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短歌 | 夜のメリーゴーランド

ぐんぐんと
回る木馬の
ひとときは
闇夜の夢を
攫って消える


夜のメリーゴーランドが好きだ。

大人になってから一度だけ乗ったことがある。
跨った木馬から見えたのは、次々と光の粒が流れていく煌びやかな景色。
まるで別世界に迷い込んだようだった。

感動すると同時に、寂しさも感じた。
このきらきらした時間がもっと続けばいいのに。
そんな寂しさ。

だからメリーゴーランドを見ると、いつか魔法が解けてしまう「時間の旅」という言葉が浮かんでくる。

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