WordPressはもう要らない - Cloudflare + Supabase + GitHubでほぼ無料でサイトを公開した話
はじめに
Wordpressに縛られるのが嫌で何か良い方法があるかClaude Codeと検討していました。
【結果】
毎日自動で新作が追加され続けるDB型サイトを、ほぼ0円で構築できました。
使ったのは Cloudflare・Supabase・GitHub の3つです。すべて無料枠があるサービスです。
この記事では「なぜWordPressを使わなかったのか」「何でどう作ったか」「実際いくらかかっているか」をお伝えします。
WordPressの終焉
正直に言うと、WordPressはもう時代遅れになってきていると感じています。
サーバー代:月1,000円〜3,000円
プラグインの更新・セキュリティパッチ:永遠に続く管理コスト
表示速度:重め。どれだけ最適化しても限界があります
スケーラビリティ:アクセスが集中すると落ちやすい
2026年現在、静的サイトジェネレーター × クラウドDB × CDNという構成が成熟してきました。WordPressが解決していた問題を、より安く・速く・安全に解決できるようになっています。
個人サイト・アフィリエイトサイト・ポートフォリオなら、WordPressを選ぶ理由はもうほとんどないかもしれません。
代わりに使った3つのサービス
1. Cloudflare Pages(ホスティング)
Webサイトを世界中に配信するCDNサービスです。
無料枠: 月500ビルド、帯域無制限。個人サイトなら完全に無料で運用できます。
WordPressのレンタルサーバーと比べると:
表示速度:圧倒的に速いです(世界300拠点のCDNから配信)
セキュリティ:Cloudflare WAFが自動でBotや攻撃を遮断してくれます
管理コスト:ほぼゼロ。デプロイはGitにpushするだけです
2. Supabase(データベース)
PostgreSQLをクラウドで動かせるサービスです。
無料枠: DBサイズ500MB、月50万APIリクエスト。小〜中規模サイトなら十分です。
WordPressのMySQLと比べると:
REST APIが自動生成されるので、バックエンドのコードが不要です
Row Level Security(RLS)でデータアクセスを細かく制御できます
ダッシュボードが見やすくて管理も楽です
3. GitHub Actions(自動化)
コードのホスティングだけでなく、定期実行の自動化にも使えます。
無料枠: パブリックリポジトリなら無制限。プライベートでも月2,000分使えます。
今回のサイトでは毎日深夜にGitHub Actionsが自動で動いています:
DMM Web APIから新作データを取得
Supabaseのデータベースに保存
サイトに自動反映
WordPressだったら、プラグインを買うか、自前でcronサーバーを立てる必要がありました。
実際に作ったもの
FANZAのAPIで作品データを自動取得・蓄積するDB型SEOアフィリエイトサイトです。
技術構成はこの5つ:
フロントエンド → Astro + TailwindCSS(無料)
ホスティング → Cloudflare Pages(無料)
データベース → Supabase(PostgreSQL)(無料)
自動更新 → GitHub Actions(無料)
ドメイン → Cloudflare(年11.51$)
合計:年1,823円(ドメイン代のみ)
WordPressで同等のサイトを運用しようとすると、最低でも年12,000円〜36,000円はかかります。
実際の仕組みをざっくり説明すると
毎日深夜
GitHub Actions
→ DMM APIから新作100件取得
→ Supabaseに保存
ユーザーがアクセス
→ Cloudflare Pages(Astro)
→ Supabaseからデータを読み取り
→ ページを表示シンプルな仕組みですが、これが動き続ける限りサイトは毎日育っていきます。人手はほぼゼロです。
WordPressで同じことをやろうとすると
WP Cron(WordPress内蔵のタスクスケジューラー)は不安定で本番運用には向きません
外部APIとの連携はプラグインかカスタム開発が必要になります
DBへの書き込みをフロントエンドから直接行うと脆弱性になります
今回の構成では、GitHub Actionsが「APIキーを持ったバックエンド」として動き、フロントエンドからはSupabaseのanon key(読み取り専用)しか触れない設計にしています。セキュリティ面でも合理的な構成です。
「でもWordPressのほうが簡単じゃない?」という疑問
確かに、ブログを書くだけならWordPressは今でも手軽です。
ただ、今はAIがあります。
Claude Code(AnthropicのAIコーディングエージェント)に日本語で話しかけるだけで、Astroのコードが書かれ、Supabaseとの接続が完成し、GitHub Actionsのワークフローが出来上がります。
私が実際にやったのは「こういうサイトを作りたい」と伝えることだけです。コードはほぼ自分で書いていません。
「技術的に難しそう」という障壁は、AIによってほぼ消えました。
まとめ
WordPressと新構成を比べるとこうなります。
月額費用 WordPress:1,000〜3,000円 / 新構成:0円(ドメイン除く)
表示速度 WordPress:普通〜遅め / 新構成:速い(世界中のCDNから配信)
セキュリティ管理 WordPress:自分でやる / 新構成:ほぼ自動
自動更新・外部連携 WordPress:プラグイン依存 / 新構成:GitHub Actionsで自由に
学習コスト WordPress:低い / 新構成:少し高い(ただしAIで補えます)
WordPressが悪いわけではありません。でも2026年に新しくサイトを作るなら、この構成を一度試してみてほしいです。
ドメイン代だけで、本格的なWebサイトが動く時代が来ています。
