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住宅ローン、変動と固定どっちが得なの?【2026年5月最新】

私は変動金利を選んだ。
神奈川に家を買ったとき、正直かなり悩んだ。FPとして金利の知識はある。でも自分のお金となると話は別で、「固定の方が安心じゃないか」という気持ちもあった。
それでも最終的に変動を選んだ理由を、今日は最新の数字と一緒に話す。

2026年5月現在の金利はどうなっているか

まず現状を把握しておく。

2026年5月現在、メガバンクとネット銀行の変動金利は0.9〜1.1%台が相場となっている。一方、10年固定金利はおおよそ2.6〜3.1%台が相場だ。
フラット35は2.71%と大幅に上昇している。
つまり**変動と固定の金利差は現在約1.6〜2.0%**ある。これが今回の話の核心だ。

数字で比較する

借入3,000万円・35年返済で比較してみる。

変動金利(年1.0%)の場合
月々の返済額:約8.5万円
総返済額:約3,560万円
固定金利(年2.8%)の場合
月々の返済額:約11.1万円
総返済額:約4,660万円
差額:約1,100万円
金利が変わらないという前提であれば、変動の方が1,100万円安く済む計算だ。
※あくまでシミュレーションであり、金利は変動する場合があります。

ただし重要な注意点がある

2024年以降の日銀の追加利上げに伴い、短期プライムレートや基準金利が段階的に引き上げられてきた。
つまり変動金利はすでに上昇トレンドに入っている。
変動・固定の金利差は年1.63%なので、「変動金利が年1.63%以上上昇し、それが35年間続くのであれば固定金利を使う方が有利」ということになる。
これが固定派の言い分だ。安心感にお金を払っている、と言い換えてもいい。

それでも私が変動を選んだ理由

① 今の金利差がまだ大きい
変動1.0%と固定2.8%では1.8%の差がある。この差が縮まるまでの期間、変動の方が確実に安く払える。その間に浮いたお金をNISAやiDeCoに回せる。
② 繰り上げ返済という選択肢がある
金利が上がってきたら、手元資金で繰り上げ返済して元本を減らすことができる。変動は柔軟に対応できる余地がある。
③ 5年ルール・125%ルールがある
金利の急激な変動で住宅ローン利用者が困ることのないよう、返済額を5年間据え置く「5年ルール」、月々の返済が25%以上増えないようにする「125%ルール」を設定している金融機関も多い。
急に家計が破綻するリスクは一定程度抑えられている。

変動が向いている人・固定が向いている人

まとめ

変動か固定かは、最終的にはライフスタイルとリスク許容度の問題だ。数字だけで判断できるものではない。
ただFPとして言えるのは、今の金利差を考えると変動の優位性はまだあるということ。その上でリスクをどう管理するかを考えるのが正しい順番だ。
焼肉屋時代、仕入れの判断は「今の相場」と「将来の見通し」を両方見て決めていた。住宅ローンも同じだ。目の前の数字と将来のリスク、両方を見て判断してほしい。

次回:元利均等と元金均等、どっちが得なのか

FP店長|神奈川在住|4人家族|元焼肉屋店長|金融歴5年

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