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土日出勤のある職場を離れて半年ーー休みの数は同じなのに過ごし方が変わりました

SNSのタイムラインに、回復期リハビリテーション病棟で土日祝日もリハビリを提供する体制が要件になる、というニュースが流れてきました。
半年前まで、自分もその体制の中で働いていました。


📅 休みの数ではなく、重ならないことだった

前の職場は365日体制でした。土日も祝日もリハビリがあるので、スタッフはシフトを組んで出勤します。 

今の勤務は月曜から金曜まで。土曜は月に2回の半日で、日曜と祝日は休みです。

休みの日数そのものが少なかったわけではありません。ただ、家族の休みと重ならない。妻と子どもが休みの日に自分が出勤していて、自分が休みの日に子どもは学校に行っている。連休もほとんどありませんでした。

たまに全員の休みが揃うと、その1日に予定を詰め込みました。行きたかった場所に行って、買い物も済ませて、というふうに。休みなのに、けっこうバタバタしていたと思います。

平日に休みが当たれば自分の時間は作れましたが、それは子ども3人を見ているママには当てはまりません。偏っているとは当時から思っていましたし、少し申し訳なくもありました。
困っていたのは休みが取れないことではなくて、家族と予定が合わないことだったのだと思います。

📄 その体制が、制度の側から標準になる

2026年度の診療報酬改定で、この流れは制度としても進むことになりました。
回復期リハビリテーション病棟入院料1から4のすべてで、土日祝日を含めたリハビリ提供体制を整えることが要件になります。

土日祝の1日あたりの提供量も、平均2単位(1単位20分)以上から3単位以上に引き上げられます。入院中の患者さんに休日リハビリを行った場合の加算も新設されました。施行は2026年6月からです。

すでに10年以上前から365日でやってきた病院にとっては、今さらの話だと思います。ただ、土日祝日が休みだった職場や、人員を増やせない事情のある職場にとっては、体制そのものを作り直す話になります。


⚖️ 医療としては納得できる。でも、実施するのは人

求められている医療の形としては納得できます。
一方で、それを実施するのは人です。土日祝日に誰かが出勤するということでもあります。制度が変われば、そこで働く人の生活も動きます。

患者さんにとって良い医療の形と、それを提供する人の生活と、両方が乗っている話で、片方だけを見てどうとは言えない難しい内容だなと思いました。

休日に働いているのは、リハビリ職だけではありません。医療や介護、小売、運輸、いろいろな職場で誰かが出勤しています。働く人の健康を考えるとき、どれだけ働いたかと同じくらい、いつ休めるかも見る必要があるのだと思います。


仙台在住の、予防と働く人の健康を支える産業保健に携わる理学療法士(健康経営アドバイザー/両立支援コーディネーター)。
妻も産業保健師。3児の父で、育休を1年取りました。企業向けの健康セミナーや両立支援のご相談も受け付けています。

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