夏の終わり
最近散歩をしていると、道端に蝉が落ちている
のを見かけるようになりました。
そのままだと踏まれてしまいそうなので、
そっと掴んで近くの木へ。
飛べなくなった蝉は、木に移してあげても
すぐに力なくポトっと地面に落ちてしまい、
息も絶え絶え…
それでも、なんとか幹に掴まってじっとしている
姿をみていると、そろそろ夏も終わるなぁ
と、しんみりした気持ちになります。
人通りの多い場所では、蝉に手を伸ばすのは少し
躊躇いますが、やっぱり放っては置けず。
なるべく自然に、落とし物を拾うような雰囲気で
素早くササッと。
手を被せて隠すようにして拾います。
(いきなり目の前で蝉を手掴みしてる人がいたら、
ちょっと怖いですもんね…)
私は虫が好きな子どもだったので、夏休みには
毎日のように虫取り網を片手に公園で蝉を探して
遊んでいました。
そのせいか、いまだに蝉には愛着のようなものが
あって、道端で見つけると、捕れそうだな…
と、ついハンター目線で見てしまったり、
助けてあげたくなったりします。
トカゲやカエルなんかもそうで、息子が小学生の
頃はよく2人で探し歩いたものでした🐸
🏮🏮🏮
近くの公園はちょうど盆踊り大会の準備中。
ゆらゆら揺れるカラフルな提灯と、紅白に彩ら
れた櫓が現れるだけで、いつもはがらんとした
公園に活気が満ちていました。
川沿いではいつのまにか飛んでいるトンボが
増えていたり、雲の形がだんだんと秋らしく
なっていたり。
毎年毎年、同じように夏の終わりを感じて、
去年もこうして空やトンボを眺めていたことを
ぼんやりと思い出しました☁️

先週末のこと。
この夏、受験勉強をがんばっていた息子に、
欲しがっていたあるものを「はい、どうぞ!」と
サプライズで渡してみたところ、
息子は驚いた顔で絶句したあと
「うれしい、くぅぅぅぅぅぅ……」
と目元を押さえて泣き出してしまいました。
わ、どうしよう
「まじで!やったー!!」
を想像していたのに。
「やだもう、泣かないでよぅぅ」
と言いながら、もらい泣き。
(私はとても涙脆いのです)
嬉しさとは別のなにかが、
頑張っていた気持ちや、溜まっていたものが
混ざりあって溢れ出してきたように思えて
“ おつかれさま、がんばったね ”
心から息子を労ったのでした。
今年の夏はどこにも行かなかったけれど、
そういえば海が見たかったなぁと、ふと思い
それならば!と、海辺の絵を。
暑さが戻ってきて、この先も不安定なお天気が
続きそうですが、
絵の中の海を眺めて、ほっとひと息。
ささやかな涼を感じていただけたら嬉しいです。
それではまた🌾
読んでいただき、ありがとうございました✨
