灘中合格家庭の理科暗記①|高学年向け 受験で使える1週間の進め方|語呂合わせで覚える植物【PDF付き】
今、こんな気持ちはありませんか。
「塾では理科も習っているのに、知識問題でポロポロ落とす」
「算数や国語に時間を取られて、理科の暗記まで手が回らない」
「暗記が大事なのはわかっているけれど、何から確認すればいいかわからない」
高学年になると、塾の宿題やテストが増え、理科の知識分野は後回しになりがちです。
でも、模試や復習テストの結果を見ると、
「ここを覚えていれば取れたのに」
と思う問題が意外とあります。
この記事は、そんな保護者の方に向けて書いています。
理科の知識は、テスト前にまとめて覚えようとしても、なかなか定着しません。
一方で、毎日少しずつ確認する習慣を作ると、知識は少しずつ積み重なっていきます。
理科の暗記は、特別な時間を作らなくても始められます。
わが家では、お風呂後や寝る前などの短い時間を使って、理科の知識を繰り返し確認する習慣を作りました。
その積み重ねによって、理科の知識問題での失点を減らし、理科を得点源にすることができました。
中学受験では、最後まで伸びる子ほど、難しい問題だけでなく、基礎知識を確実に得点につなげる力を大切にしています。
毎日の小さな確認は、模試や入試本番で思い出せる知識を増やすための大切な土台になります。
今回は、お試しとして
「単子葉植物・双子葉植物」1週分を無料で公開します。
ぜひ、「お風呂後5分」の暗記法を体験してみてください。
高学年こそ「短時間で繰り返せる仕組み」を作る
高学年になると、
・算数の直し
・国語の読解
・塾の復習
・模試のやり直し
と、毎日やることがたくさんあります。
だからこそ、理科は「時間がある日にまとめて覚える」のではなく、短時間で何度も確認できる形にしておくことが大切です。
わが家でも、お風呂後や寝る前の5分を使って語呂合わせを確認していました。
大切なのは、
「覚えること」より「何度も思い出すこと」。
語呂合わせで覚えておくと、1つ思い出すだけで関連する知識も一緒に思い出しやすくなります。
「あと1つ何だったっけ?」と考え込む時間が減り、短時間でも効率よく確認できます。
理科は、何度も思い出すことで知識が定着していきます。
1時間まとめて暗記するよりも、毎日5分を積み重ねる方が忘れにくくなります。
では、実際にどんな形で確認していたのか、お試し版をご紹介します。
今回覚える語呂合わせ
今回のテーマは、
単子葉植物と双子葉植物です。
中学受験理科では、とても基礎的な内容です。
でも、ここがあやふやだと、その後の単元でも失点しやすくなります。
大切なのは、
植物名を「分類」とセットで覚えること。
まずは単子葉植物から見ていきましょう。
単子葉植物
単子葉植物は、芽が出たときの子葉が1枚の植物です。
葉脈はまっすぐ伸びる平行脈、根はひげ根になるものが多いという特徴があります。
【覚える語呂合わせ】
だんごには あ・つ・い・ゆ・と・コー・ヒー
💡 語呂の対応一覧
だんごには:単子葉植物
あ:アヤメ
つ:ツユクサ
い:イネ
ゆ:ユリ
と:トウモロコシ
コー:コムギ
ヒー:ヒガンバナ
つまり、
単子葉植物 → アヤメ・ツユクサ・イネ・ユリ・トウモロコシ・コムギ・ヒガンバナ
と覚えます。




単子葉植物は、
・子葉が1枚
・葉脈は平行脈
・根はひげ根
・花びらは3枚、またはその倍数
という特徴があります。
最初から全部を暗記しようとしなくても大丈夫です。
まずは語呂で代表的な植物名を覚え、あとから特徴を重ねていくと知識が定着しやすくなります。
特に、トウモロコシはこのあとも何度も出てきます。
トウモロコシは、単子葉植物としてだけでなく、不完全花・単性花などでも出てくる重要な植物です。
双子葉植物
双子葉植物は、芽が出たときの子葉が2枚の植物です。
葉脈はあみ目のように広がる網状脈、根は主根と側根になるものが多いという特徴があります。
【覚える語呂合わせ】
ふたごの カ・バ・あさ・え・きで あぶ・ない
💡 語呂の対応一覧
ふたごの:双子葉植物
カ:カボチャ
バ:バラ
あさ:アサガオ
え:エンドウ
きで:キク
あぶ:アブラナ
ない:ナス
つまり、
双子葉植物 → カボチャ・バラ・アサガオ・エンドウ・キク・アブラナ・ナス
と覚えます。




学校で育てたアサガオや、身近な野菜が多いので、実物と結び付けながら覚えると忘れにくくなります。
高学年では、
子葉は2枚
葉脈は網状脈
根は主根と側根
花びらは4枚・5枚、またはその倍数が多い
という特徴も一緒に確認しておくと安心です。
中学受験では、植物名だけでなく、
「葉脈の図を見て、単子葉か双子葉か判断する」
「根のつくりから単子葉か双子葉か判断する」
「同じ仲間を選ぶ」
といった形でも出題されます。
このような語呂合わせとイラストで、
中学受験でよく出る理科の知識を、順番に学べるようにまとめたのが「理科暗記シリーズ」です。
今回はお試しとして「単子葉植物・双子葉植物」を無料公開しましたが、
続きでは、
中学受験でよく出る植物・昆虫・星座分野を、同じ形式で学べます。
植物・昆虫・星座分野は、毎年よく出る単元がたくさんあります。
「何から覚えればいいか分からない」という方でも、
この順番で進めれば、理科の知識分野を少しずつ積み上げられるように構成しています。
中学受験で頻出の内容や、子どもがつまずきやすいポイントを、
実際の学習の流れに合わせて整理し、
「どの順番で覚えると定着しやすいか」を考えてまとめました。
理科暗記マガジンシリーズは、公開後、多くの方にご購入いただき、
ご好評をいただいています。本当にありがとうございます。
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現在、星座マガジンと植物・昆虫・星座総まとめマガジンは
9月25日まで、創刊記念価格で公開しています。
ご検討中の方は、ぜひこの機会にご覧ください。
お母さんが全部教えなくても大丈夫
理科が苦手なお母さんほど、こう思うかもしれません。
「私が教えられるかな」
「間違って教えたらどうしよう」
「塾の内容についていけるかな」
でも、大丈夫です。
お母さんが理科を教える必要はありません。
やることは、
短く問いかけること
だけです。
たとえば、
「単子葉植物を3つ言える?」
「アサガオはどっち?」
「トウモロコシは単子葉?双子葉?」
このように、短く聞くだけで大丈夫です。
子どもが答えられなくても、焦らなくて大丈夫です。
「あ、ここがまだあやふやなんだね」
と確認できれば十分です。
家庭で大切なのは、教え込むことではなく、
知識の抜けに気づけることです。
初めて習う単元の1週間の進め方
初めて学ぶ単元は、まず1週間ほどかけて少しずつ慣れていくのがおすすめです。
1日目
文字付きのイラストを見ながら、語呂合わせを親子で口に出してみます。
「だんごには、あついゆとコーヒー」
「ふたごの、カバあさえきで、あぶない」
まずは、イラストと語呂合わせをつなげます。
2日目
文字なしのイラストを見ながら、語呂合わせを思い出してみます。
全部言えなくても大丈夫です。
「ここ、何だったかな?」
と思い出そうとすることが大切です。
3日目
文字付きのイラストを見ながら、植物名から分類を答えます。
「トウモロコシはどっち?」
「“だんごには、あついゆと”の“と”がトウモロコシだから、単子葉植物」
「カボチャは?」
「“ふたごのカバ”の“カ”がカボチャだから、双子葉植物」
このように、植物名と分類をつなげていきます。
4日目
文字なしのイラストを見ながら、植物名から分類を答えます。
「イネはどっち?」
「“だんごには、あつい”の“い”がイネだから、単子葉植物」
「バラはどっち?」
「“ふたごのカバ”の“バ”がバラだから、双子葉植物」
文字なしのイラストでも思い出せるか確認します。
5日目
文字付きのイラストを見ながら、今度は分類から植物名を言ってみます。
「単子葉植物を2つ言える?」
「“コーヒー”の“コー”はコムギ、“ヒー”はヒガンバナ」
「双子葉植物を2つ言えるかな?」
「“えき”の“え”はエンドウ、“き”はキク」
このように、今度は逆方向から確認します。
6日目
文字なしのイラストを見ながら、できるだけ多く言ってみます。
「単子葉植物を5つ言える?」
「双子葉植物、全部言えるかな?」
ゲーム感覚で軽く確認します。
7日目
何も見ずに、単子葉植物・双子葉植物を言えるか確認します。
全部言えなくても大丈夫です。
理科の暗記は、1回で完璧にするものではありません。
何度も出会って、何度も思い出して、少しずつ固めていくものです。
覚え直し・復習はスキマ時間で。
「忙しくても続けられるかな」
と感じる方もいるかもしれません。
でも、この教材は机に向かって長時間取り組むためのものではありません。
毎日の生活の中に、無理なく取り入れられる教材です。
特に6年生のお子さんや、すでに塾で学習した単元の確認・覚え直しに使う場合は、
・お風呂上がり
・ドライヤーで髪を乾かしている時間
・通塾中の電車や車の中
・歯みがきの時間
・寝る前の数分
・朝の出発前
などのスキマ時間に、さっと見返すだけで十分です。
大切なのは、一度にたくさん覚えることではなく、何度も思い出すことです。
「今日は1問だけ」
そんな日があっても大丈夫です。
まずは生活の中で無理なく続けられる形を見つけてみてください。
そこで参考になるのが、実際にわが家で行っていた声かけです。
今夜から使える声かけ例
お風呂上がり・ドライヤーバージョン
ドライヤーをかけながらでもできます。
テキストを広げなくてもいいです。
「『だんごには』の続き、言える?」
「単子葉植物を3つ言って」
「コムギは単子葉?双子葉?」
「ヒガンバナは単子葉?双子葉?」
「双子葉の語呂、言える?」
「アブラナはどっち?」
このくらいで十分です。
寝る前バージョン
「『ふたごのカバ』の続き、言える?」
「トウモロコシは単子葉?双子葉?」
「イネはどっち?」
「じゃあ、単子葉植物の語呂は?」
「アサガオはどっち?」
「よし、今日はここまで。おやすみ」
これだけで大丈夫です。
長くやらなくていいです。
全部完璧に言えなくても大丈夫です。
大切なのは、毎日少しずつ思い出すことです。
朝の出発前バージョン
朝は時間がないので、1問だけで大丈夫です。
「今日の1問。ヒガンバナは単子葉?双子葉?」
1問だけでも、続けていると力になります。
テスト前だけあわてて覚えるより、
ふだんから何度も出会っている知識の方が、
本番で出てきやすくなります。
まずは今夜、1問だけ試してみてください。
間違えたときの声かけ
子どもが答えられなかったとき、つい言いたくなることがあります。
「この前やったでしょ」
「何回も言ったよね」
でも、高学年になるほど、この言い方は逆効果になりやすいです。
理科の暗記は、怒るよりも、ヒントを出して
「自分で答えられた」
と感じられる形にする方が続きやすいです。
たとえば、
答えがカボチャなら、
「ハロウィンでよく見る野菜だね。」
「煮物にすると甘くておいしい野菜だよ。」
という感じです。
ほとんど答えを言っているようでも大丈夫です。
“わからなかった”で終わるより、
“ヒントで思い出せた”
という経験が、次に思い出す手がかりになります。
もう一度忘れたときにも、
「あ、ハロウィンでよく見る野菜だった」
と思い出す助けになります。
答えられなくても、失敗ではありません。
今のうちに抜けが見つかったということです。
入試本番で落とす前に、家庭で見つけられたなら、それはむしろ良いことです。
写真やイラストも一緒に見る理由
語呂合わせだけでも、名前は覚えられます。
でも、
「アヤメってこんな花なんだ。」
「ツユクサ、見たことある。」
というように、実物のイメージと結び付けると記憶に残りやすくなります。
中学受験では、写真や図から植物を判断する問題もあります。
スーパーでトウモロコシを見たときや、道ばたでツユクサを見つけたときに、
「これ、単子葉植物だったね。」
と一言話すだけでも立派な復習になります。
日常の中で自然に思い出せる知識は、テスト本番でも出てきやすくなります。
テスト前にも使えます
語呂合わせは、模試前日やテスト前日の確認ツールとしても使えます。
「だんごには、あ・つ・い・ゆ・と・コー・ヒー」
「ふたごの、カ・バ・あさ・え・きで、あぶ・ない」
この語呂合わせを言えるか確認するだけでも、短時間でテスト前の見直しになります。
大切なのは、全部を最初から完璧にすることではなく、
「どこを忘れているか」
「どこがまだあやふやか」
「本番前にもう一度見ておきたいところはどこか」
を見つけることです。
テスト前に新しいことをたくさん覚えようとすると、親子ともに焦ってしまいます。
でも、ふだんから見ている語呂合わせなら、短時間でも確認しやすくなります。
クラスアップを目指すなら知識問題も大切
塾でクラスを上げたい。
志望校に近づきたい。
模試で安定して点を取りたい。
そう思ったとき、どうしても算数に目が向きやすいです。
もちろん算数は大切ですが、理科の知識問題には
「覚えていれば取れる問題」があります。
難しい問題を解けるようになる前に、基本問題を確実に得点すること。
その積み重ねが、模試やクラスアップにもつながっていきます。
まとめ
今回のポイントは、
語呂合わせで植物名を覚える。
お母さんは教えるより、問いかける役。
毎日少しずつ思い出す習慣を作る。
高学年になると、毎日の勉強は本当に忙しくなります。
だからこそ、理科の知識はスキマ時間で無理なく積み重ねることが大切です。
印刷して使えるPDFはこちら
今回の内容は、印刷して使えるPDFにまとめています。
机の前に置いたり、お風呂後の5分クイズに使ったり、テスト前の確認用としても活用できます。
さらに、持ち歩きやすいミニサイズ版も用意しました。
通塾中や待ち時間など、ちょっとしたスキマ時間の復習にもおすすめです。


▶PDFはこちらからダウンロードできます
おわりに
今回は、高学年のお子さん向けのお試しとして単子葉植物・双子葉植物を無料で公開しました。
「これなら続けられそう」
「植物や昆虫分野をまとめて確認したい」
「テスト前に短時間で見直したい」
と思っていただけた方は、理科暗記マガジンもぜひご覧ください。
📖 灘中合格家庭の理科暗記マガジン一覧はこちら
(語呂合わせ・イラスト・PDF付)
植物・昆虫・星座分野だけでも毎年よく出る単元がたくさんあります。
この順番で進めれば植物・昆虫・星座分野を一通り学べるように構成しています。
中学受験で頻出の内容や、子どもがつまずきやすいポイントを
「どの順番で覚えると定着しやすいか」を考えてまとめました。
お風呂後5分などの短い時間で、親子で無理なく理科の知識を積み上げられます。
兄弟で使いたい方や、低学年のうちから少しずつ理科に触れたい方には、低学年向けの記事もご用意しています。
低学年から差がつく1週間の進め方|お風呂後5分で覚える植物【PDF付き】
今後も、植物・昆虫・動物・天体など、中学受験でよく出る理科の知識を、親子で楽しく覚えられる語呂合わせとPDFで毎週紹介していきます。
「今日は1問だけ。」
その積み重ねが、本番で思い出せる知識につながります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
