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リラックスも集䞭も深たる名画を《聎く》ずいう新䜓隓。『響きの矎術通 — 西掋名画十景』䞉郚䜜をプロデュヌスしたした。

西掋名画を「聎く」ずいう新しいリラクれヌション。

矎術通で名画の前に立぀ずき、私たちは絵を「芋おいる」だけではないのかもしれたせん。
芖線が止たり、呌吞が少し深くなり、頭の䞭の雑音が静たっおいく。
色圩、構図、光、䜙癜、人物の衚情、遠くの颚景。
それらを芋぀めおいるうちに、心の䞭では、蚀葉になる前の音楜のようなものがゆっくり鳎り始めたす。
その感芚を、本圓に音楜ずしお圢にできないだろうか。
そんな思いからプロデュヌスしおきたのが、CDアルバム䞉郚䜜 『響きの矎術通 — 西掋名画十景』 です。
ありがたいこずに、シリヌズⅠ、シリヌズⅡ、そしお完結線ずなるシリヌズⅢたで、奜調に聎いおいただいおいたす。
この䞉郚䜜は、いわゆるクラシック名曲集でも、単なるヒヌリングBGMでもありたせん。
西掋矎術史に残る名画30䜜品からむンスピレヌションを受け、
「名画を聎く」
ずいう䜓隓を目指した、たったく新しいリラクれヌション音楜集です。



シリヌズⅠ第䞀集

絵画から生たれた、蚀葉のない音楜

『響きの矎術通』の倧きな特城は、すべおの楜曲が 歌詞のないむンストゥルメンタル であるこずです。
声も、歌詞も、ナレヌションもありたせん。
なぜなら、この音楜で倧切にしたかったのは、説明ではなく、䜙癜だからです。
たずえば、ダ・ノィンチ《モナ・リザ》なら、謎めいた埮笑そのものを旋埋にする。
ゎッホ《星月倜》なら、枊巻く倜空の動きをピアノや匊楜の反埩に倉える。
フェルメヌル《真珠の耳食りの少女》なら、振り返る䞀瞬の芖線を、短く忘れがたいモチヌフにする。
名画には、それぞれ固有の「静けさ」がありたす。
その静けさを壊さないように、しかし、聎き手の心には深く残るように。
ピアノ、ノァむオリン、チェロ、ハヌプ、朚管、匊楜、チェレスタなどを䞭心に、
それぞれの絵に最もふさわしい音色を遞びながら、䞀曲䞀曲を蚭蚈しおいたす。


リラックスず集䞭は、実は同時に起こりうる

この楜曲集で目指しおいるのは、ただ眠くなる音楜ではありたせん。
もちろん、リラックスしたい倜にも合いたす。
読曞の時間、入济埌、眠る前、静かに気持ちを敎えたいずきにもよく合いたす。
けれど、それだけではありたせん。
䜜業䞭、執筆䞭、勉匷䞭、考えごずをしたいずきにも、この音楜は䞍思議ず銎染みたす。
理由はシンプルです。
歌詞がないので、蚀葉の思考を邪魔しにくい。
過床なビヌトがないので、神経を匷く刺激しすぎない。
䞀方で、ただ薄い環境音ではなく、各曲には蚘憶に残る䞻題がありたす。
぀たり、心は萜ち着く。
でも、意識はがやけない。
この 「リラックスしながら、集䞭しやすい」 ずいう状態こそ、『響きの矎術通』が目指しおいる新しい音楜䜓隓です。


シリヌズⅠ名画ぞの扉を開く

シリヌズⅠ 『響きの矎術通 — 西掋名画十景』 は、この「聎く矎術通」の入口です。
収録されおいるのは、誰もが䞀床は芋たこずのあるような、西掋矎術史を代衚する名画たち。
《モナ・リザ》
《星月倜》
《最埌の晩逐》
《叫び》
《真珠の耳食りの少女》
《アダムの創造》
《ノィヌナスの誕生》
《ひたわり》
《ゲルニカ》
《蚘憶の固執》
この第䞀集では、名画の圧倒的な象城性を音楜に倉えおいたす。
《モナ・リザ》では、静かなピアノずノァむオリンが、答えを明かさない埮笑を描きたす。
《星月倜》では、円環的なオスティナヌトが、倜空の枊ずなっお回り続けたす。
《叫び》では、恐怖そのものではなく、「䞍安が矎に倉わる瞬間」を音にしおいたす。
《ゲルニカ》では、戊争を食るのではなく、悲しみを蚘憶ず祈りぞ倉える反戊の響きを目指したした。
シリヌズⅠは、いわば名画の扉を䞀枚ず぀開いおいくアルバムです。
初めお聎く方には、たずこの䞀枚から入っおいただくのが䞀番自然かもしれたせん。



シリヌズⅡ第二集

シリヌズⅡ光、芖線、寓意の回廊ぞ

シリヌズⅡ 『響きの矎術通 — 西掋名画十景 第二集』 では、第䞀集よりさらに深く、絵画の内偎にある「芖線」「光」「寓意」「象城」ぞ入っおいきたす。
《接吻》
《ラス・メニヌナス》
《倜譊》
《睡蓮》
《印象・日の出》
《民衆を導く自由の女神》
《アメリカン・ゎシック》
《アテネの孊堂》
《アルノルフィヌニ倫劻像》
《快楜の園》
クリムト《接吻》では、ノァむオリンずチェロが恋人同士のように近づき、黄金の抱擁を描きたす。
ベラスケス《ラス・メニヌナス》では、「誰が誰を芋おいるのか」ずいう芖線の迷宮を、ピアノ、チェンバロ、匊楜、チェレスタで衚珟しおいたす。
レンブラント《倜譊》では、闇の䞭から人物たちが黄金の光ぞ歩み出したす。
モネ《睡蓮》ず《印象・日の出》では、茪郭が溶けおいく氎面、霧、光を、印象掟的な音の粒で描いおいたす。
そしお、ボス《快楜の園》では、楜園、欲望、地獄がひず぀の幻想的な䞉連画ずしお響きたす。
シリヌズⅡは、聎いおいるうちに矎術通の奥ぞ進んでいくような䞀枚です。
ただ矎しいだけではなく、どこか謎めいおいお、䜕床聎いおも違う现郚が芋えおきたす。


シリヌズⅢ近代の孀独、厇高、そしお沈黙ぞ

そしお、シリヌズⅢ。
䞉郚䜜の完結線です。



シリヌズⅢ第䞉集

シリヌズⅢ 『響きの矎術通 — 西掋名画十景 第䞉集』 では、近代の孀独、歎史の痛み、ロマン䞻矩的な厇高、そしお静かな官胜ぞず歩みを進めたす。
《ナむトホヌクス》
《グランド・ゞャット島の日曜日の午埌》
《1808幎5月3日》
《雲海の䞊の旅人》
《メデュヌズ号の筏》
《アノィニョンの嚘たち》
《草䞊の昌食》
《むメヌゞの裏切り》
《ホむッスラヌの母》
《ぶらんこ》
ホッパヌ《ナむトホヌクス》は、深倜のダむナヌに挂う、近くにいるのに届かない孀独。
スヌラ《グランド・ゞャット島の日曜日の午埌》は、無数の点が集たっお䞖界を圢づくる、明るくも䞍思議な午埌。
ゎダ《1808幎5月3日》は、暎力の盎前に浮かび䞊がる人間の尊厳。
フリヌドリヒ《雲海の䞊の旅人》は、倖の颚景がそのたた内面の颚景になる厇高。
ゞェリコヌ《メデュヌズ号の筏》は、絶望の䞭でなお氎平線ぞ䌞ばされる垌望。
さらに、ピカ゜《アノィニョンの嚘たち》では、叀い絵画空間が厩壊し、新しい矎が生たれる瞬間を、角匵った珟代クラシックずしお衚珟しおいたす。
マネ《草䞊の昌食》では、鑑賞者をたっすぐ芋返す芖線を音楜にしたした。
マグリット《むメヌゞの裏切り》では、「これはパむプではない」ずいう芖芚ず蚀葉の矛盟を、クラリネットずピアノの知的な宀内楜ぞ倉換しおいたす。
ホむッスラヌ《ホむッスラヌの母》では、感情を説明せず、沈黙の䞭に愛情を眮きたした。
フラゎナヌル《ぶらんこ》では、ロココ庭園の光、秘密、戯れ、官胜を、軜やかな匊楜ずハヌプで描いおいたす。
シリヌズⅢは、䞉郚䜜の䞭でもっずも内省的で、同時にもっずも倚圩です。
倜の郜䌚、光の午埌、歎史の傷、雲海、海難、近代の断裂、哲孊的なパラドックス、母の沈黙、庭園の戯れ。
どれも違う絵なのに、共通しおいるのは、
「芋぀めるこずで心が静かになる」
ずいう感芚です。


なぜ、名画はリラクれヌション音楜になるのか

私はこのシリヌズを䜜りながら、あらためお感じたした。
名画には、リラクれヌションに必芁な芁玠がすでにありたす。
構図による安定。
色圩による呌吞。
䜙癜による静けさ。
芖線による集䞭。
象城による深み。
矎術通で名画を眺めおいるず、自然に呌吞が敎うこずがありたす。
䜜品の前に立ち止たり、少しだけ日垞から離れる。
その瞬間、頭の䞭の散らかった思考が、ゆっくり敎理されおいく。
『響きの矎術通』は、その䜓隓を音楜ずしお再珟したいずいう詊みです。
ただ癒やすだけではなく、思考を柄たせる。
ただ集䞭させるだけではなく、心を柔らかくする。
ただ矎しいだけではなく、䜕床も戻りたくなる。
そのために、各曲には「繰り返し聎きたくなる䞻題」を眮きたした。
同じモチヌフが少しず぀姿を倉えお戻っおくる。
たるで同じ絵を芋おいるのに、芋るたびに違う衚情を発芋するように。
これは、䜜業のための音楜でもあり、䌑息のための音楜でもありたす。
集䞭したいずきにも、気持ちをほどきたいずきにも、静かに寄り添う音楜です。


こんな時間に聎いおほしい

朝、ただ頭が完党に動き出しおいないずきには、《印象・日の出》や《睡蓮》。
光ず氎の音が、ゆっくり䞀日を始める助けになりたす。
倜、静かに読曞したいずきには、《ナむトホヌクス》や《モナ・リザ》。
蚀葉のない旋埋が、ペヌゞの䜙癜を邪魔せず、むしろ深めおくれたす。
集䞭しお䜜業したいずきには、《アテネの孊堂》や《グランド・ゞャット島の日曜日の午埌》。
秩序ある反埩ず明るい構図感が、思考のリズムを敎えおくれたす。
気持ちを萜ち着けたいずきには、《ホむッスラヌの母》や《真珠の耳食りの少女》。
静かな呌吞のような音が、心の速床をゆっくり䞋げおくれたす。
創造的な刺激がほしいずきには、《星月倜》《蚘憶の固執》《アノィニョンの嚘たち》。
少し䞍思議で、少し尖った音の䞖界が、想像力の扉を開いおくれたす。
そしお、心の奥にある匷い感情ず向き合いたいずきには、《ゲルニカ》《1808幎5月3日》《メデュヌズ号の筏》。
痛みをただ暗く描くのではなく、蚘憶、尊厳、祈りぞ倉えおいく音楜です。


たずは、䞀枚の絵から聎いおみおください

䞉郚䜜、党30曲。
そう聞くず、少し倧きな䜜品に感じるかもしれたせん。
でも、最初は䞀曲だけで倧䞈倫です。
奜きな絵から遞んでみおください。
《モナ・リザ》でも、《星月倜》でも、《接吻》でも、《ナむトホヌクス》でも。
あるいは、今の気分に近い絵を遞んでみおください。
孀独なら《ナむトホヌクス》。
静けさなら《睡蓮》。
知的な集䞭なら《アテネの孊堂》。
やさしい䜙韻なら《ホむッスラヌの母》。
矎しい䞍安なら《蚘憶の固執》。
深い感情の浄化なら《ゲルニカ》や《1808幎5月3日》。
絵を知っおいる人は、その絵を思い浮かべながら。
絵を知らない人は、音だけを聎いおから、あずで絵を芋おみるのもおすすめです。
音楜を聎いおから絵を芋るず、色が少し違っお芋える。
絵を芋おから音楜を聎くず、旋埋が少し違っお聎こえる。
その埀埩こそが、このシリヌズの楜しみ方だず思っおいたす。


絵画は、壁を離れお、時間の䞭で呌吞する

『響きの矎術通 — 西掋名画十景』䞉郚䜜は、名画ぞのオマヌゞュであるず同時に、リラクれヌション音楜ぞの新しい提案でもありたす。
癒やしの音楜は、ただ薄く流れるだけでなくおもいい。
集䞭の音楜は、無機質なルヌプだけでなくおもいい。
矎しい絵画のように、
静かで、深く、䜕床でも眺めたくなる音楜があっおもいい。
この䞉郚䜜では、西掋名画のむンスピレヌションをもずに、リラックスず集䞭が同時に高たるような音楜䜓隓を目指したした。
もちろん感じ方は人それぞれですが、少なくずも私は、この音楜を聎く時間に、日垞の䞭の小さな矎術通のような堎所を䜜りたかったのです。
スマヌトフォンを眮く。
深呌吞する。
䞀枚の名画を思い浮かべる。
そしお、音の䞭ぞ入っおいく。
もし最近、少し疲れおいるなら。
もし集䞭したいのに、心が散らばっおいるなら。
もし矎術通に行きたいけれど、なかなか時間が取れないなら。
ぜひ䞀床、『響きの矎術通 — 西掋名画十景』 を聎いおみおください。
そこには、絵画が静かに呌吞しおいる音がありたす。
そしおその音は、あなたの郚屋を、ほんの少しだけ矎術通に倉えおくれるかもしれたせん。


収録シリヌズ
シリヌズⅠ
《響きの矎術通 — 西掋名画十景》
“Gallery of Sound: Ten Masterpieces in Music”
シリヌズⅡ
《響きの矎術通 — 西掋名画十景 第二集》
“Gallery of Sound: Ten Masterpieces in Music — Volume II”
シリヌズⅢ
《響きの矎術通 — 西掋名画十景 第䞉集》
“Gallery of Sound: Ten Masterpieces in Music — Volume III”


いいなず思ったら応揎しよう