6月にコートを買った。だから利益が出る。
今日、セカンドストリートでコートを買った。
外は30度近い。
半袖の人ばかりだった。
そんな日に、僕はチェスターコートを抱えてレジに並んでいた。
たぶん周りから見たら、少し変な人だったと思う。
でも、利益が出る商品は案外こういう時に見つかる。
今日はそんな話です。
誰も見向きもしない季節に、価値は安くなる
セカンドストリートに行くと、秋冬物が軒並み値下げされていた。
当然といえば当然だ。
今コートを探している人はほとんどいない。
店側も在庫を減らしたい。
需要がないから価格が下がる。
中古アパレルの世界ではよくある光景だ。
でも、そこでいつも思うことがある。
「今売れない」と「価値がない」は、まったく別の話だということ。
売れないから安い。
ただそれだけの理由で値段が下がっている商品は意外と多い。
手に取ったのはナノ・ユニバースのチェスターコート
今回買ったのはナノ・ユニバースのチェスターコートだった。

グレーの落ち着いたカラー。
細すぎず太すぎない、きれいなチェスターシルエット。
チェスターコートは秋冬アパレルの定番中の定番だ。
流行が大きく変わっても需要がゼロになることは少ない。
毎年一定数の人が探している。
そして今回気になったのは、見た目だけではなかった。
内側のタグを見ると、THERMOLITE®︎(サーモライト)が使われていた。
軽くて薄いのに暖かい高機能素材だ。
アウトドアウェアなどにも採用されることが多く、機能面では評価が高い。
チェスターコートにこの素材を組み合わせているのは個人的にかなり好印象だった。
定番シルエット。
機能素材。
知名度のあるブランド。
十分な条件が揃っていた。
そして何より、その商品が50%オフになっていた。
気になる値段は

経験上、秋冬シーズンに入れば
2.5倍〜3倍前後で売れる可能性が高いと見ている。
もちろん予言ではない。
根拠がある。
同じ商品でも、季節によって落札価格は大きく変わる。
6月と11月では別の商品かと思うほど差が出ることもある。
だから僕は商品だけでなく季節も見ている。
何を買うかだけではなく、いつ買うか。
その視点が利益を左右することは少なくない。
これがアパレル投資の正体だと思う
「アパレル投資」という言葉は少し大げさかもしれない。
でも仕組みとしては近い。
安く仕入れて、価値が評価されるタイミングで売る。
やっていることはとてもシンプルだ。
株も不動産も詳しくない。
でも、
みんなが欲しがる時に買うのではなく、
みんなが見向きもしない時に買う。
その考え方は共通している気がする。
特別なスキルではない
ひとつ正直に言うと、これは特別な才能ではないと思っている。
「秋冬物は夏に安くなる」
言葉にすると当たり前だ。
誰でも知っている。
でも実際に6月にコートを手に取れる人は意外と少ない。
頭ではわかっていても、季節感に引っ張られる。
今暑いから夏物を見る。
冬になったら冬物を見る。
それが普通だ。
だからこそ、その少し外側に利益が落ちていることがある。
最後に
物販を始めた頃の僕は、
「何が売れるか」
ばかり考えていた。
でも今は少し違う。
「いつ買うか」
の方が大事だと思う場面が増えた。
今回のコートが秋に思った通り売れるかは、まだわからない。
未来のことだから。
でも少なくとも、
誰も見向きもしない季節に価値を探しに行く。
その行動は無駄にならないと思っている。
利益が出るかどうかよりも、
そういう視点を持てたことの方が、案外大きな収穫なのかもしれない。
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