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見慣れてしまうことの怖さ

塾に限った話ではありません。

どんな会社でも、お店でも、学校でも、長く同じ場所にいると「見慣れてしまう」という現象が起こります。

例えば、新しく入社した人がこんなことを言います。

「この掲示物、まだ必要なんですか?」
「これ、もう期限が切れていますよね」
「入口のガラス、少し汚れていませんか」

ところが、長くいる人ほど気づきません。

毎日見ているからです。
違和感が、日常になってしまうのです。

塾でも同じです。

古い掲示物。
色あせたポスター。
誰も見ていないお知らせ。
入口のガラス。
揃っていないスリッパ。
少しずつ増えていく荷物。

塾長は毎日見ているので、気にならないかもしれません。

でも、初めて来る保護者は違います。

「この塾は、ちゃんと管理されているかな」

そんな第一印象を、無意識のうちに作っています。

だから私は、ときどき第三者に塾を見てもらうことをおすすめしています。

教育関係者である必要はありません。
むしろ異業種の友人や家族の方が、新鮮な目で見てくれます。

「何年生対象の塾なのか分かりにくいね」
「入口が少し暗いね」
「掲示物が多すぎて、どれを見ればいいか分からない」

そんな一言が、大きな改善につながることもあります。

一人の意見が、必ず正しいわけではありません。

でも、自分では気づけなかった視点を教えてくれることがあります。

塾は、生き物です。

少しずつ変わり続けるからこそ、少しずつ手を入れ続ける必要があります。

見慣れてしまった瞬間から、改善は止まります。

だからこそ、ときどき自分の塾を「初めて来た保護者」の目で見直してみてはいかがでしょうか。

そうすることで、より信頼される塾になると思います。

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