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連休の過ごし方〜京都検定で学んだ知識を復習する小旅行【校長ブログ KUASweek_06】

連休中、皆さまはいかがお過ごしでしたか。

私は京都で過ごす初めてのゴールデンウィークということで、京都の名所をいくつか巡りました。

昨年12月に京都検定3級を受験するために勉強した知識が、実際に行って見て聴いて感じることで、「知っている」から「分かる」レベルに深まった気がします。


宇治・平等院鳳凰堂

4月26日(日)の朝、たまたま見ていた情報番組で「平等院の藤が満開です」と言っているのを聞いて、「そうだ。平等院、行こう!」と宇治行きの電車に乗りました。

境内のノダフジは満開。藤棚いっぱいに1メートルを超える花房が垂れ下がり、平等院鳳凰堂と合わせて見る景色はなんとも華やかでした。

水面に映る阿弥陀堂(鳳凰堂)や池に咲く蓮の花など、当時の貴族が思い描いた極楽浄土の光景がそのまま残っていて、静かな池のほとりから阿弥陀様を拝んでいるとタイムスリップしたような気持ちになりました。

平等院
本尊:阿弥陀如来
 単立寺院。山号は朝日山。世界遺産(文化遺産)。永承七年(1052)に藤原頼通が父の道長の別荘であった宇治殿を寺としたのが始まり。本尊に大日如来を祀って平等院と号した。翌天喜元年(1053)には阿弥陀堂(屋根の上に鳳凰の棟飾りがあるため鳳凰堂の名で広く知られる)が建立されて現在の本尊を安置した。
 庭園は国の史跡および名勝に指定されており、近年、頼通時代の庭園意匠である洲浜が復元され景観が一新した。
 本尊の阿弥陀如来坐像(国宝)は平安時代中期の作で、大仏師定朝の代表作品として極めて重要。雲中供養菩薩像五十二躯(国宝)も阿弥陀如来坐像と同じ頃の作と認められ、特定はできないが、中には定朝自らの手になる作品もあると考えられている。

出典)京都・観光文化検定試験公式テキストブック

上賀茂・梅辻家住宅

5月2日(土)は、京都非公開文化財特別公開中の梅辻家住宅へ。

『賀茂七家』と呼ばれ、順番に上賀茂神社の神主(宮司)に就任することができた七軒の社家(しゃけ)の一つが梅辻家です。他が移転したため、今では上賀茂に残る唯一の社家。長屋門、主屋と書院などが京都市指定有形文化財となっています。

主屋は上賀茂の典型的な社家住宅の様式で建てられていますが、書院は江戸時代後期に京都御所の御学問所を移築したとの言い伝えが。京都の町をほとんど焼き尽くした天明八年(1788年)の大火災では、当時の京都御所も焼失してしまいましたが、奇跡的に残ったのがこの書院なのだそうです。

美しいながらも質素な黒書院造りで、本当に御所にあったのかな・・と思ってしまいましたが、天皇の象徴である菊紋の金具が随所に施されていました。

建物だけでなく源氏物語扇面図屏風や賀茂川流域図など見応えがある展示を、特別公開ということでガイドの方が解説してくださったほか、ご当主自らご案内くださり、とても貴重なお話の数々を聞くことができました。

上賀茂伝統的建造物群保存地区
 上賀茂神社門前の明神川沿いの社家町一帯。上賀茂神社の社家は土塀をめぐらし門を構え、屋根には懸魚という寺院風の妻飾りがあり特別な姿である。社家とは神社に仕える神官の住居である。内部は武家住宅と同じように表向き(ハレ)の座敷と、日常生活空間(ケ)の部分に分かれ、入口も式台(玄関)と普段用の大戸の二つが並ぶ。
 上賀茂神社は平安京建設以前からあり、社家は賀茂一族の子孫に限られていたという。神社の南東一帯にシャケと農家からなる古い集落があった。明神川沿いには特に社家が連続しており、ここが保存地区に指定されている。各社家の庭は川の水を取り込んで、下流側で再び川に戻している。一帯は市によって上賀茂郷界わい景観整備地区に指定されている。

出典)京都・観光文化検定試験公式テキストブック

東山・建仁寺両足院

5月3日〜4日は、昨年末のチャリティオークションで「泉健太さんによる京都ツアー」を落札した皆様に便乗し、地元の方ならではの京都の楽しみ方を体験する2日間です。

その特別プログラムとして、建仁寺の塔頭の一つ、両足院へ伺いました。

副住職の伊藤東凌さんから、ご本尊の阿弥陀如来の秘密や「知恵と慈悲」など、ためになるお話を伺った後、茶人で両足院の茶頭(CTO)の中山福太朗さんによる素敵なお茶席。新緑が眩しいお庭を眺めながらの美味しいお抹茶とお菓子、そして中山さんのお話も興味深くて、とても豊かな時間でした。

建仁寺塔頭 両足院
本尊:阿弥陀如来
 入元僧の龍山徳見が創建した知足院に始まり、のち両足院と改称した。方丈東南には枯山水が展開し、三尊石組や須弥山など力強い立石が特徴的。また書院東面に池泉回遊式庭園が展開。池畔に沿って打たれた飛石は、池の北岸の茶室水月亭に向かい、露地が形成されている。この茶室は織田有楽斎の茶室如庵の写しであり、露地と池泉回遊式庭園は茶道藪内家五代の竹心紹智の作と伝えられる。

出典)京都・観光文化検定試験公式テキストブック

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【編集後記】
建仁寺の近く、あじき路地にある『fuku coffee roastery』さん。店主が幼い頃にお祖母様と暮らしていた町家を改装した店舗で、世界中から厳選した生豆を焙煎して販売しています。私が伺った時も台湾での買い付けから帰国したばかりというマスターに、好みを伝えて美味しい豆を選んでいただきました。
京都は全国でトップクラスのコーヒー消費量を誇る街で、喫茶店や珈琲豆販売所がたくさんありすぎてどこに行けばいいのか迷うのですが、お気に入りのお店がまた一つ増えました♡

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