「福井酒巡りの旅記録前編」西麻布料理人のすけの料理日記Vol.25
皆さんご無沙汰しております🙇♂️
西麻布のイタリアンにて副料理長を務めるのすけと申します。
公私共にバッタバタですっかりご無沙汰になってしまいました…
実は先日夏休みを頂きまして、2泊3日の福井旅行に行って参りました!
今回の目当てはなんと言っても「福井の地酒と、美味しい料理」
福井は石川県に隠れてイマイチ目立たない印象ですが、美味しい酒蔵や、美味しい食材が潜んでいるとてもポテンシャルの高い場所だと、個人的に思っています…!
何より、僕の最推し「黒龍酒造」さんが鎮座しています。
今回はそんなに福井県を堪能する2泊3日の旅の記録を記していきたいと思います。
おすすめのお店や、観光の際のお役立ち情報なんかも混じえてご紹介出来ればと思っているので、福井旅行興味ある方は是非ご一読ください( *´꒳`*)

「おすすめ交通手段」
まずは気になる交通手段
北陸新幹線が開通して、富山、金沢、福井へのアクセスがかなり良くなったのは有名ですよね。
今回は
往路→新幹線
復路→夜行バス
を利用しました。
新幹線は上野駅から2時間50分
今回はトクだ値の早割り30%OFFを利用したので、
通常15000円が10930円で購入できました!
めちゃくちゃお得…!
早い者勝ちなので、狙っている日程のチケット解放日をチェックして、0時になった瞬間手続きしました。
それでも取れたのは往路のみ…
復路は外れてしまったので、仕方なく安い夜行バスにしました🚎
のすけ流一人旅の極意は「交通費と宿泊費はなるべく削って、食に全振り」です笑
ちなみに夜行バスは福井駅~東京駅で6200円
時期によって変動あるので注意ですが、夜行バスが苦じゃない人にはめちゃくちゃオススメです。
僕はどこでも寝れるタイプなので爆睡でした😴
「観光エリアと現地での交通手段」
今回は福井駅から、恐竜博物館で有名な勝山というエリアに絞っての観光でした。
福井が有する巨大河川「九頭竜川」沿いをメインに観光した感じです。
この九頭竜川が、福井の酒造りには欠かせない存在。
実際に福井を代表する有名酒蔵達は一同に九頭竜川沿いに点在しています。
※1部例外あり

福井から勝山までは、
「えちぜん鉄道」
というローカル線を利用します。

二両編成のこじんまりした電車で、ノスタルジックな地元ローカル線と言った感じ。
運行本数は30分に1本くらいの目安でしょうか。
意外と夜も遅くまで運行しています。
無人駅も多く、無人駅で降りたい際は先頭車両の1番前の扉しか開かない仕様。
知らないと降りたい駅でドアがあかない!となるので要注意⚠️
※利用客の多い主要駅では全扉が開くのでご安心を。

えちぜん鉄道沿いには、禅寺として有名な「永平寺」や、家族連れに大人気の恐竜博物館を有する「勝山」があります。
今回の旅の一番の目的地である、黒龍酒造がプロデュースする、宿泊施設や飲食店、酒蔵を有する複合施設「Eshikoto」もこの沿線にあります。

福井はローカル線が多く、公共交通機関が充実しているなという印象を受けました。
福井駅からはえちぜん鉄道の他にローカル線が2本、バスも沢山走っており、街中では路面電車も走っています。
「旅行1日目の記録」
初日は朝6時半上野駅を出発🚄
駅弁を食べると一気に旅行気分が出ていいですよね。
ちなみに僕は駅弁はとりめし一択(笑)
2時間50分で福井駅に到着。
福井駅はとても大きく綺麗でした!
こういうと失礼ですが、意外にも都会…!
そして至る所に恐竜たちが…(笑)
中でも1番大きなティラノサウルスは、前に立つと吠え始めます。
中々どうしてクオリティが高い。
さすが恐竜県を名乗るだけの事はあります。

福井駅周辺観光はまた別日に!という事で早速えちぜん鉄道に乗り込みます🚃
「Eshikoto」
まず向かうのは今回の旅の目玉
黒龍酒造プロデュースの複合施設
「Eshikoto」
最寄り駅はえちぜん鉄道「轟駅」(どめきえき)
何ともおどろおどろしい名前です(笑)
ちなみにこちらの最寄り駅から目的地までは歩いて30分。んーー遠い。
本当は車で行きたいところなのですが、試飲できなくなる…!
苦渋の決断の後、炎天下の中歩いて向かいました。

しばらく歩くと目の前に広がる「九頭竜川」
この川が黒龍を造っているのか・・・と感慨深さから暫く佇む。
んーーそれにしても暑い!!
しばらくテクテクしていると目的地に到着。
正直体力に自信の無い人は、素直にレンタカーかタクシーを利用することをオススメします・・・




結論から言うと「来てよかった」
期待を裏切らない圧巻のビジュアル。
まず最初に感動したのが、とにかくトイレが綺麗。
冷房かかってる。広い。
二階にあがると試飲もできるボトルショップと、
パティスリー兼レストランになっている「acoya」があります。


ボトルショップは10時open
ちょうど到着したのが10時ちょっと前だったので開店凸できました。
こちらでは黒龍酒造が手がける福井県内限定ブランド「Eshikoto」の購入、有料試飲が出来ます。
通年商品と季節限定商品があり、この時期は「鮎」と「水鏡」という限定銘柄が販売しています。
どちらも在庫ありで購入出来ました、嬉しい。


店内では有料試飲ができるカウンターも。



今回試飲で頂いたのは
・Eshikoto 特別純米 五百万石
・Eshikoto 純米大吟醸 五百万石
2種類で1000円
歩き疲れた体にスーッと染み渡る美しい飲み口。
ファーストインパクトのフルーティーさとフレッシュな酸味から一転、後味にナッティーな味わいとコク。そして綺麗にキレる潔さ。
まだ始まって間もないブランドですが、流石の仕上がり。
これからがとても楽しみです。定期的に飲みたい。
店内ではお酒の他にも酒器やアパレルも展開されています。


酒蔵巡りをすると必ずと言っていいほどTシャツを買ってしまう笑
生地もしっかりとしていて、デザインもおしゃれ。普段使いにも良さそうです。
ボトルショップで目当てのお酒たちを購入した後は「acoya」さんでモーニング。


土鍋で炊きたてのご飯と一緒に、旬の食材を使ったお料理を頂くことができます。
予約していなかったので、炊きあがるまで40分ほどかかるとのこと。
炊きあがる時間に合わせて席を用意してもらう事に。
再び施設内を散策します。
自家製パンを販売する「ハレヤ」さんにてクロワッサンとアイスコーヒーを購入して、外のテラス席で頂きました。
クロワッサンや他の人気商品は購入制限がかかっている物もチラホラ。
人気店なのが伺えます。


小腹も満たして外でまったりとしていると、お席の時間が。
再びacoyaさんに。





ボリュームも満点で、大満足でした!
スタッフの方も温かい接客で、大変心地よく食事する事が出来ました。
お値段は食後のソフトクリーム込みで3500円くらい。
朝食にしては少し贅沢ですが、お値段以上の満足度はありました。
ちなみにソフトクリームは外が暑すぎて、尋常じゃないスピードで溶けたので、ほぼ丸呑みしました。笑
「吉峯蔵マルシェ智」
Eshikotoを堪能した後は、再びえちぜん鉄道に揺られて
「越前竹原駅」へ。
次なる目的地は、福井の“白龍”
吉田酒造が運営するボトルショップ
「吉峯蔵マルシェ智」へ。
事前に予約すれば蔵の見学も可能。
店内では有料試飲も出来ます。
しかしまたもや駅から遠い・・・
歩いて片道20分、炎天下の中かなりしんどいです・・・



到着したら、店員さんが搾りたて生原酒を振る舞ってくれました。
疲れた体にしみるぜえ・・・
代表銘柄は「永平寺 白龍」
同じエリアに“黒龍”と“白龍”があるのは面白いですよね。
今回福井のお酒を調べていて初めて知りました。
全体的にスッキリ軽快な味わいと飲み口。
飲み疲れせずに食中にピッタリなお酒が多い印象です。
搾りたて生原酒はその場でボトル詰めして販売してくれます。
フレッシュ感が、そこらの生酒とは比べものになりません。
配送の際は、配送する日に瓶詰めして送ってくれるとのこと。
僕も10月のイベントに合わせて注文させて頂きました。


「石田屋」
宿は永平寺口駅最寄りの「つむろ屋」さんに二連泊。
昔ながらの旅館と言った感じで、部屋の鍵が・・・ない・・・!
ちょっと不安でしたが、こういう地方の緩さもたまにはいいものです。
荷物を置いたら再びえちぜん鉄道で「松岡駅」へ。
ファンとしては是非とも訪れておきたかった、黒龍酒造総本山です。



店内は意外にこじんまりしていました。
福井県内限定流通の「あどそ」を購入。
時期がよければ「石田屋」や「仁左衛門」も購入できるとのこと。
まだ飲んだことないんですよね・・・いつか絶対飲みたい銘柄の1つです。
「鮎料理 ふ志多」
初日の晩御飯は、福井の夏の風物詩「鮎料理」を堪能するべく、
老舗鮎料理店「ふ志多」さんを予約しました。
石田屋と同じく松岡駅が最寄りなんですが、なんと徒歩40分
最寄りとは・・・
バスを使うと近いのですが、本数的にちょうどいい時間がなく、仕方なくてくてく向かいます(本日3度目)


途中九頭竜川で鮎釣りをする人たちを発見!
川に入れるポイント見つけて寄り道しました。

鮎釣りをする人たちを眺めながら冷たい川の水を堪能しました。
んーー最高に夏休みって感じです!
ピチピチ跳ねる鮎達が太陽に反射してキラキラしていました。
今から堪能してやるから待ってろよ!

40分は流石にとおいて・・・
帰りも40分歩くのは嫌なので、帰りはタクシーを予約しました笑
到着するとカウンター席に通されます。まさかの貸切。

7000円の鮎料理コースを頂きました。
お酒は地元のお酒が中心のラインナップ。
1発目から黒龍の「しずく」を頂いて絶好調なスタートです。

イケメン若旦那オススメのお酒をチョイスして頂き、コースを堪能しました。
コース1人前で鮎9尾を使用しているそうです。贅沢!







とにかく鮎づくし!
特に衝撃を受けたのは鮎の洗い。
全く臭みがなく、シャキシャキと鮮度のいい歯ごたえ。
味わいはすごくクリアで、少し甘めのお醤油と相性抜群です。
見た目も清涼感があっていいですよね。お醤油までしっかりと冷えていて、こだわりを感じました。こりゃ酒が進む。
まさに地元ならではの楽しみ方だなあと・・・
鮎のお味噌汁も個人的にはびっくり。すごくいい味が出ていました。
若旦那から鮎にまつわるいろいろなお話も聞けて大変勉強になりました。
ちょこちょこ出てくる福井弁もはんなりしていてとても良かった。笑
という事で福井旅行1日目、大満足でした。
長くなりそうなので、中編、後編と続けて行きたいと思います。
一旦さようなら!

