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「20代でマンションを買うのは正解だったのか。購入から売却までのストーリー」④

20代でマンションを買って、実際に住んでみてどうだった?

前回まで、僕が26歳でマンションを購入するまでの話を書いてきました。


当時はまだ26歳。

そんな状況で、3,780万円の中古マンションを購入しました。

では、実際に住んでみてどうだったのか。

今回は、購入してから約2年2ヶ月住んだ僕が、

「買って良かったこと」

「後悔したこと」

を含めて、正直に書いてみようと思います。

実際に住んでみて

結論から言うと、生活の満足度は80点くらいでした。

まず、一番良かったと思っているのは、住民の民度の高さ。

マンションの共用部分も綺麗に保たれていて、エントランスや廊下なども含めて、全体的に気持ちよく生活できました。
エレベーターでは小学生ぐらいの子が開けるボタンを押して待ってて何階ですか!!って聞いてくれる!僕はそんなこと出来ませんでした。
素晴らしい教育👍

住む前に想像していたことと、実際に住んでからのギャップもほとんどありませんでした。

広さや間取りも、十分。

「もう少し広い部屋にすればよかった」と思うことも特になかったです。

日当たりについては、正直そこまで気にしていませんでした。

仕事ばかりしていて、日中に家にいる時間がそもそも少なかったからです。

東向きだったので、むしろ朝早く起きるには良かった。
仕事にストイックな人は東向きの物件いいかもしれません。

朝に日差しが入ってくるので、自然と目が覚めるような感覚はありました。

駅からの距離は、正直ちょっと遠かった。

ただ、帰り道にスーパーがあったので、仕事帰りにそのまま買い物ができたのはかなり便利でした。

周辺環境も自分には合っていました。

スーパーが近くにあったし、趣味のカラオケができるお店もたくさんあった。

休みの日にはカラオケに行く。

仕事帰りにはスーパーに寄って帰る。

そういう生活を考えると、僕にとっては十分暮らしやすい場所でした。

そして、騒音についても、隣の部屋などから気になる音が続くようなことはありませんでした。

全体としては、大きな不満もなく生活できたと思います。

買って良かったと思ったこと

一番最初に「買って良かった」と思ったのは、かなり単純な理由でした。

26歳で「持ち家です」と言えたこと。

当時は、周りで家を買っている同世代なんてほとんどいませんでした。

26歳で自分の家を持っている。

それだけで、ちょっとした自信にもなりました。

今は29歳なので、当時ほど珍しいことではないのかもしれません。

でも、26歳の自分にとっては結構大きなことでした。

そして、実際に住んでみて一番大きかったのは、

住宅ローンを払うたびに、少しずつ自分の資産になっていく感覚があったこと。

もちろん、住宅ローンを払えば全部が資産になるわけではありません。

利息もありますし、管理費や修繕積立金、固定資産税などもかかります。

それでも、毎月家賃を払って終わりだった賃貸の頃とは違って、

「ローンを返済することで、少しずつ残債が減っている」

という感覚がありました。

これが自分にとっては結構大きかったです。

金銭面でも、結果的には悪くなかったと思っています。

同じような条件の部屋を賃貸で借りようとすると、家賃17万円くらいするところを、僕の場合は住宅ローンなどを含めて月12万円強くらいで住むことができていました。

もちろん、持ち家には賃貸にはない費用もあります。

なので単純に、

「家を買った方が絶対に安い」

とは思っていません。

ただ、自分の場合は住みながら資産を形成していくという意味でも、購入して良かったと思っています。

あとは、かなり細かい話ですが、マンションの共用部分に冷房が入っていたのも良かった。

夏の暑い日に帰宅して、

エントランスに入った瞬間、

「めちゃくちゃ涼しい……」

となる。

こういう小さな快適さって、実際に住んでみないと分からないものです。

逆に、後悔したこと

もちろん、全部が完璧だったわけではありません。

一番感じたのは、

「駅はちょっと遠かったな」

ということ。

購入するときには許容範囲だと思っていました。

実際、生活できないほど遠いわけではありません。

でも、毎日のことになると、やっぱり駅距離は大事です。


そして、意外だったのがマンションの役員。

購入した翌年、輪番制で役員に選ばれました。

しかも、副理事長。

不動産の仕事をしているので、マンション管理について勉強になる部分もありました。

ただ、

「買う前に、管理組合の役員が輪番制なのかくらいは確認しておけばよかったな」

とは思いました。

これからマンションを買う人には、ぜひ確認してほしいポイントです。

あとは設備。

分譲されてから一度も給湯器を交換していなかったので、入居後にお風呂の混合弁が壊れました。

これも、

「入居前に交換しておけばよかったな」

と思ったところ。

中古マンションの場合、室内の見た目だけではなく、

給湯器などの設備がいつ交換されたのか。

ここもしっかり確認しておいた方がいいと思います。

そしてもう一つ。

住宅ローンについて。

購入当時は金利ばかりを見ていました。

でも、実際には保証料や事務手数料など、金融機関によって違う部分があります。

今振り返ると、もっと比較しておけばよかった。

26歳の自分に一つアドバイスできるなら、

「住宅ローンは金利だけを見るな」

と言いたいです。

それでも、後悔はしていない

ここまで書くと、結構後悔しているように見えるかもしれません。

でも、僕自身はこのマンションを買ったことを後悔していません。

むしろ、

「よく26歳のときに、この判断をしたな」

と思っています。

物件自体を100点満点で評価すると、僕は80点くらい。

でも、

「物件選び」

「購入のタイミング」

「住宅ローン」

「実際の生活」

など、全部ひっくるめて考えると、90点くらいだと思っています。

完璧ではなかった。

でも、そのときの自分にできる判断としては、かなり良かったと思います。

結局、大事なのは「どう暮らしたいか」

不動産の仕事をしていると、

「資産性が高いか」

「駅から何分か」

「将来いくらで売れるか」

「坪単価はいくらか」

みたいなことを考える機会が多くあります。

もちろん、これらは大事です。

でも、実際に2年2ヶ月住んでみて思ったのは、

家は資産である前に、生活する場所なんだな

ということでした。

どれだけ資産性が高くても、自分が全然好きじゃない場所に住み続けるのはしんどい。

逆に、毎日の生活が快適で、仕事から帰ってきて落ち着けるなら、それだけで十分価値がある。

結局、

「自分はどういう暮らしをしたいのか」

ここを考えることが一番大事なんだと思います。

資産性だけではなく、心の豊かさも含めて家を選ぶ。

20代で実際に家を買って、2年2ヶ月住んでみて、今の僕が感じていることです。

ただ、最初からこの家には「ずっと住み続ける」というつもりはありませんでした。

そして、ある出来事をきっかけに、

「そろそろ次の家を考えてもいいかもしれない」

と思うようになります。

次回は、いよいよこのマンションの売却編。

26歳で購入したマンションを、29歳になった僕はいくらで売ることになったのか。

そして、実際に手元にいくら残ったのか。

次回は購入ではなく**「売る側」**としてのリアルな話を書いていきます。

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