partⅡ第24 話 イギリスではみんな大好きテディベア❕旅行では絶対に分からない。本当に住んだから見えたイギリスのリアル
大人も子どももテディベアが大好き
イギリスで生活し始めると、大人も子どももテディベアが好きなことに気が付きました。
小さい子どもは、お気に入りのテディを抱えていました。
家に招かれると、寝室には古びたテディがそっと置いてありました。
どうやら大人も自分のテディを大事にしているらしいのです。
テディベアの由来
そもそもテディベアという名前の由来は、アメリカのルーズベルト大統領がクマ狩りに行って、年老いたクマを追い詰めたときに、大統領が「スポーツマン精神に反する」とクマを撃つのをやめたことにありました。
大統領のやさしさが大勢の人を感動させ、おもちゃのクマに大統領の愛称「テディ」を付けて「テディベア」として売り出したことがことの始まりでした。
このぬいぐるみのクマが大評判となり、イギリスでも多くの人がテディベアを愛することになったのです。
特に、イギリスでは赤ちゃんが生まれると両親や親せきの人々が、ファーストベアとしてクマのぬいぐるみを贈る習慣があります。
このぬいぐるみのテディと一緒に眠ることが習慣となり、多くの人が大人になってもテディをベッドに置くわけです。
イギリスにはクマのプーさんやパディントンベア、ルパートベアなどクマのキャラクターがたくさんあり、クマのぬいぐるみが好まれる土壌もできているのです。
実生活では
テディベアがイギリス人の生活に深く根付いていることは確かです。
私の友人はお母さんを早くに亡くしてしまいました。
彼女はお母さんが作ってくれた大きなテディを大事に袋に入れてベッドサイドに置いていました。
「このテディは私のだから、将来子どもが生まれても触らせないの。」と言っていました。
また、あるお父さんはそのまたお父さんから受け継いだ古いテディを今でも大事にしていました。
それに、イギリスでは赤ちゃんは3か月ぐらいから、両親とは別室で寝ています。
赤ちゃんが1人で寝るときに寂しくないようにテディを持たせているのですね。
我が家のテディは?
我が家では、クリスマスの時に子どものために、イギリス人の友人からとても大きなテディベアをいただきました。
このテディベアは、顔が子どもの顔よりも大きく、背丈も1歳の子どもぐらいありました。
子どもは喜んでテディの鼻(なぜか手ではない)をつかんでは部屋中を引きずって歩いていました。
もちろんベッドにも持ち込み、毎日一緒に寝るようになりました。
帰国するときに、このテディがあまりにも大きいので、置いて来ようと思ったのですが、子どもがとても気に入っていたので、荷物に入れて送りました。
そのテディは今でも家にありますが、これを見るたびにグラスゴーでの楽しい日々を思い出します。
まとめ
イギリス人は大人も子どももテディベアが大好きです。
テディベアは生活の一部になっています。
テディベアはこれから先もイギリス人に愛されるに違いありません。
