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寄り道 #027 御茶ノ水、秋葉原 - 聖橋の絶景と神田万世橋を巡る夕暮れ散歩 -

趣味のウォーキングの励みになるかと思い立ち、通勤ログを始めてみます。
無理のないペースで。
〇場所 
 御茶ノ水、秋葉原
〇歩行ルート 
 御茶ノ水駅から、中央線を下り、秋葉原方面へ
   夕暮れの寄り道、日常を少しだけ抜け出す散歩
 忙しい毎日の中で、見落としがちな景色を、少しずつ残していきたい。

歩行ルート

仕事終わりの夕暮れ時。いつもなら足早に帰路につくところを、今日はほんの少しだけ日常から抜け出したくなって、普段とは違う駅で電車を降りてみた。

御茶ノ水駅 聖橋口

御茶ノ水駅、聖橋(ひじりばし)口。 改札を抜けて橋の上に立つと、眼下には東京を代表する鉄道風景が広がっている。

夕暮れ前の神田川。
そこを縫うように、地上へと顔を出した赤い丸ノ内線と、高架を走るオレンジの中央線がふと交差する瞬間を目撃した。
丸の内線は地下鉄のはずが、ここでは地上に姿を現します。

幾筋ものレールが立体的に交わるその光景は、まるで都市の動脈のようで、しばらく時間を忘れて眺めていた。

数名の撮り鉄が、カメラをかまえていた。

聖橋から少し歩くと、木々の間からビザンティン様式の荘厳なドーム屋根が見えてくる。ニコライ堂だ。夕闇が迫る空を背景に浮かび上がるそのシルエットには、どこか異国情緒が漂っている。

明治24(1891)年に成聖された日本初の本格的ビザンティン様式教会(国の重要文化財)。巨匠ジョサイア・コンドルが携わった美しいドーム屋根は必見。

そこから線路沿いのゆるやかな坂を下り、万世橋方面へと向かって歩を進める。 少しひんやりとした夕風が心地よく、遠くから聞こえる電車の走行音が、街のBGMのように優しく響く。

坂を下りきった先に見えてきたのは、「マーチエキュート神田万世橋」。
旧万世橋駅の跡地を利用した不思議な建物だ。
明治時代から続く重厚な赤レンガのアーチがそのまま残されている。歴史の重みとモダンなデザインが見事に融合した空間は、まるでタイムスリップしたかのような感覚にさせてくれる。

マーチエキュート神田万世橋:明治45(1912)年に開業した、辰野金吾設計の赤レンガ造りの大ターミナル「旧万世橋駅」の遺構を再生した商業施設
この扉を潜ってみる
広い空間が広がっていた
ものが何もない。理由があるのか?
当時の煉瓦をそのままにリノベーション

ライトアップされたレンガの壁面は、夕暮れの空に温かく映えていた。

神田川を望むデッキ
常陸野ネストビールのお店
万世橋側の入り口、こちらが正面入り口のようです

そのまま万世橋のたもとへ。

神田川にかかるこの橋の上に立ち、川の水面と旧万世橋駅跡地の並びを見渡す。
水面に揺れる街の灯りと、時を止めたような赤レンガの風景。
行き交う人々のシルエットも相まって、胸の奥がキュッとなるような、たまらなくノスタルジックな感情が込み上げてくる。

万世橋

遠くに見える秋葉原のビル群が混ざり合うノスタルジックな絶景

しかし、ノスタルジーに浸る時間はここまで。 橋を渡りきると、目の前には一気に別の世界が広がる。秋葉原だ。

夕方の街には、色とりどりのネオンが瞬き始めている。
電気街の喧騒の中を歩いていると、「めいどりーみん」の看板の前で、フリルのついた可愛らしいメイド服に身を包んだ女の子たちが元気よく呼び込みをしている姿が見えた。

御茶ノ水での静寂と秋葉原のポップでエネルギッシュな空気。この極端なコントラストこそが、東京という街の面白さなのかもしれない。

にぎやかな通りを抜け、煌々と明かりが灯る秋葉原駅へ到着した。 たった30分ほどの短い寄り道だったけれど、頭の中はすっかりリセットされていた。

仕事で少し疲れた日や、頭をからっぽにしてリセットしたい日の夕方。
あなたも今日の帰り道、いつもより手前の駅で降りて、小さな旅に出かけてみませんか?

最後までお読みいただきありがとうございます。
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