Google Pixel 10 Pro Fold 郵送修理の全貌!波乱に満ちた23日間の記録
前回の記事では、生まれて初めて購入した憧れのGoogle Pixel 10 Pro Fold(以下「10 Fold」)が突然グリーンバックになり、悩み抜いた末に郵送修理を決断したところまでをお伝えしました。
今回からは、その郵送修理の経過を時系列でお伝えしようと思います。少し長いお話になりますが、リアルな体験談として、よろしければ最後までお付き合いください。
いよいよ郵送修理がスタート(1日目〜12日目)
1日目(月曜日)にGoogleストアの修理リクエストを行い、配送キットの手配を行いました。
3日目(水曜日)に配送キットが届き、梱包を始めました。梱包の前に現状の10 Foldを撮影していると、なんと、グリーンバックからピンクのラインに変わってしまいました。この状態なら使用できるかもと、少し思いましたが、このまま安全に使える保証もないので、修理することにしました。

4日目(木曜日)の午後にヤマト運輸の店舗へ。
メールで送られてきたQRコードをヤマト運輸のタブレットで読み込ませると宛名シールが印刷され、貼付したシールを確認し、控えを受け取ってスムーズに発送完了です。
7日目(日曜日)の午前中にGoogle側に届くように手配し、予定どおり配達完了を確認しました。ただ、その後しばらくGoogleストアからの連絡はありませんでした。
10日目(水曜日)にGoogleストアからメールが届きました。「ただいまから検査の実施に移行させていただきます」とのこと。ここからは、まさに「まな板の上の鯉」状態です。
12日目(金曜日)に「お客様のデバイスを受領し、検査を開始する準備が整いました。この手続きは通常、2営業日以内に完了します」との連絡が。この時点で、GoogleストアのWEB上のステータスも、やっと「査定中」に変わりました。さあ、あとは無償修理を願うだけです。
想定外の検査結果(13日目)
13日目(土曜日)の17時にGoogleストアからメールが届きました。しかし、その内容は想定外のものでした。
「確認された損傷:Inner screen - damage not covered by warranty(インナースクリーン(内部画面)ー保証対象外の損傷)合計約10万円の有償修理」さらに「10日以内に『修理の承認』をしない場合は、修理せずに返送する」という厳しい内容でした。
落下も水没もさせていない、1年以内の自然故障だと信じていたため、有償修理という判定と約10万円という高額な見積もりに、立ち直れないほどのショックを受けました。
ただ、ここで救いだったのが、AIのジェミニに勧められて加入していた外部の「スマホ保険」です。
早速、保険会社に今の状況を伝え、保険金が支払われるかどうかを尋ねてみたところ、「『保険金をお支払しない場合(故意や重大な過失、不適切な使用による損害等)』に該当しなければお支払い対象となります」との回答。現状を客観的に見て、書類さえしっかり揃っていれば、支払ってもらえそうです。
しかしながら、今のアルパカは、大切に扱ってきたのに、「なぜ有償修理になったのか」の方が、気になっていました。
Googleサポートへの確認と立ちはだかる「書類問題」(16日目)
16日目(火曜日)、早速、Googleサポートにお願いの電話をしました。
① 1年保証が適用されず、有償修理になったことに対して、納得のいく説明を「修理の承認」期限の10日以内にお願いしたい。
② 保険請求に必要な修理明細書及び領収書の発行をお願いしたい。
しかし、サポートからの回答は厳しいものでした。
① 「Google技術者チームとの連携がとれておらず、10日以内に回答できるかどうか分かりません」
② 「修理明細書や領収書はメール案内で完結するため、別途書類の発行はできません」
期限が迫る中、思い通りに事が進まず、アルパカの精神的なストレスはピークに達していました。
保険請求への挑戦と、発覚した真の原因(17日目〜19日目)
17日目(水曜日)、保険会社へ以下の内容をメールで相談しました。
① Googleからは修理依頼と完了のメールしか発行されませんが、これで保険請求は可能でしょうか。
② 修理代は約10万円ですが、全額補償は可能でしょうか。
19日目(金曜日)に保険会社から、
① 書類発行ができないのであれば、まずはメールのデータをアップロードして請求手続きを行ってほしい。
② 自己負担額が発生します。金額的には補償額上限の範囲内です。
との回答がありました。
まずは、審査にかけてもらえることになり、少しだけ前進です。
そしてなんと、このメールの直後、Googleサポートの方の尽力により期限内に原因の回答メールが届きました。
その内容を読んで、アルパカは言葉を失いました。
「担当窓口に確認をおこなったところ、折りたたみ部分に異物を挟み込んだような打痕があったため、インナーディスプレイの交換修理費用として今回金額が発生したということでした」

前回、アルパカは「落下も水没もさせていない完全な自然故障」、「有償になる理由は一つも思い当たらない」と断言してしまいましたが、メーカーの検査結果が、打痕と断定した以上、この結果を受け入れるしかありません。
前回のnote記事をお読みいただいた皆様、Googleの関係者様に、心よりお詫び申し上げます。私の認識不足により、配慮に欠ける発信をしてしまったことを深く反省しております。誠に申し訳ございませんでした。
言い訳になってしまいますが、決して嘘をついていたわけではないことだけは信じてください。
自然故障だと信じていたのと、触ったらいけないという思いから、あまり画面をはっきりと見ていませんでした。
冷静になって、故障発生時の写真をよく見てみると、確かに針で差したような傷が画面に付いていました。この小さな傷が原因だったとは…。

とにかく、原因がはっきりしていない状況で、前回のような発言をしてしまったことは非常に軽率でした。
バッテリーを80%管理し、純正ケースに入れて、大切に扱っていたつもりでしたが、10 Foldのデリケートさは、アルパカの想像以上でした。
これからフォルダブル端末を購入される方、現在ご使用の皆さん、インナー画面には、お気をつけください。
修理の完了とまさかの展開(19日目〜22日目)
19日目(金曜日)に、10 Foldをこのまま修理を行わずに送り返されても、どうしようもないので、修理費用のことは気にはなりましたが、Googleストアの画面で「修理の承認」を行い、修理代の約10万円の支払も済ませました(保険会社提出用に支払い完了のスクリーンショットも確保しました)。
そして、その日のうちに、手元にある関連資料のみで、祈るような気持ちで保険請求の手続きを終えました。
21日目(日曜日)にGoogle Storeから「お客様の荷物は本日ヤマト運輸から発送されました」というメールが届き、WEB上のステータスが「デバイス返送済」になっています。2日で修理完了です。めちゃくちゃ早いです。
また、驚いたことに、サポートからは「発行できない」と言われていた領収書が、WEB上でしっかりと画面表示されていたのです。
22日目(月曜日)、保険会社にその旨を伝えると、「請求時に添付した書類で審査が可能で、追加の書類は不要」との回答をいただきました。
23日目(火曜日)、ついに10 Foldが修理から戻ってきました。

本体の電源を入れて「こんにちは」の文字が表示された時は、これまでの苦労や疲れが軽くなった気がしました。
ただ、発行されないはずの「修理明細書」が同封されており、修理の実施内容は「インナーディスプレイ交換と電池交換」と表示されていました。

インナーディスプレイと電池が交換されたのであれば、アルパカのFold 10は、購入時の状態に戻ったと言っていいでしょう。
なお、Googleのサポート部門内の連携不足等により、保険会社に誤った情報を伝え、ご迷惑をおかけしてしまったことについては、申し訳なく思っております。
そうこうしていると、保険会社から「保険金支払審査が完了し、支払い金額が確定しました」というメールが届きました。柔軟に対応していただいた保険会社の方には、感謝しかありません。
注)保険会社により、手続き方法が異なりますので、詳細は、保険会社に必ずご確認ください。
23日間を振り返って得た教訓
故障発生から23日目、ようやく長いワインディングロードを抜け出しました。スマホの故障がこれほどアルパカの自由な時間を奪い、精神的な負担になるとは想定していませんでした。
このような障害を最小限に抑えるためには、「メーカー公式の保証サービス」への加入がベストな選択だと思います。
つまり、フォルダブル端末を安心して継続所有するには、高額な本体代に加えて毎月のランニングコストが必須ということです。
アルパカが、この23日間で学んだことは、フォルダブル端末は、憧れにとどめておくべき端末だということでした。
長文にお付き合いいただき、誠にありがとうございます。この記事が、皆さまの「もしも」のときの参考になれば幸いです。
