30キロの膝の上
先日、久しぶりに息子の爪を切りました。
最近は、
「自分でできる!」
と言って、手も足も自分で切るようになった息子。
でも、その日はなんだか私が切ってあげたくなって。
「お母さんが切ってもいい?」
と聞いてみました。
すると、
「あっ、いいよ!」
と、意外にもあっさり許可が出ました。
嬉しくて、少しワクワクしながら爪切りを準備していると——
息子が、あの頃のように母の膝の上へドスン。
30キロほどある、大きめの息子です。
その重さに圧倒されながらも、
なんだか嬉しくて、思わず笑ってしまいました。
そして、爪を切ろうと手を握った時。
指の太さが、私とほとんど変わらないことに気がつきました。
ついこの前まで、小さな手だった気がするのに。
本当に大きくなったなぁ。
そんなことをしみじみ思いながら、爪を切りました。
大きくなった手。
重たくなった体。
でも。
何の恥じらいもなく、当たり前のように膝に座ってきてくれるところは、まだまだ可愛い息子のまま。
そんな姿が、たまらなく愛おしかったです。

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