(入院レポ③)まな板の上の。。。

手術台の上に乗ったら、方々から手が伸びてきて
頭には不織布のキャップをかぶされ
鼻には酸素チューブ
点滴や心電図や他のモニターへの配線コードなどなど
されるがまま。。。
これまでに手術の経験はあるけど、即効で麻酔で眠っているから
気にしようもない。
ところが今回は意識ハッキリある状態なので
話し声はもちろん全部聞こえてるし
え?え?え?と戸惑っている間にも準備は進んでいく。
気分的には猫がするように、
お耳ぱたんと閉じて体を小さくして部屋の片隅にうずくまっている
シャー!!と威嚇はしないものの、
小さく低く、うぅ~くらいは言ってしまいそう。。。
鼠径部に麻酔が打たれ、
イタッ!と思った瞬間からスピード展開されていく。
あれ?もうカテーテル心臓まで届いてるってこと?
「通電」の声が聞こえると心臓の内部焼いてるってことよね。
痛みほどではないけど、違和感はある。
なんか胸の一部が重ぐるしい感じがしたり、
場所によっては、ん~そうだな~。。。
食べ物を飲み込むときに、
思いのほか固いものや、大きめのまま飲み込んでしまって
食道アタリを通過する時に、ちょっと痛いというか
あ、しまった。。。みたいな経験ありません?
そんな感じでした。
途中から鎮静剤を投与していただいたので、うつらうつらしながら
耳だけはしっかり聞こえてる状況が続きます。
不整脈が起きている場所を特定して現行犯で仕留めていくために
不整脈を誘発する?ような薬も投与されていたようです。
「あれか?いや、違うか?これだな!」
「あの場所が。。。あれが。。。これが。。。」
先生たちや技師さんたちの会話が続きます。
「あぁ~そこはもう通り過ぎちゃったんだよ~」とか。
右心だけでなく、左心の奥の左心室にも問題個所があって、
右心からの進入ルートだけでは到達できない場所なので、
別の場所から入り直したり苦心して下さったようです。
「痛いところない?大丈夫?」と、
ところどころで先生がお声かけ下さるし、
看護師さんも「遠慮なく言ってくださいね」と
優しく接してくださる。
何よりも、終始和やかに笑顔で会話されている雰囲気なので
切迫感や緊迫感は感じることなく安心していられました。
どのくらいの時間が経過したかは、私にはわからないけど
段々頭痛がしてきました。
鎮静剤でぼ~っとしながら
「あたま。。。痛いです。。。」と
何度か言った記憶があります。
先生もずいぶん粘ってくださったけど、私の体調を考慮して
「取り切れないけど、このあたりで止めとくね。」と。
すでに三時間経過していたようなので、家族も心配してくれていました。
万が一の不測の事態が起きていたら・・・。
みんな、終了の報告を今か今かと待ってくれていたようです。
手術台からストレッチャーに移動されるとき、
体の下に板が差し込まれて、するするっと何ともスムーズに移動されて
もたついたりガタつくこともなくスルンと。
ほぇ~上手~♪
なんて心の中で拍手👏
ぼんやりしている状態だけど、病室のある階にエレベーターが到着した時
心配そうに私をみている長男の姿が目に入りました。
『帰ってきたよぉ~。ありがとう、待っててくれて。。。』
それぞれの職場で私の状況を心配している旦那さんと次男、
そして家で不安のまま待っている母にも、みんなに連絡してくれるはず。
病室に戻ってからも1時間おきに看護師さんが状態チェックに
きてくださったようだけど、
私はず~っと薄ぼんやりして目を覚ましても
またスーッと眠ってしまうのが夕方まで続きました。
他の手術を終えた執刀医が病室に説明にきてくれたのも
ちょうどその頃。
朝食も昼食も食べてないけど、お腹がすいてるほどの
感覚もなく、寝たまま食べられるような
おにぎりの食事が用意されてました。
カレーだったんだけど、サイコロにカットされていて
爪楊枝でパクパク(*'ω'*)
ごぼうサラダも一口サイズの海苔巻きにされてた。

術後に37.5℃程度の発熱
止血のため翌朝まではベッドから起き上がれないので、
またそのまま眠りにつきました。
長い長い一日でした。
たくさんの人に協力していただいて、感謝♡
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