脱ステレオタイプ!〜佐藤氏、橋本氏、フジテレビ、文春問題から学ぶ編〜
私は昔からステレオタイプであることは、
この世で一番恥じるべきことだと思っています。
SNSでひとつのニュースに対して、
片方の側面でしか捉えず、
強い言葉でどちらかを批判しているのを見ると、
その人のことを心の底から哀れだと思います。
それがディベート的にどちらかを演じているのではなく、
本心からというのが見て取れると尚更です。
逆に言うと誰かと何かを話していて自分が思いもよらない側面からそれを捉えていたりすると、
ハッとさせたれたり、
頭がいいなと感心したりします。
今回は最近のホットトピックである、
株式会社文藝春秋が発行している週刊文春の記事を発端にした、
佐藤二郎さん、橋本愛さん、フジテレビの問題から、
色々な側面で物事を捉えていこうという記事です。
どこか一方を悪者には仕立てないため、
偏向報道や誰かを傷付けないと気が済まない性分の方には物足りない内容となりますので、
私の別の記事をご覧ください。
おすすめは
です。
めっちゃ偏向記事なので!
今回の問題
もうほとぼりがだいぶ冷めつつあるかと思いますが、
文藝春秋社の週刊誌で俳優の佐藤二郎さんと橋本愛さんが、
ドラマ撮影にてトラブルがあったという内容が掲載されました。
簡単に内容に触れると
「夫婦別姓刑事」というダブル主演の夫婦役で、
演技中アドリブの動きの中で、
佐藤さんの指が橋本さんの顎に当たってしまい、
それにより橋本さんの過去のトラウマに触れ、
制作側に改めて決められた身体接触以外はやめるように佐藤さん側に言ったところ、
佐藤さんにそもそも決められたこと以外の身体接触不可ということが知らされておらず、
不審に思った佐藤さんが橋本さんに直接話したところ、
それがパワハラに当たり、
佐藤さんがフジテレビから厳重注意を受けたという内容です。
佐藤さんが話した内容はざっくり、
「トラウマは尊重されるべきだが、
演技上自然な身体接触が発生しそうな夫婦役は受けるべきではなかったのでは?そのような感じなら今後俳優は難しいのでは?」
ということです。
佐藤さん側の主張
この問題が報道される前から、
相手側がそういうことでは夫婦役はできないから降板させてほしいということを制作側に訴えていたそうです。
アドリブでの接触禁止ということは事前に佐藤さん本人には知らされていなかったとのことです。
橋本さんに話した時も、
感情的にはならずに、
橋本さんの今後も考えて、
寄り添った話し方をしたというようなことを言っています。
橋本さん側の主張
事前に知らされていない身体接触を禁止しており、
制作側にはそのことを伝えていたそうです。
キスシーンなどがある場合、
インフォマシーコーディネーターの手配も必要であればして欲しいということも伝えていたそうです。
制作側から佐藤さん本人に伝えるかと聞かれた時には、
任せると答えたそうです。
そして触られたことというよりも、
楽屋での佐藤さんの「俳優やめろ」という話を聞き、
ハラスメントを訴えたということです。
フジテレビの主張
橋本さんの接触禁止については、
佐藤さんのマネージャーには伝えていた。
マネージャーから佐藤さんに必ず伝えるかというところは、
制作のディレクターに任せたところ、
ディレクターが止めたということです。
佐藤さんが橋本さんの楽屋を訪れて、
話した内容がハラスメントに当たるとして、
厳重注意したのち、
報道が明るみになると、
決定していた踊る大捜査線のスピンオフドラマを降板させました。
佐藤さんの側の問題点
恐らくここはただ一つで、
「俳優辞めた方がいい」
という発言です。
ただこれが弩級に大きくて、
もしかすると一発アウトの可能性も小さくはありません。
一般の会社に置き換えます。
ここでは一旦、
俳優と一般会社を一緒にするなという偏った意見は無視します。
ステレオタイプを脱するための大切なことだからです。
例えば精肉の卸の会社だとします。
実際にそこで働く全員が生きている牛や豚が屠殺されるシーンは見なくてもいいわけです。
事前に会社にはそういった映像を見れないと言って入社した営業の社員が、
協力会社との商談で、
相手が資料をモニターに写して話していたときに、
間違えて資料の中にある屠殺のシーンを流してしまったとします。
そして気持ち悪くなり、
一時退席するとします。
それでもその後の商談は多少ギクシャクしたものの、
滞りなく行いました。
そして後日、
協力会社の自分より上職であうろ立場の人が、
突然会社に訪れて呼び出され、
「生き物が殺されるところにトラウマがあることは尊重するが、屠殺シーンも見れないなら、精肉の卸の会社なんて辞めた方がいいよ」
と言われたとします。
どうでしょうか?
とても大きな問題だと思いませんか?
大切な所属社員に他の会社の人が退職を勧告する、
大問題に発展しますね。
私がその言われた人の上司だとしたら、
言ってきた相手方のその上の人間を呼び出して真意を確かめ、
対会社としてそれなりの謝罪を要求するでしょう。
本当にその人が辞めたとしたら、
損害賠償にも発展するかもしれません。
あくまで対会社としてですが。
橋本さん側の問題点
これは大きく2つあると思います。
ひとつは本人の問題。
トラウマがあることや、
決められた接触以外はできないということが問題ではありません。
それは確かにどんな職業であれ、
尊重されるべきことです。
まず役はやはり選べるということ。
そして相手が比較的古い体質っぽいことが普段の発信やメディア露出で伺える佐藤さんだと分かった段階で、
アドリブや俳優業に対する向き合い方もわかっているはずだったので、
誰かに任せず、
自分から佐藤さんに言うべきだったのです。
そして問題点の二つ目は、
事務所が直接佐藤さんに言わなかったことと、
佐藤さんが相手の夫婦役を橋本さんにあてがったことです。
指名だったのかもしれませんので、
キャストの話はわかりません。
制作に言った時に佐藤さんに伝えるかということを必ずと言わなかったことは大きなミスです。
このひとつのミスのせいで、
事務所(=橋本さん側)が全て悪いとなってもおかしくないです。
先ほどの卸業者に当てはめてみてください。
フジテレビの問題点
これは3つあります。
まずはキャスティングの問題です。
橋本さんのそのトラウマは知っていたはずなのに(知らなかったとしたらそれこそ変な業界すぎる)、
夫婦役、
ましてや相手を佐藤さんにするというのはこの問題を予期できていなかった方がおかしいです。
もうひとつが、
佐藤さんに直接伝えなかったことです。
これは前述の橋本さんの事務所と同じです。
最後がこの問題が明るみになった後の対応です。
確かに佐藤さん側を悪者にしようとしていた対応に見えました。
現に決まっていた仕事を降板させたりしました。
こういう時テレビ局、
ましてやコンプライアンスにおいて極致に立たされているはずの会社が取る対応ではなかったと思います。
具体的にはやはりディレクションの問題があったと、
まず認めて片方を悪くしか言えないくらいなら、
何も言わないというのが正解だったでしょう。
文藝春秋社には問題はないのか
ここでみんな大嫌いな文藝春秋社には、
問題はないのかという点です。
他人のスキャンダルにより、
発行部数を稼ぐ、
つまりそれによるマネタイズは確かに下衆です。
それにより消えたであろういくつもの娯楽、
コンテンツ、
誰かの人生を考えると、
確かに罪は大きいです。
ただ、
そういった下衆なものに需要がなければとっくに廃刊しているはずなので、
そこが食べれると思わせてしまったことは、
私達の先人達の罪です。
こういった多くの人から恨まれる、
プライドとは無縁な仕事をしていること自体は罪ではないのです。
虚偽や虚構の記事は、
もちろん問答無用で悪事ですが。
まとめ
今回のポイントをまとめます。
佐藤氏は弩級の発言をしてしまっている、
橋本氏は自身のトラウマに関する認識が甘かった、
フジテレビは全てに関与し、
適切な対処もできなければ、
原因を作ったことの自覚がない。
あくまで報道されていることから見えている部分のみで言っているので、
これすらも偏っている可能性はありますが、
そんなことを言っていると何も喋れなくなりますので、
こんな風な捉え方もあるのねくらいのノリでいてください。
自分が知った情報で、
自分が何を思うのかがとても大切なことなのです。
当事者ではない私達は何も知らないはずです。
どこかひとつを叩くのではなく、
そこから何かを学び、
自分は失敗しないようにすることしか、
してはいけないのです。
それでは、今回はこのへんで!
この3,500文字が、
明日の賢者への一助となりますように。
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