「触れる」ことで、こんなに伝わる。フィンランド発・触覚によるコミュニケーションを体験してみませんか?
今日は皆さんにお知らせ。
ぜひ、一緒に学びあい、触る世界の面白さを体験しにきてねー
2026年8月22日(土)、大阪教育大学天王寺キャンパスにて、一般公開の特別授業
「知的障害を併せ有する盲ろう児の指導の基礎⑤」
を開催します。
今回のテーマは、
「フィンランドで開発された触覚による社会的コミュニケーションの実践とその活用可能性」
です。
「触覚でコミュニケーションする」って、どういうこと?
私たちは普段、言葉だけでコミュニケーションしているわけではありません。
相手の表情を見たり、声の調子を聞いたり、うなずいている様子を確認したりしながら、「伝わっている」「楽しんでいる」「ちょっと困っている」といったことを感じ取っています。
では、見ることと聞くことの両方に困難がある盲ろうの人の場合は、どうでしょうか。
そこで大きな可能性を持つのが、「触覚」です。
フィンランドでは30年以上にわたり、触覚を活用した社会的コミュニケーションについて研究と実践が積み重ねられてきました。
たとえば、相手の身体に触れることで、
「はい」「いいえ」「どちらでもない」
といった返事を伝えたり、
歩いている方向や周囲の状況を伝えたり、
さらには、感情やその場の雰囲気を共有したりすることもできます。
「触れる」という方法を加えることで、コミュニケーションの世界がぐっと広がるのです。
今回は、実際に「やってみる」授業です
今回の特別授業では、こうした**触覚による社会的コミュニケーション(Social Haptic Communication:SHC)**の基本について紹介します。
そして、知識として学ぶだけではありません。
参加者同士で、実際に触覚を使ったコミュニケーションを体験します。
「触覚だけで、こんなことまで伝えられるんだ!」
そんな発見をしていただける時間になればと思っています。
そのうえで、盲ろう児・者への支援だけにとどまらず、知的障害を併せ有する子どもたちなどへの教育や支援に、触覚によるコミュニケーションをどのように活用できるのか、皆さんと一緒に考えます。
こんな方におすすめです
盲ろう教育や特別支援教育に携わっている方はもちろん、教員、学生、福祉・医療・リハビリテーションなどの支援職の方、そして「触覚によるコミュニケーションって何だろう?」と興味を持ってくださった方にも、ぜひ参加していただきたいと思っています。
専門的な知識がなくても大丈夫です。
まずは触れて、体験して、そこから一緒に考える。
そんな2時間にしたいと思っています。
開催概要
日時
2026年8月22日(土)
9:30~11:30(受付開始 9:15)
会場
大阪教育大学 天王寺キャンパス
西館2階 204講義室D
(JR寺田町駅から徒歩約5分)
講師
奈良 里紗
大阪教育大学 総合教育系 特別支援教育部門 准教授
参加費
無料
申込締切
2026年8月17日(月)
お申し込みはこちら
参加申込フォーム
「触覚もコミュニケーションになる」という発見を
私自身、フィンランドでSHCについて学び、その可能性の大きさを感じてきました。
日本では、触覚をコミュニケーションの手段として捉える考え方は、まだ十分に知られているとはいえません。
だからこそ、まずは実際に体験してみてほしいと思っています。
見る、聞く、話すだけではない。
「触れることで伝える」「触れることでわかる」という、新しいコミュニケーションの世界。
8月22日、大阪教育大学天王寺キャンパスで一緒に体験してみませんか?
皆さまのご参加をお待ちしています。
お問い合わせ
大阪教育大学 特別支援教育部門 奈良研究室
E-mail:deafblind2024@gmail.com
※本事業は、文部科学省受託事業「特別支援教育に関する実践研究充実事業」の助成を受けて実施するものです。
