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人を喜ばせに行ったら、自分の人生があたたかくなった

先日、知り合いのワインレストランのオープン日に足を運びました。

お祝いに持っていったのは、私の大のお気に入りのトリュフ風味のクッキーです。

ものすごく高価なものではありません。

でも、自分が本当においしいと思っているものを、
「おめでとうございます」の気持ちと一緒に手渡したかったのです。

レストランをオープンするというのは、きっと簡単なことではありません。

準備もある。
不安もある。
期待もある。
覚悟もある。

その大切な日に、客として足を運ぶ。

それだけのことかもしれません。

でも、心の中で「応援しています」と思うだけではなく、
実際に行って、食べて、祝う。

その行動に、意味があるのではないかと思いました。

そんなことをきっかけに、最近、幸せについて考えることが増えました。

大げさに言えば、幸せというものは、
「人をどれだけ喜ばせたか」
その総量で決まるのではないか。

そんなふうに感じるようになってきました。

もちろん、これは単に何かをプレゼントするという話ではありません。

その人が頑張ってきたことに対して、こちらが少し動くこと。

バンドでボーカルを担当する仲の良い友達の歌声を聴きに行く予定があります。

舞台に立つというのも、やはり特別なことだと思います。

練習してきた時間がある。
うまく歌いたいという気持ちがある。
聴いてほしいという思いもある。

そこに、観客として足を運ぶ。

ただ聴きに行くだけです。

でも、聴きに来てくれる人がいるというのは、
きっとその人にとって大きい。

そして最近仲良くなった社労士の先生の本についても、読んだ感想をSNSに書いて投稿しようと思っています。

本を出版するというのも、その人の知識や経験や思いを形にする行為です。

本を買う。
読む。
感想を書く。
SNSで発信する。

これも、ひとつひとつは小さな行動かもしれません。

でも、その人が時間をかけて形にしたものに対して、
ちゃんと受け取りました。
心が動きました。
そう伝えることには、意味があると思うのです。

だからこそ、
自分の周りの人や、
自分が大切だと思う人を応援する行動には、
人生を豊かにする力があるのではないかと思うのです。

人を応援するというのは、
心の中で「頑張ってね」と思うだけではなく、
一歩だけ前に出ることなのかもしれません。

行く。
買う。
聴く。
読む。
感想を伝える。
祝福する。

どれも小さな行動です。

でも、その小さな行動の先に、
相手のうれしそうな顔がある。

そして不思議なことに、
人を喜ばせようとして動いたはずなのに、
豊かになっているのは自分のほうだったりします。

ああ、行ってよかった。
渡せてよかった。
聴きに行けてよかった。
読んで、感じたことを伝えられてよかった。

そういう時間が、少しずつ人生の中に積み重なっていく。

今の自分の周りにいる人たちは、
血のつながった家族以外は、かなりの部分が自分の行動の結果なのかもしれません。

誰かに会いに行った。
誰かの話を聴いた。
誰かを応援した。
誰かの頑張りに反応した。

そういう行動の積み重ねが、
今の人間関係をつくっているのではないか。

そう考えると、人生の豊かさは、
どこかから偶然降ってくるものではないのかもしれません。

起点は、自分の行動にある。

誰かの頑張りを見つけたとき、
誰かの大切な日を知ったとき、
「応援しています」と言葉で伝えるだけでなく、
できる範囲で少し動いてみる。

それだけで、人生は少しずつあたたかいものになっていくのかもしれません。

最近、そんなことを強く感じています。

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