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打席に立たない強打者ーチャンスを逃さないためには

「目の前に転がっているチャンスを、自ら手放してしまう」

最近、まったく別の場所で、似たような光景を続けて目にしました。

一つは、不動産売却の話です。

所有している不動産物件を売ろうと思い立ち、ポイントサイト経由で一括査定に応募しました。
業者の訪問と見積もりをもらうだけで、4万ポイントがいただけます。

合計6社から連絡がありました。
どこもフットワークが軽いです。
初動の早さは大事です。

5社の担当者は、訪問後にすぐ見積書を送ってくれました。
でも、最後の1社だけはダメです。
ここでつまずく?
不思議な担当者です。

アポを取っていたのにドタキャン。
再びアポを取ろうとしても歯切れが悪い。
途中から連絡も取れなくなりました。

こう踏んだのでしょうか。

「どうせポイント目的だ」
「契約にならないならムダ足だ」

確かにポイント狙いです(笑)。

でも不動産を売りたいのも事実です。
来てくれた数社とは、すでに媒介契約を結んでいます。
条件が合わなければ、契約しません。
ポイントは、単なるキッカケです。
そこから先は、担当者の腕次第かと思います。

そもそも、媒介契約を結んでも売買が成立しなければ1円にもならない。
それはどこも同じです。

可能性が低くても、打席に入らなければ勝負になりません。
「三振するのは嫌だ」とベンチにいたら絶対にヒットは打てません。

わずかな手間も面倒

もう一つは私が使っている、海外で強いデビットカードの話です。
紹介のリンクを知人に送り、そこからアカウントを作ってもらいます。
期日までに現金チャージ、1000円以上の買い物数回などのタスクをこなしてくれれば、私に1万2000円が入ります。
残念ながら知人にはその場でお金は入りません(笑)。
でも次は、自分の家族や知人を紹介すれば、同じように紹介料が入る仕組みです。
そこまで教えてあげました。

海外旅行に行くという知人二人に、この話をしました。
二人は「いいね」と快諾しましたが、結局やってくれませんでした。
一人はアカウント作成まで行きましたが、その後は面倒だったのでしょうか。

海外事務手数料がかからず、外貨両替もアプリ上でできる便利なカードです。
みすみすチャンスをフイにしているように見えました。

やはり打席にさえ立ちません。

太陽光でひと財産?

……と、ここまで書いて、急に私の「黒歴史」がフラッシュバックしました。

他人のことを偉そうに分析している私自身、同じことをやっていました。

12年前、自宅を新築したときのことです。

ハウスメーカーから「太陽光発電をつけませんか」と提案されました。
補助金も手厚く、当時の売電単価は、今の数倍でした。

でも、私はやりませんでした。
理由すら覚えていません。
ろくに調べもせずに、漠然とした面倒くささから、提案を断ったのかもしれません。

あのとき太陽光を見送ったことで、私は「太陽光発電も一種の投資になり得る」という視点そのものを失ってしまいました。
その後、太陽光発電で「ひと財産」築いた人に何人も出会いました。

政策のゆがみを利用した「ワンチャン」であり、再現性は低いという見方もできます。
でも、もしあの時点で自宅に太陽光を導入していたら、その後の投資の世界で見えていた景色は、確実に違っていたはずです。

「そんな大げさな」。
そんな突っ込みも聞こえてきますね。
でも、人生では、こうした小さな選択の差が、後々大きな差になって開いていく気がします。

結局、その8年後になって別の業者から提案を受け、自宅に太陽光パネルと蓄電池を設置。さらに今年、もう一台の蓄電池を追加しました。
どちらもかなりの額の補助金をもらえたし、パネルの性能向上で売電単価の下落もカバーできている可能性もあります。

結果だけ見れば「後からでもOK」と言えなくもないです。
でも12年前の時点で私は、あの不動産業者や知人たちと同じでした。
何も考えずに打席にさえ入らなかったのです。

もちろん、全てにリターンがあるとは限りません。
かけたコストに見合わないこともあります。
それでも可能性さえあれば、勝負すべきでしょう。

どんな強打者でも打席に立たなければ、何も起こりません。

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