一生に一回は富士山へ 4 御来光を見に富士山頂上へ
富士山9合目にある山小屋に宿泊するも頭痛でほぼ眠れませんでした。
早朝2時には出発ということで、同室になったきれいな女の子に40分前の1時20分にアラームをかけてもらって、半分寝ぼけた様子で起床しました。

ご来光コースの人々はそれぞれに静かに支度を整えます。私もびっくりするぐらい眠れなかったのですが、他の人はどうだったのでしょうか。みなそれぞれに身支度をされていました。私もツアーで来ているため、だるい体を調整しながら気力だけで準備をしました。
小屋を出たところで待っていると、山小屋で同室だった女の子から「よかったらこれ使います?もう下山したら使わないんで。」と言って低気圧に効く薬をいただきました。高価な薬だと思うのにためらいもなく、いただけて本当にありがたいです。たった1泊ですが、富士山と言う日本一の山を登ることで、お互い協力関係のようなものが芽生えてきます。どちらかと言うと私は足を引っ張っている側だったような気がしますが(^◇^;)
私たちが山小屋の手前で待っていると、昨日の夕方、おそらく8合目あたりで宿泊しただろう。人々が登ってきました。

ヘッドランプの光の連なりが、登山道をどんどん登って来ます。私たちと同じで富士山の頂上へ目指している人々だと言う事はわかるのですが、少し離れて見ていると、みな同じ動きをして同じ方向に動いていて、何か違う種類の不思議な生き物を見ているような気がして不思議に思えてきます。
私たちのツアーが出発できたのは、予定より30分遅れた2時半ごろ。最後の力を振り絞って、みんな御来光に間に合うように頂上を目指します。
ここで私の寝不足が祟ってきて、頂上に登る頃にはすっかり疲れてしまっていました。何が問題って体調もなんですけど、それ以上に眠いんですよ。登っていると嫌でも起きていますが、着いた途端、急に眠気がきました。
ツアーの他のメンバーはそれぞれ目的があったようなので、御来光を見に行っていたようですが、私はガイドさんに言って、しばらく山小屋のそばで座りながら眠っていました。
ほんの10分20分ほど座ってうたた寝をついていたら、あたりが少しずつ明るくなってきたようで、人々の声があがり目が覚めました。


少しだけ力を振り絞り、御来光が見えるほうに歩いて行きました。

朝が明けてくると一気に冷え込むんですよね。この時もiPhoneで御来光を撮影しようと思い、ずっと手袋を外してiPhoneを持っていましたが、手がだんだん震えてきました。
頂上にある岩場に座っていたのですが、ちょっと手前は崖だったので、iPhoneは絶対に落とせません。
夜明け、早朝の5時前にようやく御来光が差してきました。

少し歩けば、御来光スポットまで行けなくもなかったのですが、御来光を望む人々のシルエットが入ったご来光もそれはそれで面白いなぁと思って、少し奥の場所から御来光を眺めました。


今回私は特に御来光とかは考えてなくて、ただ富士山に登れればそれでよかったのですが、友達が御来光コースがいいというので付き合うことにしました。御来光もいいんですけど、それ以上に私が感じたのは、

早朝の富士山の頂上から見える景色がほんと格別だったんですよね。やっぱり御来光コースについてきて良かったと思います。高山病で頭がずっとぼんやりしていたのですが、朝の張り詰めた空気の中、見える富士山の頂上からの風景は、言葉では言い尽くせないものがありました。
本当に頂上まで登れてよかったです(´∀`)
つづく
