見出し画像

【独自理論・仮説】30歳前後の働き方がその後の仕事観の基礎を作る

ほとんどの会社には企業理念というものがあると思います。
私が若い頃に勤めていた会社には、
「良き市民であり勇気をもった開拓者であれ」
という企業理念がありました。

「勇気をもった開拓者であれ」は、なんとなくわかります。
新しいことに挑戦する。
前例にとらわれない。
自分で道を切り開く。
そういう意味だろうと理解していました。

一方で、「良き市民」とは何なのか。
当時の私は、なかなか理解できませんでした。

当時の社長がわかりやすく別の言葉で言い換えてくれました。
「お天道様に恥じない行動をしてください」
「あなたの仕事、家族に誇れますか?という観点で考えてください」

30歳前後になると、ある程度仕事を任されるようになります。
「事業構造はどうなっているのか」
「生み出している価値は何なのか」
「どういう未来を目指すべきなのか」
という視座で物事を考え始めます。

そうした時期に、「お天道様に恥じない」「家族に誇れる」観点で選択肢を選ぶ思考が固まってきました。
この考えが大前提にあると、コンプライアンス遵守は必須項目となります。
そのため、法令違反・ルール違反に対して人一倍気を払う思考が固まっていきました。
会社を離れてかなりの時間が経過しても根底にある価値観はあまり変わっていません。

仕事への向き合い方は、30歳前後の働き方によって、その後かなり大きく形づくられるのではないかと思っています。
その時期は、仕事に対して虚無感が生じたり、何のために働いているのか迷いが生じやすい時期でもあります。
しかし同時に、自分の仕事観が形づくられる、とても多感な時期でもあります。
会社の企業理念に心から共鳴できなかったとしても、それがモラルや心情的に絶対に許せないものでないのなら、一度は真剣に向き合ってみてもよいのではないかと思います。
そこで得たものは、その後の人生における、かけがえのない糧になるかもしれません。

いいなと思ったら応援しよう!