株式会社仁藝を創業しました!
2025年8月、岩手県陸前高田市を拠点に、株式会社仁藝(NINGEI)を立ち上げました。
陸前高田は、2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた町です。
あれから15年。
陸前高田というローカルにどっぷりと、ディープに入り込みながら、定期的に旅や来訪者との交流などで世界と繋がってきた。
なぜ、この町から会社を作ったのか。そして、その会社で何をしようとしているのか。少し長くなりますが、読んでもらえたら嬉しいです。
世界は面白い。
知らない場所に飛び込んで、全然違う文化に触れて、自分の世界が広がっていく感覚。あれが好きでたまらない。
言葉も通じない人と突然つながる瞬間。
自分がいかに狭い世界の中にいたかを思い知る瞬間。
そういう体験を重ねながら、私はずっと生きてきた。
そして2024年旅の途中、トルコでガザの件が激化した。
ウクライナロシアの戦争も終わっていない。
戦争のリスクが日に日に高まっている世界を目前に自分にできる何かを真剣に考えた。
人間性が、失われていっている世界で
資本主義の歯車の中で消耗していく人たち。戦争に駆り出される人たち。暴力性に飲み込まれていく人たち。自分・他者・世界への感度が、静かに、しかし確実に失われていっている。
大きな社会システムの中で人々は「人間性の喪失」を経験する。
でもそれは一人一人にもともとなかった感覚ではない。
巨大なシステムの中でそう振る舞えないだけ、時に恐れ、忘れているだけだ。
気づけないだけだ。

3.11の中で見た希望
2011年3月11日、すべてのインフラが一瞬で消えた。
でも人々は助け合った。
見知らぬボランティアも飛び込んできて、巨大な絶望の中で、人々は優しかった。
コミュニティは息を吹き返した。
あのとき私たちが体験したのは、人間性が復興していく瞬間だったのかもしれない。

そして、その力は世界中に残っている。
ローカルの「見えない日常」の中に。
人間的な営みを土台に新しい挑戦をしている組織の中に。
優しさや想像力を信じて動いている個人の中に。
そして、そういう人たちは大抵ユーモラスなのだ。

だから、世界を遊ぶ
仁藝はそういう人たちのプラットフォームでありたい。
世界中にいるまだみぬ挑戦者と「仲間」になり、「友」になり一緒にこの世界を少しfunnyに変えていきたい。
そのプロセスの中で関係が深まり、助け合いが生まれ、新しいものが生まれていく。
多くの人と世界で遊ぶことが、世界を少しいい方向に変えることだと信じて。
Rediscovery Humanity.
世界を遊ぼう。
株式会社仁藝 代表取締役
岡田 勝太
