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スラックライン入門|スキーヤーの体幹・バランス力を鍛えるオフトレ術


皆様、こんにちは。

今回は、私がトレーニングとして取り入れている
「スラックライン」
についてです。

スキートレーニングだけではなく体幹や脚力アップ、
なによりバランスが良くなります。
ぜひ最後まで読んでみてください。



スラックラインがスキーのバランスを変えた

6月に入り、気温が上がって夏日も増えてきました。スキーシーズンが終わり、オフトレをどうしようか考えている方も多いのではないでしょうか。

そんな方に、今回ぜひ試してほしいトレーニングがあります。スラックラインです。

バラエティ番組などで見かけることはあっても、実際に自分でやっている人はまだ少ない印象です。
私自身、体幹とバランスを主な目的として取り組んでいますが、続けるうちにスキーでの左右バランスが明らかに改善され、技術向上にも直結しました。

この記事では、スラックラインの基本的なやり方を順を追って説明しながら、スキーのオフトレとしてどう活用できるかをお伝えします。


そもそもスラックラインとは?

スラックラインとは、2本の木や支柱の間にベルト状のラインを張り、その上でバランスをとって歩いたり技を行ったりするアクティビティです。

今回は木でなく
鉄の杭に縛りつけています。

綱渡りに似ていますが、使うのは幅5cm前後のナイロンベルト。地面からの高さは低めに設定するため、初心者でも安全に取り組めます。道具もセットで購入できるものが多く、公園の木があれば手軽に始められるのが魅力です。

これで、7メートルの長さです

スキーとの関連でいえば、片足での荷重感覚、左右への微妙な重心移動、体幹を使ったバランス保持など、ゲレンデで必要な動きとほぼ同じ要素が詰まっています。オフシーズンにスキーの感覚を維持するという意味でも、非常に相性のよいトレーニングとなります。

【Step 1】まず「立つ」ことから始める

歩こうとするのはまだ早い

スラックラインを初めてやる方の多くが、いきなりラインの上を歩こうとします。気持ちはわかりますが、いきなり歩くことはほとんどの方ができません。

最初にやるべきことはシンプルで、ライン上で片足立ちをして長く立っていることです。
私も始めたときは、5秒も立っていられませんでした。

肘を顔の横にセットします

目線が姿勢を決める

片足で立つとき、最初に意識してほしいのが目線です。

下を見ない。ラインを目で追わない。
なぜなら目線が下だと腰が引けます。
ラインを見るとラインは揺れるので、一緒に揺れてしまいます。

視線を前に向けて、スラックラインを結びつけている木など、動かない目標を一点見ることが重要です。

目線が定まらないと、姿勢が崩れてそのままラインから落ちます。逆に言えば、目線さえ安定すれば、身体はある程度勝手に軸を作ろうとします。
スキーで「谷側を見て」と言われるのと同じ理屈です。

テナガザルの腕で揺れをコントロールする

次に意識するのが腕の使い方

綱渡りのプレイヤーが長い棒を持つのを見たことがあるかと思います。あれは横方向の揺れを棒の重さで抑えるためです。スラックラインでは棒の代わりに自分の腕を使います。

具体的には、両手を頭の上まで上げ、肘を顔の横に置いて構えます。イメージはテナガザルです。肘を高く保ったまま、左右の揺れに合わせて腕全体でバランスをとっていきます。この腕の位置が決まると、身体の揺れる量が驚くほど小さくなります。

10秒を目標に立ち続ける

目線・腕の構えが整ったら、実際にラインに乗ってみましょう。

最初の目標は10秒間、片足で立ち続けることです。10秒をクリアできたら、少しずつ時間を伸ばして30秒をクリア出来れば一人前です。

両足で30秒立てるようになることを、目標としましょう。左右どちらでもスムーズに立てるようになったときこそ、はじめて「歩く」フェーズへ進むサインです。

ラインの上で長く立てるように
なりましょう
右が出来たら左足も

【Step 2】歩き始める前に知っておきたいこと

「落ちる」前提で進む

歩き始めると、最初は2〜3歩で地面に落ちます。これは普通のことなので、焦らずゆっくりやっていきましょう。

落ちそうだと感じたとき、多くの人は慌てて両足でなんとかしようとします。でもそれは逆効果なので、落ちそうになったら片足立ちに戻り、バランスを整えてから次の足を前に出しましょう。

前に出した足でしっかりラインに乗ったら、また次の足をゆっくり前に出す。この繰り返しが歩行の基本になります。

歩けるように頑張って
練習してみてください。

少しずつ距離を伸ばしていく

最初は数歩でも十分です。落ちても立ち上がって、またラインに乗る。これを繰り返すうちに、自然と身体が揺れの感覚を覚えていきます。

私も歩けるようになったのは、片足立ちを覚えてゆっくりと入れ替えが出来るようになってからです。
二週間は地道に練習を重ねてください。

連続で練習をすると、体幹周りや脚にバランスのための筋力がついてきます。「できない」のは才能の問題ではなく、単純に身体がまだ慣れていないだけです。
必ず持続すれば出来るようになります。

最初は怖くて当然、サポートを借りよう

ラインの上に立つこと自体が怖い、という方も少なくありません。私も最初はそうでした。

そういうときは、無理に一人でやらず、誰かに手を取ってもらいながら練習するのが一番です。特に小さいお子さんは、気をつけてもらうと良いです。

手を借りるだけで恐怖感は大きく減り、身体が感覚を覚えるスピードも上がります。慣れてきたら少しずつサポートを外していけば良いのです。焦る必要はありません。

スキーヤーがスラックラインをやるべき理由

改めて整理すると、スラックラインはスキーのオフトレとして次の要素を鍛えられます。

片足荷重の感覚:ターン中の外足荷重に直結する

左右バランスの均等化:利き足・苦手足の差を縮められる

体幹の反射的な安定:意識しなくても軸をつくる力が養われる

目線のコントロール:視線と姿勢の連動を体で理解できる

私自身、スラックラインを続けたことでスキーの左右バランスが改善されました。特に苦手だった左ターンの安定感が増したのは、ラインの上で左右均等に立つ練習を積んだ結果だと感じています。
ともかく、オススメです。

まとめ|今夏の一本はスラックラインで決まり

スラックラインは、道具さえあれば公園ですぐに始められるシンプルなトレーニングです。派手な動きは一切不要で、「ただ立つ」「ただ歩く」だけで十分にスキーに必要な感覚が鍛えられます。

今回は立つこと・歩くことの基本を解説しました。
次回、スラックライン記事の投稿内容は

①後ろ歩き

②ライン上でのトリック(技)

など楽しい内容をお伝えする予定です。

今夏のオフトレに、ぜひスラックラインを取り入れてみてください。

最後に

もし道具選びで迷う方は、参考までに。
スラックラインラインは安い物から高い物まであります。私がオススメするのは、ギボン社のスラックラインです。
何が違うかと言いますと、荷締めの金具(通称ガッチャ)の強度が違います。しっかり締まるので、練習中に外れる事なく安心できます。
下記にアクセスしていただければ、私がオススメするスラックラインをご購入いただけます。


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