まつりの余韻に、くだを巻く
創作大賞の応募が締め切られましたね。
少し前に、「これで今年は出し切った!閉店ガラガラ〜」とか書いた気がするんやけど、締め切りギリギリまで粘って作品を投稿されている方をチラチラとお見かけして、はぅ…ってなった、私は人間くせえ。
本当にやりきった…?
もしかしたら、もっとできたんじゃ…?
そんな気持ちがポッと浮かんだ自分に驚く。いやいや、もう十分っしょ〜って、いつもの私の性格なら、割と速やかに切り替えてそうなもんなんだけど、意外としぶとい一面があったみたいだ。
創作大賞の存在を初めて知ったのはいつだったか。noteで投稿を始める、うんと前だと思う。そん時は、「へ〜こんなのあるんや〜へ〜」止まりで、完全に他人ごと。オリンピックぐらい遠い世界のイベントだと思ってた。まさか自分が応募しようだなんてね…未来ってまじで良くわからん角度からやってくるよな。
そう考えたら、参加しようと決めて、書いて、応募して、この一連の非日常な行いに足を突っ込んだ自分は、実はものすごい変化を遂げたってことなのかもしれん。うんうん。
何かに挑戦する時って、少なからず私は「変わりたい」と願っていて、「こんな風になりたい」「こんな自分でいたい」と、理想の自分を追いかける。だけどそのキラキラした気持ちの裏側をのぞくと、現時点の自分を否定していることさえあったような気がする。今の自分じゃアカン!って。自分でも気づかんうちに。
タイトルで宣言したとおりくだを巻くと、昔、めっちゃ好きな彼氏がいて、その人に好かれたいあまりに、「理想の彼女像」を嬉々として追いかけてたんやけどさあ。
ほっとかれても、怒らない。しつこくしない、寂しがらない、いつもニコニコ笑ってる。あなたのためなら、なんでも我慢できる。だって私、あなたにとっての「いい彼女」になりたいもん!
そうやって「変わりたい」と願う私に、周りは言うわけ。「なんでそんな無理すんの?ありのままでいいじゃない」って。
そんなこと言われても、いい彼女になりたいと思っている私の気持ちに嘘はない。無理も我慢も、自分がやりたい!と思ってやってる。頑張ってる私自体が「ありのまま」のはずなのに、なんでダメなんだろう。どうしたらいいんだろう。そんなことを思ってた。(そしてやっぱり、振られた)
今思えば、あの時の私は、
私のままじゃダメだから、だから変わりたいと思ってた。
変わらないと、好きでいてもらえない。そのままの私に価値はない。ずーっとそんな風に、自分で自分を否定してきた時間が、長かったような気がする。
今回の挑戦は、どうだっただろう?
私は、私のままで頑張れたんかな。
ゴジラが、シン・ゴジラになったみたいに、
ドラゴンボールがドラゴンボールZになったみたいに。
答えは花丸。
書きながら、過去を振り返って、自分の気持ちを確かめて、自分の人生をエッセイに書くなんて、私が、私のままじゃないと成立しない。
はじめてこんな風に、向き合ったかもしれないな。
これまで生きてきた、自分に。
よく頑張った。お疲れさまでした。
たまには、そんな風に褒めてあげてもいいじゃんね。
