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WEB面接で落ちる人の共通点。採用担当が見ているNG行動と準備法

こんにちは、人事コンサルタントの成瀬岳です。
私は人事担当として、人事歴10年以上、年間100回以上の面接に関わってきました。

WEB面接について、よく聞かれる悩みがあります。

「対面面接と何が違うのでしょうか?」
「何を準備すればいいのかわかりません」
「WEB面接だと、うまく話せない気がします……」

WEB面接は、対面より気軽に受けられるように見えます。

ただ、採用担当の立場から見ると、WEB面接には独特の落とし穴があります。

結論から言うと、WEB面接で大事なのは「話す内容」だけではありません。

接続、音声、画面、話の長さ、背景、表情。
こうした基本的な部分も、かなり見られています。

この記事では、採用担当の視点から、WEB面接でやってはいけないことと、本番前に準備すべきことを整理します。



1. WEB面接で採用担当が見ていること


WEB面接は、多くの場合「次の選考に進めてよいか」を判断する場です。

採用担当が見ているのは、主に次の3つです。

・書類に書かれたスキルが本当にありそうか
・受け答えや言葉づかいに大きな問題がないか
・会社の雰囲気に合いそうか

加えて、WEB面接ではITまわりの基本対応も見られます。

音声が出ない。
画面が映らない。
ログインに時間がかかる。
カメラの位置が不自然。

これだけで、評価が下がることがあります。

今は仕事でもWEB会議が当たり前です。
面接のセッティングで大きくつまずくと、「入社後も同じことが起きそうだな」と見られる可能性があります。

2. 最大のNGは、一方的に長く話すこと


WEB面接で一番避けたいのは、一方的に長く話すことです。

対面と違い、WEB面接には通信の遅れがあります。少しのタイムラグがあるため、面接官は話をさえぎりにくくなります。

その結果、候補者が長く話し続けると、会話が一方通行に見えます。

「この人は話を聞かないのでは」
「要点をまとめるのが苦手なのでは」

そう思われることがあります。

以前、書類評価は高かった候補者がいました。経験も悪くありませんでした。

ただ、WEB面接ではひとつの質問に対して1~2分以上話し続けていました。内容自体は悪くありません。しかし、聞いている側はかなり疲れます。

結果として、次の選考には進みませんでした。

WEB面接では、いつも以上に短く話す意識が必要です。

結論を先に言う。
説明は長くしすぎない。
面接官が質問しやすい余白を残す。

これだけで印象はかなり変わります。

3. 本番前に必ず確認すべきこと


WEB面接は、事前準備で差がつきます。

本番前に、最低限これだけは確認してください。

・カメラの角度
・照明の位置
・音声の聞こえ方
・背景の映り込み
・通信環境
・入室URLと開始時間

特に大事なのは、顔の見え方です。

顔が暗いと、表情も暗く見えます。逆光は避け、できれば顔の正面から光が当たるようにしてください。

カメラは低すぎると、見下ろすような角度になります。目線に近い高さに置くと、自然に見えます。

また、話す内容も短く整理しておく必要があります。

自己紹介。
転職理由。
志望動機。
これまでの経験。
自分の強み。

このあたりは、1分以内で話せるようにしておくと安心です。

WEB面接は、自分の経験をすべて話す場ではありません。
「次の面接でもう少し詳しく聞きたい」と思ってもらう場です。

4. よくある疑問への答え


WEB面接でよく聞かれる疑問に、採用担当の視点で答えます。

Q. 入室は何分前がよいですか?

5分前で十分です。早すぎる入室は、面接官が準備中のところに入る形になることがあります。

Q. カンペは使ってもよいですか?

使っても構いません。ただし、読み上げている感じが出ると不自然です。目線はできるだけカメラに向けてください。

Q. 背景はどうすればよいですか?

無地の壁か、無地のバーチャル背景が無難です。生活感が強い背景は、面接内容への集中をそらします。

Q. 服装はどうすればよいですか?

オフィスカジュアルで問題ありません。ただし、上半身だけ整えるのはおすすめしません。立ち上がる可能性も考え、全身を整えておくほうが安全です。

Q. カフェで受けてもよいですか?

おすすめしません。雑音、人の映り込み、情報漏えいのリスクがあります。静かな個室で受けるのが基本です。

5. 対面面接を選べるなら、対面も検討する


一次面接をWEBか対面かで選べる場合、私は対面も検討したほうがよいと思っています。

理由は、対面面接には「会社を見る機会」という意味もあるからです。

WEB面接は便利です。移動時間もかかりません。日程調整もしやすいです。

ただ、画面越しではわからないことがあります。

会社の雰囲気。
社員の表情。
オフィスの空気感。
受付や入退室の管理。
職場の清潔感。

こうしたものは、実際に行かないと見えにくいです。

選考は、会社が候補者を見る場です。
同時に、候補者が会社を見る場でもあります。

6. 会社訪問で見るべきポイント


対面面接に行く場合は、面接の受け答えだけでなく、会社の様子も見てください。

見るべきポイントは、次のとおりです。

・社員の表情や顔色
・服装や雰囲気
・オフィスの清潔さ
・整理整頓の状態
・社員の年齢層や男女比
・PCやIT環境
・入退室のセキュリティ

たとえば、残業が少ない職場を希望しているなら、18時以降の面接でオフィスの様子を見るのもひとつの方法です。

その時間に多くの社員が残っているなら、長時間労働が日常化している可能性があります。

もちろん、たまたま繁忙期ということもあります。
ただ、現場を見ることでわかることは多いです。

入社後に「こんな職場だとは思わなかった」とならないためにも、対面面接の機会は大切にしたほうがよいです。

7. まとめ


WEB面接は、対面より楽に見えます。
しかし、準備不足はかなり目立ちます。

WEB面接も対面面接も、最後は準備した人が強いです。

短い時間でよい印象を残す。
相手の不安を減らす。
次の選考に進みたいと思ってもらう。

そのために、事前準備を丁寧に行ってください。

面接全体の戦略と具体的な回答例については、こちらの記事にまとめています。

▼ 人事歴15年が明かす『なぜあの人は受かるのか?』面接突破マニュアル
https://note.com/narusegaku_hr/n/nc8675c5af424

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