Ⅲ 女帝

『Ⅲ 女帝』
麦穂は。
黄金色に揺れ。
私の国は今日も
豊かなのだと。
揺れ動く。
麦穂は。
そのまま。
民の様にも見える。

豊かとは。
なにか。
私がどれだけ。
愛し。
愛されようとも。
本来。
各々の実りが
違う果実であり。

私からは皆が
麦穂にしか見えない。
と言うものだよ。
私の実りと。
皆の実りは違うと知れ。

黄金色にしか
みえぬものは。
虹色であり。
虹色にしか
みえぬものは。
私がつつみ。
黄金色とす。

包み込むことと。
受け入れることは。
対であり。
それを。
愛と呼ぼう。

豊かとは。
なにか。
私がどれだけ。
愛し。
愛されようとも。

本来。
各々の実りが
違う果実であり。

私からは皆が
麦穂にしか見えない。
と言うものだよ。
私の実りと。
皆の実りは違うと知れ。

12の星が巡り。
その過ぎ去る
幾月にザクロが
実ろうとも。

それは私には。
麦穂であり。

君には。
ザクロであり。
包み込み。
受け入れることで。
結局。
巡り巡るのでしょう。

nonoinfinity
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