防振ゴムで橋の揺れは防げるのか?
橋の上で三脚を使って撮影をするとき、意外と問題になるのが「揺れ」です。
大型車が通ったり、人が歩いただけでもわずかな振動が伝わり、長秒露光では写真がブレてしまいます。花火撮影では、花火の軌跡がぐねぐねと曲がってしまうので特に目立ちます。
参考写真(花火の線が揺れで曲がった例)

防振ゴムを試してみた
そこで今回は「防振ゴム」でこの揺れが軽減できるのかを検証しました。
購入したのは ハネナイト製 防振ゴム(厚み10mm、65mm角) です。
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三脚の脚の下にこの防振ゴムを敷き、使用した場合と敷かない場合とで比較撮影を行いました。
撮影条件
撮影場所:大黒大橋
被写体:花火
焦点距離:150mm(望遠)
三脚:あえて貧弱なものを2本用意
カメラ:Pentax K-1(一眼レフ)と Nikon Z8(ミラーレス)
本来なら同じ機材で比較したいところですが、機材の都合で近い条件の組み合わせでテストしました。
※そのため厳密な比較ではありません。

設置方法
防振ゴムは三脚の脚先に1枚ずつ敷くだけです。

撮影結果
左:防振ゴム無し(Z8)
右:防振ゴム有り(K-1)



拡大してみると、防振ゴムを使った方が花火の線のぐねぐねが明らかに抑えられているのが分かります。
完璧ではありませんが、効果は十分に体感できました。
一方で、シャッター直後の軌跡がK-1で乱れている部分もありました。

これは一眼レフ特有のミラーショックが原因と考えられます。さらに三脚が貧弱すぎたことも影響したと思われます。
結論と注意点
防振ゴムを使うことで、橋から伝わる振動はかなり抑制できる
ただし、橋全体の大きなたわみは防げません
風によるブレなど、地面以外から来る揺れには効果が薄い(むしろ増幅される場合もある)
実際に橋の上で撮影する場合は、なるべく橋脚の近くで三脚を設置するのがおすすめです
