好きなことして暮らしたい〜考えたらけっこうできているみたいだ〜
好きなことして暮らしたい、
と口にすると
なに寝言を言ってるんだ、
と世間に叱られるような気がしている。
私が美術系に進みたいと言うと親は気に入らなかったようだ。好きなことをすればいいと励ましたり応援してくれる親を持った人が羨ましかった。
それでも私は高校の美術科に進学し、大学の教育学部で美術を専攻して、大学院も行って、民間企業の就活を全滅して、高校の美術の教員になった。
ついに好きなことでご飯が食べられるようになった。でも美術以外の仕事が多すぎる。
28年勤めて退職した。
非常勤になると好きなことだけが仕事になる。
朝イチで仕事に行って美術を教えて、その後は自由なので昼食を食べた。暑くなってきたので冷たいうどんにした。

帰りにスーパーで台湾産の美しいマンゴーを買った。では水彩で描こう。




私の今日の1日に嫌なこともしたくないことも何もなかった。
たくさんの人が嫌なことやしたくないことを我慢して仕事をしているから世の中が回っていることは分かっている。
確かに我慢も辛抱もある程度は必要だ。
でも、自分にとってある程度できる我慢や辛抱を選べたほうがいいのでは?
私は給料のほとんどと引き換えに嫌なことやしたくないことと離れた。
私は美術を教えて、自由な時間があって、
それなら低収入でも構わない。
公務員の収入と信用はもうない。
美術は好きだけど特にそれで売れるわけでもなく
別に団体にも所属もしてない。
ただ好きだから描くだけ。
金もなく、名誉もない。
あまり世間的に褒められるような存在ではないかもしれないが、私には合っている。
私なりの働くことと好きなことの
バランスは取れている。
たいして稼いでないけどまあいいか。
