禁煙が苦しいのは「自動運転」を止めているから
禁煙を始めた頃は、タバコを吸わないだけなのに、なぜこんなに落ち着かないのだろうと思っていました。
でも振り返ると、やめようとしていたのはタバコだけではなかったのだと思います。
朝起きたら一本。食事が終わったら一本。仕事が一区切りついたら一本。
長く続けているうちに、いちいち「吸おう」と考えなくても、体が勝手に次の行動へ進むようになっていました。いわば生活の中に組み込まれた自動運転です。
禁煙すると、その自動運転を一つずつ手動に戻すことになります。
食後に「あ、タバコ」と頭に浮かんでも吸わない。仕事が終わって一息つきたくなっても、別のことをする。
最初は違和感があって当然です。脳も習慣も、これまで通りに戻そうとしてきます。
でも、その違和感もずっと続くわけではありません。
吸わない朝、吸わない食後、吸わない仕事終わり。それを繰り返しているうちに、今度は「吸わない」が新しい自動運転になっていきました。
禁煙の苦しさは、変われていない証拠ではなく、習慣を書き換えている途中の感覚なのかもしれません。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
おかげさまで、今日で禁煙1566日目です。
