私の「バナナケーキ」の歴史 ばあばは配合まで考えるパウンドおばさん🍌(笑)
10日ほど前に「私の人生の半分を知っている、オーブンとパウンド型」という記事を書きました。
そして5日前には、「見えない私のパウンドケーキ作りの工夫 主人と私の関係(笑)」を書きました。
こうして続けてケーキの話を書いていると、ふと、もう一つ書いておきたくなりました。
それは、私のバナナケーキの歴史です。
といっても、大げさにバナナケーキの歴史を語るわけではありません💦
あくまでも、私の中のバナナケーキの歴史です😅
私がお菓子作りに興味を持ったきっかけは、高校生の頃に読んだ森村桂さんの『天国に一番近い島』でした。
その中で主人公が出会う「カトルカール」というパウンドケーキに興味を持ったのが始まりです。
その後、視覚障害のためにお菓子作りを諦めてしまった私が、何十年も経って、もう一度ケーキを焼くことになるとは思ってもいませんでした。
きっかけは、次男の孫でした。
まだ2歳だった孫が、ぞうさんとバナナが大好きだと聞いて、
「バナナ……。じゃあ、バナナケーキを焼いてみようかな💡」
と思ったのです。
その頃、還暦のお祝いに息子からプレゼントしてもらったiPadを使うようになり、ChatGPTでレシピを調べることも覚えていました。
そこで最初に教えてもらったのが、「しっとり基本のバナナケーキ」でした。
最初は、提案してもらったレシピに色をつけて、AIで作ったケーキの画像を添えて、雑誌にあるようなレシピを作るのが夢でした。
いざ操作してみると、VoiceOverを使って作るカラフルなレシピは難しく、色をつけることはできたものの、文字サイズや行間などを整えることが、全くできません。
カラフルなレシピ作りは断念して、そのまま放置されていました。
まさか、そのレシピが何度も書き換えられて、今の「極上しっとりバナナケーキ」になるとは、そのときは思ってもいませんでした。
最初のレシピは、今とはずいぶん違います。
バナナ2本、薄力粉120g、ベーキングパウダー4g、溶かしバターまたはオイル50g、きび砂糖70g、卵1個でした。
溶かしバターを使って焼いてみると、もちろんおいしい。
でも、私が思っていたより、しっとり感がありませんでした。
卵も1個だったので、もう少しふんわりしてほしい。
そこで、ChatGPTに相談しながら、少しずつ配合を変えていきました。
最初に変えたのは、油脂だったと思います。
バターだけではなく、オイルも使ってみる。
バターとオイルをハーフ&ハーフにして、油脂の量も増やしてみました。
焼いてみて、また考える。
そして、砂糖も70gから80gへ。
これは、完熟したバナナの甘さを考えてのことです。
70gで焼いたとき、バナナがしっかり完熟していればいいのですが、そうでないと、なんとなく「バナナという感じ」だったのです。
だったら、もう少し砂糖を増やしてみよう。
そんなふうにして、80gになりました。
その後も、
「もう少しバターのコクが欲しい」
「でも、冷えても固くならないしっとり感は残したい」
と、ChatGPTに相談しながら、また配合を変えていきました。
最初はバター80gだったものが、バターとオイルを半分ずつにしてみたり、そこからさらに調整したり。
そして、今はバター60gと太白ごま油30g。
バターのコクは残しながら、太白ごま油でしっとり感を出す。
私の中では、今のところ、この組み合わせが一番好きです。
バナナの量についても、途中で「思い切って200gにしてみたら?」という話になったことがありました。
ところが、実際に焼いてみると、水分がかなり多い。
そこで、バナナだけを増やせばいいわけではないと分かりました。
ヨーグルトを加えるなど、いろいろ調整して、今の配合に落ち着いていきました。
現在の私のバナナケーキは、
バナナ2本(160〜180g)
薄力粉120g
ベーキングパウダー3g
バター60g
太白ごま油30g
きび砂糖80g
卵2個
ヨーグルト20g
そんな配合です。
そして、いつの間にか、最初の「しっとり基本のバナナケーキ」は、「極上しっとりバナナケーキ」という名前になっていました。
「極上」なんて、自分でつけちゃったんですけどね😅
でも、何度も焼いてきた私にとっては、今のところ、かなり完成形に近いレシピです。
冬にも焼いてみました。
冷えても固くならない。
それを確認できたときは、
「うん、これでいいかも」
と思いました。
そして、ここまで来てから、またひょっこり昔の記憶が出てきました。
ケーキ教室で、「ベーカーズ法」というものを習ったことがあったな。
「あれ? ベーカーズ法って何だっけ?」
またChatGPTに聞いてみました。
粉を100%として、ほかの材料を割合で表す方法。
そう教えてもらうと、
「じゃあ、私が何度も焼いて作ってきた、このバナナケーキは、数字で見るとどんな配合なんだろう?」
と、急に気になってきました。
そこで、実際の配合をベーカーズ法で表してみることにしました。
ちょうどその頃、直近で焼いていたのがレモンパウンドでした。
せっかくだから、レモンパウンドも同じように数字にして、バナナケーキと比べてみました。
すると、どちらも私の好きな「しっとり系」なのに、しっとりさせる方法がずいぶん違うことが分かりました。
レモンパウンドは、油脂やアーモンドプードルなどの配合で口どけを作っている。
一方、バナナケーキは、バナナそのものの水分や甘さを大きく利用している。
同じパウンドケーキでも、数字で見ると、こんなに違うんだ。
なんだか面白くなってしまいました。
でも、考えてみれば、私は最初から数字を見てケーキを作っていたわけではありません。
焼いてみて、
「もう少ししっとりしてほしい」
「もう少しふんわりしてほしい」
「バターのコクがもう少し欲しい」
「この甘さならちょうどいい」
そんなことを思いながら、少しずつ配合を変えてきました。
そして、そのたびにChatGPTと話をして、また焼いてみる。
そうやって何度も繰り返して、今のバナナケーキになりました。
ベーカーズ法は、ちょっとカッコつけて、科学的に%で表してみたかったのです。
「私、こんなことまで考えながらケーキを焼くようになったんだな」
と、ちょっと自己満足するのでした。
高校生の頃、カトルカールという名前のケーキに憧れた私。
一度は、見えなくなってケーキ作りを諦めた私。
そして今は、孫の「バナナが好き」という一言をきっかけに、またケーキを焼いています。
しかも今では、焼いたケーキの写真をChatGPTに見せながら、
「ここ、どう思う?」
なんて相談している。
でも、今のところは、この「極上しっとりバナナケーキ」で、かなり満足しています🍌
こうして私のレシピは、すべて自分好みに、書き換えられました!
ばあばは「パウンドおばさん」になるのでした😂🍌

画面上部には、お読みいただきありがとうございました。と書かれています。
そして画面下部には、大きな文字でパウンドおばさんと書かれています。
