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どうしてすぐお腹が空いてしまうの?             今日からできる やさしい保護者さまのかかわり方


「またお腹が空いたの?」
「さっき食べたばかりなのに…。」

そんなふうに感じたことはありませんか?

「食べさせすぎると太ってしまうのでは…。」
「体に良くないことは分かっている。でも、食べさせないと癇癪を起こしてしまう…。」

そんな葛藤を抱えながら毎日過ごしている保護者さまも少なくありません。

実は、発達特性のあるお子さんの中には、空腹を強く感じやすかったり、満腹感を感じにくかったり、食べることで安心しようとしたりするお子さんがいます。

「すぐお腹が空く」という行動の背景には、その子なりの理由が隠れていることがあります。

🌸どうしてそうなるの?

「すぐお腹が空く」と言っても、その理由は一つではありません。

成長期で活動量が多く、本当にエネルギーを必要としているお子さんもいます。

一方で、糖分の多いお菓子やジュースなどを一度に摂ると、血糖値が急激に上がり、その後急激に下がることがあります。その変化によって、空腹感やイライラが強くなるお子さんもいます。

また、発達特性のあるお子さんの中には、よく噛まずに飲み込んでしまい、満腹感を感じにくいお子さんもいます。

さらに、「お腹が空いた」のではなく、口を動かしたり噛んだりする感覚を求めていたり、不安や疲れを食べることで落ち着かせようとしていたりすることもあります。

だからこそ、「また食べたいの?」ではなく、「どうして食べたいのだろう?」という視点で考えることが大切です。

🌸タイプ別

① 本当にお腹が空きやすいタイプ

成長期で活動量が多く、エネルギーをたくさん使うお子さんです。

② 血糖値の変化を受けやすいタイプ

糖分の多い食品を食べた後に、急にイライラしたり、またすぐに「お腹が空いた」と訴えたりすることがあります。

③ よく噛まずに飲み込んでしまうタイプ

早食いや丸飲みのため、満腹感を感じにくく、「もっと食べたい」となりやすいお子さんです。

④ 口の感覚刺激を求めるタイプ

噛むことや口を動かすことで安心したり、落ち着いたりするお子さんです。

⑤ 不安やストレスを食べることで落ち着かせるタイプ

疲れや不安、緊張などを食べることで和らげようとしていることがあります。

🌸今日からできる関わり方

✅ 「食べちゃダメ」ではなく、「何を食べようか」と内容を工夫してみましょう。

✅ お菓子だけでなく、おにぎり、チーズ、ヨーグルト、ゆで卵など、腹持ちの良い補食を取り入れることもおすすめです。

✅ 食事やおやつの時間をできるだけ一定にし、「あと30分でおやつだよ」など見通しを伝えましょう。

✅ よく噛むことが難しいお子さんには、「10回噛んでみようね」と一緒に数えたり、お子さんの噛む力や飲み込む力に合わせて食材の大きさや硬さを調整したりすることも一つの方法です。

🌸療育ワンポイント

発達特性のあるお子さんの中には、食べることそのものが目的ではなく、口の感覚刺激を求めているお子さんもいます。

その場合は、「食べすぎ」と考えるだけではなく、

「この子はどんな感覚を求めているのだろう?」

という視点を持つことが大切です。

療育では、感覚統合の視点から、噛み応えのある食材を取り入れたり、口を使った遊びを取り入れたりしながら、お子さんに合った方法で感覚を満たせるよう支援することがあります。

困った行動だけを見るのではなく、その背景にある理由を知ることで、お子さんへの関わり方も少しずつ変わっていきます。

🌸花音おすすめ お役立ちアイテム

・目盛り付きの水筒
・小さめのおにぎりケース
・チーズやナッツ(年齢や安全面に配慮)
・ヨーグルト
・噛み応えのある食品(お子さんに合わせて)
・視覚タイマー

🌸花音からのメッセージ

「また食べたいの?」

そう思ってしまうことは、決して悪いことではありません。

毎日向き合っている保護者さまだからこそ、不安になったり、悩んだりするのは自然なことです。

でも、お子さんは困らせようとしているのではなく、自分でもうまく説明できない理由があって「食べたい」と伝えているのかもしれません。

大切なのは、食べることだけに目を向けるのではなく、その行動の背景にある理由を一緒に探してあげることです。

「どうしてそうなるのかな?」

そんな優しい視点が、お子さんを理解する第一歩になります。

困った行動の裏には、必ず理由があります。

その理由に気づけたとき、お子さんへの関わり方はきっと変わっていきます。🌸

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