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44歳、不器用な父が「AI」という武器を持った日

正直に言う。

パソコンは苦手だ。新しい機械を見ると、まず身構えてしまう。真面目だけが取り柄の、ただの44歳のおじさんです。

でも今日、生まれて初めて「Claude Code」というAIのツールを使い始めた。

きっかけは、大それたことじゃない。

夜、リビングで一人、洗い物を終えたあとのコップを片付けながら、頭に浮かんだのはこんなことだった。

サッカーに夢中な長男。テニスに打ち込む次女。陸上のタイムを気にしている三男。3人それぞれ、全力で自分の道を走っている。土日は送迎と応援でくたくたになるけれど、子どもたちの真剣な顔を見るたびに、「もっと近くで、この子たちの力を引き出してあげられないだろうか」と思ってしまう。栄養のこと、練習メニューのこと、モチベーションの保ち方。父親として、もっとしてあげられることがあるはずなのに、いつも「時間がない」を言い訳にしてきた。

そして妻。訪問看護師として、今日も誰かの家に向かい、誰かの痛みに寄り添っている。帰ってきてからも、記録や事務作業に追われている後ろ姿を、何度も見てきた。ソファで書類を前に、疲れた顔でパソコンとにらめっこしている姿。「お疲れさま」だけじゃなく、何か形にして支えたい。ずっとそう思いながら、何もできずにいた。

同居している母は、地域で書道教室を開いている。子どもたちに丁寧に、優しく文字を教える姿は、正直かっこいい。近所のお子さんたちが「せんせい、せんせい」と母に懐いているのを見ると、誇らしい気持ちになる。でも母は、SNSも、デジタルの仕組みも、得意じゃない。せっかくの教室の良さが、近所の一部にしか届いていない。あの温かさを、もっと多くの人に届けられたら。

そんな家族の顔が、次々に浮かんだ。

できることなら、この手で何かしたい。でも特別なスキルもない。パソコンも苦手。器用でもない。正直、飽きっぽい性格でもある。何か新しいことを始めても、三日坊主で終わった経験は数え切れない。

それでも、今日という日に、小さな一歩を踏み出すことにした。

AIに手伝ってもらいながら、子どものスポーツのメニューを一緒に考える。妻の事務作業を少しでも軽くする仕組みを作ってみる。母の書道教室を、デジタルの力でそっと後押しする。

大げさなことは何もできないかもしれない。プログラミングなんて、この歳になって一から勉強する時間も気力もない。それでも、家族のために、不器用なりに、真っすぐ手を動かしてみようと思う。

今日はまだ、Claude Codeを開いて、簡単な使い方を覚えただけだ。子どもの練習メニューも、妻の業務改善も、母の教室のことも、何一つ形にはなっていない。それでも、この一歩を踏み出せたことが、自分にとっては大きな意味を持っている気がしている。

これは、その記録の第1回目です。

うまくいかないことも、きっとたくさんあると思う。途中で挫けそうになる日もあるだろうし、笑ってしまうくらい失敗することもあるかもしれない。それでも、同じように毎日を必死に生きているお母さん、お父さんたちに、少しでも「頑張ってみようかな」と思ってもらえたら嬉しい。

次回は、実際にClaude Codeを使って、長男のサッカーの練習メニューを一緒に考えてみようと思う。うまくいくのか、正直まったく自信はない。AIに何を伝えればいいのかも、まだよくわかっていない。でも、その試行錯誤も含めて、ここに書き残していきたい。

家族のために始めた、不器用な挑戦の記録。

次はどうなるか、自分自身も楽しみにしています。

明日からも、少しずつ。

一歩ずつ、書いていきます。

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頑張ろ

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