株式会社なつやすみ10周年

本日、2月26日をもちまして株式会社なつやすみは10周年を迎えることができました。

(Xに投稿した内容に加筆した記事になります。重複はご了承下さい!)

夏休みの自由研究のように、誰に頼まれたわけでもないのに夢中になって取り組む創作が、一番面白いものを生み出す。「忙しく、遊ぶ」を社訓に、この10年やってまいりました。

今の読者のほとんどがご存知ないかも知れませんが、10年前に私はギャグ漫画でデビューしました。産声は「ザッカァァバァーグ」でした。

「ザッカァァバァーグ」

株式会社なつやすみのネーミングには、先述したカッコいいものとは別に、もうひとつダサい意味合いも込められていました。

「上手くいかなかったら、なつやすみ終わりますって再就職したら笑えるな」って。

やりたい事だけをやり続けられれば最高だけど、世の中そう甘くはありません。独立当初は30歳で、35歳までなら再就職もできるかと保険をかけていました。最初の数年間は、こういった周年報告も執拗に丁寧に書いていた記憶があります。だって、その周年報告が最後になるかも知れなかったから。

ここ数年は、もう周年報告も適当になっていました。もういつの間にか会社員時代より漫画家である時間の方が長くて、漫画を描いている事が当たり前になっていたからです。

もう、特筆してご報告する事はありません。10周年なので何か振り返ろうとも思いましたが振り返る気分になりません。だって、今はまだ途中なので。

本を一冊出すのが目標でした。ドラマ化するのが、アニメ化するのが夢でした。100万部を目指していました。どれも叶った今、もう改めて振り返ってご報告する事はありません。とにかく、ここ数年は全部途中なんです。

面白い漫画を世に出し続けること。
誰かが毎週、私が描いた漫画の話をしていること。
これを、一年でも長く続けること。

自分が死んだあと「あの人の人生はまるで夏休みのようだった」と言われるように、精一杯続けようと思います。

これからも、どうぞよろしくお願いします。

株式会社なつやすみ代表 漫画家かっぴー

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