女性ですが、その男気に惚れました
昨日、初めてお会いする社労士の女性と飲みました。
共通の知り合いはいるものの、直接お会いするのは初めてです。
彼女は普段、突然誘われても、ほとんど会わないそうです。たとえ相手が同性であっても。
それなのに、なぜ今回は会ってくれたのか。
尋ねてみると、
「直感です」
という答えが返ってきました。
なぜか、「この人なら会う」と思ったそうです。
私がどんな人間なのか、まだほとんど知らないのに、直感で会うことを決めてくれた。
最初から特別扱いをしてもらったようで、少し信じられない気持ちでした。
だからこそ私は、
「私に会おうと思った直感は正しかった」
と、彼女に思ってもらいたくなりました。
といっても、何か特別なことをしたわけではありません。
私は、いつものように話を聞いていただけです。
彼女は普段、人の話を聞く側になることが多いそうです。ところが昨日は、驚くほどたくさん話してくれました。
私は聞くことが自然なので、まったく違和感はありませんでした。
むしろ、彼女が語ってくれる一つひとつの話に、どんどん引き込まれていきました。
なかでも心に残ったのは、仕事に対する姿勢です。
自分を信頼し、ミスをしたときにはフォローしてくれるビジネスパートナーから仕事を頼まれたら、
「絶対に成功させてやる」
という気持ちで、120%の力を注ぐのだそうです。
社労士として独立したばかりのころ、仕事を軌道に乗せるための助言をしてくれた親友の話もしてくださいました。
その親友がいたから、今の自分がある。
もしその人が困っていたら、すべてをなげうってでも助けるだろうと。
私は、そういう熱い話が大好きです。
人から受けた恩を燃料にして、
「その人のために」
という気持ちで、自分の力を燃やす。
恩を返さなければならないという義務感ではありません。
信頼されたことによって心に火がつき、相手のために魂で仕事をする。
その人間味と心意気に、私は圧倒されました。
私は、彼女の男気に惚れました。
お会いした最初から、なぜか空気が合っていました。
波長が合う、と言った方が近いのかもしれません。
普段は聞くことの多い彼女が、私にはたくさん話してくれた。
聞くことが自然な私は、その話に夢中になった。
どちらかが無理に合わせたわけでもないのに、最初から不思議なくらい噛み合っていました。
大人になったら、仲の良い友達を新しく作るのは難しい。
私は、どこかでそう思っていました。
でも昨日、その思い込みがあっさり覆されました。
初めて会ったはずなのに、帰るころには、もうずっと前から知っていたような気がしていました。
昨日、私に仲の良い友達が一人増えました。
こんなにも突然に。
