収入を減らせるわけがない」

と思っていました。

でも実際は、
「今の会社を辞めて収入ゼロになる」という極端な前提で考えていたことに気づいたのです。

サイドFIREは必ずしも収入ゼロではありません。

そこを勘違いしていました。

子どもの将来にお金がかかる不安があった

親になると、
不思議なくらい自分のことより子どものことが気になります。

進学できなかったらどうしよう。

やりたいことを我慢させたらどうしよう。

そんな想像が次々に浮かびます。

だからこそ、少しでもリスクのある選択を避けたくなる。

これは責任感がある人ほど強く感じるかもしれません。

収入を減らす選択は無責任だと思っていた

特に会社員として長く働いていると、

「安定収入=正義」

という感覚が身についています。

もちろん安定は大切です。

ただ、安定だけを追い続けた結果、
心や時間が削られてしまうこともあります。

毎日帰宅が遅い。

子どもが寝た後にしか会えない。

休日も疲れている。

そんな生活を続けることが、
本当に家族にとって最適なのか。

考える余地はあるのかもしれません。

不安を書き出してみると、
実は「今すぐ仕事を辞める前提」で考えていたことに気づきました。
サイドFIREは極端な働き方ではなく、
働き方を調整する選択肢でもあります。


勘違いしていたのは「FIRE」のイメージだった

サイドFIREという言葉に苦手意識を持つ人の多くは、
「FIRE」という部分に引っ張られているのかもしれません。

私もその一人でした。

でもイメージを少し修正しただけで、
見え方はかなり変わりました。

完全リタイアだけが正解だと思っていた

FIREというと、

南国でのんびり暮らす人。

働かずに資産収入だけで生活する人。

そんなイメージがあります。

だから、

「自分には無理だ」

と感じる。

でもそれは極端な一例に過ぎません。

サイドFIREは働きながら自由を増やす考え方だった

実際のサイドFIREは、

生活費の一部を資産収入で補いながら働く考え方です。

フルタイムをやめる。

残業を減らす。

好きな仕事を選びやすくする。

そうした選択肢を持つための考え方でもあります。

「働かない人生」

ではなく、

「働き方を選びやすい人生」

と言ったほうが近いのかもしれません。

家族がいるからこそ相性がいいケースもある

子どもとの時間を増やしたい。

家族との夕食を一緒に取りたい。

学校行事に参加したい。

そう考える人にとっては、
むしろ相性がいい側面もあります。

大切なのは働かないことではなく、
時間とお金のバランスを自分で決められること。

そこに価値を感じる人は少なくありません。

子持ち世帯にとって重要なのは、
「働かないこと」ではなく「選べること」かもしれません。
収入源を複数持つことで、
家族との時間を優先しやすくなる人もいます。


本当に怖かったのはお金ではなかった

数字の不安だと思っていたものが、
実は感情の問題だった。

これは後から気づいたことです。

計算では説明できない怖さが確かにありました。

家族を不幸にしたくない気持ちが強かった

親になると、
自分の失敗が自分だけの問題ではなくなります。

だから慎重になる。

だから怖くなる。

それは愛情の裏返しでもあります。

「もし失敗したら」

という想像が止まらなくなるのです。

失敗したらどうしようという責任感があった

責任感の強い人ほど、

挑戦よりも安全を選びます。

それは決して悪いことではありません。

ただ、その責任感が強すぎると、
自分の可能性まで否定してしまうことがあります。

本来は検討する余地がある選択肢まで、

「絶対無理」

に変えてしまうことがあるのです。

周囲に理解されない不安も抱えていた

職場の同僚。

親。

友人。

周囲の人から、

「なんでそんなことするの?」

と言われそうで怖かった。

会社員として働き続けることが普通の環境では、
違う選択肢を考えるだけで不安になります。

でも人生を生きるのは、自分たち家族です。

周囲の期待と、
自分たちの理想は必ずしも一致しません。

家族持ちのサイドFIREで向き合うのは数字だけではありません。
「どう生きたいか」という価値観の問題でもあります。
そして、その価値観を見失うと、
たとえ自由を手に入れても満足できないことがあります。
そんな落とし穴についてはこの記事で詳しく触れています。



子持ちだから無理ではなく準備の形が違うだけだった

独身と子持ちでは条件が違います。

だから戦略も違う。

それだけの話なのかもしれません。

同じやり方を真似しようとするから苦しくなることがあります。

独身と同じ戦略を目指さなくていい

資産額も違う。

支出も違う。

守るものも違う。

ならば、目指す形も違って当然です。

完全FIREを目標にしなくてもいい。

自由度を少し上げることから始めてもいい。

家族に合ったペースで進めればいい

焦る必要はありません。

投資も、副業も、家計改善も。

家族の状況に合わせながら進めればいい。

SNSを見ると急ぎたくなります。

でも人生は競争ではありません。

家族ごとのペースがあります。

最初から完璧を目指さなくてもいい

最初から答えを出そうとすると苦しくなります。

数年後にどうなっているかなんて、誰にもわかりません。

だからこそ、

少しずつ試してみる。

考えながら修正する。

そのくらいで十分なのかもしれません。

サイドFIREは一気に到達するものではなく、
少しずつ自由度を上げていく考え方でもあります。
だからこそ、自分たち家族に合う形を探していけば十分です。


その先で必要になるのは「どんな働き方を残すか」

サイドFIREを考え始めると、意外と次の悩みが出てきます。

それはお金ではありません。

仕事です。

どんな仕事なら続けたいと思えるのか。

そこが重要になってきます。

収入を完全にゼロにしない安心感

家族がいる場合、収入がある安心感はとても大きいものです。

だからこそ、働き続ける前提のサイドFIREは現実的でもあります。

精神的な余裕にもつながります。

好きな仕事と生活費のバランスを考える

収入だけを追うのか。

やりがいを重視するのか。

時間を優先するのか。

そのバランスは人によって違います。

だからこそ、自分に合う働き方を考える必要があります。

サイドFIRE後の仕事選びで悩む人は多い

実際、多くの人がここで立ち止まります。

何を続けるのか。

どこまで働くのか。

どんな生活をしたいのか。

サイドFIREを目指し始めると、
次に出てくるのは「何の仕事を続けるか」という問題です。
実はここで勘違いしている人も少なくありません。
サイドFIRE向きの仕事について考えたい人は、
この記事も読んでみてください。



まとめ|子持ちだから無理だと思った瞬間に可能性を閉じてしまう

ここまで読んでくださった方の中には、

「自分も最初から無理だと思っていたかもしれない」

と感じた人もいるかもしれません。

家族がいるから不安になるのは当然

守るものがある。

責任がある。

だから慎重になる。

それは決して弱さではありません。

むしろ自然な感情です。

でも不安と不可能は同じではない

不安があることと、

不可能であることは違います。

怖いから無理。

心配だから無理。

そう決めてしまう前に、一度だけ考えてみてもいいのかもしれません。

まずは自分たち家族の形で考えてみよう

独身の誰かと比べる必要はありません。

SNSの成功者と同じになる必要もありません。

必要なのは、

自分たち家族にとって何が大切なのか。

その問いに向き合うことです。

サイドFIREは、正解を目指すものではなく、自分たちなりの自由を探す過程なのかもしれません。

すぐに答えは出ないでしょう。

それでも、「子持ちだから無理」と決めつける前に、一度だけ可能性を残しておく。

その余白が、数年後の選択肢を増やしてくれることもあります。


関連記事

ここまで読んで、「自分も最初から無理だと思い込んでいたかもしれない」と感じた方へ。

次に考えたいのは、サイドFIRE後にどんな働き方を残すのかということです。

「サイドFIRE向きの仕事は『楽な仕事』ではありません」では、
多くの人が誤解している仕事選びの現実について整理しています。

また、「自由になれば幸せになれる」と考えている方は、
「サイドFIREしても幸せになれない人が後悔する理由」もあわせて読むことで、
より現実的な視点を持てるはずです。

もしかすると今のあなたに必要なのは、「無理かどうか」を決めることではなく、

「どんな暮らし方をしたいのか」を少しずつ言葉にしていくことなのかもしれません。

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