同じプロンプトなのに、絵画風になったり実写風になったり。私が抜け出した方法
AIで画像を作っていて、一番わけがわからなかったことがあります。
同じ言葉で頼んでいるのに、出てくる絵がバラバラなんです。
あるときは絵画風。
あるときは写真みたいにリアル。
狙っているわけじゃないのに、毎回ちがうテイストで出てくる。
同じ注文をしているのに、料理の見た目が毎回変わるようなものです。
これは困りました。
今日は、その「画風が安定しない問題」から、私がどう抜け出したかを書きます。
原因は「察してくれると思っていた」こと。
最初、私はこう書いていました。
例えば、
きれいな森
beautiful forest
これだけです。
そりゃあ、バラつきます。
AIからすれば、きれいな森としか言われていない。それが油絵なのか、水彩なのか、写真なのか、何も指定されていない。
だから毎回、AIが勝手に解釈して、ちがうテイストで出してくる。
私は、言わなくても察してくれると思っていた。でもAIは、言われたことしかやってくれない。ここが、勘違いのもとでした。
抜け出した方法1:画風を、名指しで指定する
まず変えたのは、画風をはっきり言葉にすることです。
絵画風にしたいなら、絵画風だと名指しする。
絵本のような、やわらかい絵画風のイラストで。
静かな森。
Painterly storybook illustration, soft hand-painted style. A quiet forest.
(絵本のような、手描きのやわらかい絵画スタイルで。静かな森)
こう書くと絵画風で安定するようになりました。
ざっくり森と言うのではなく、どんなタッチの森なのかまで指定する。
それだけで、毎回のブレがぐっと減ります。
抜け出した方法2:やってほしくないことも書く
これは初心者の頃の私が知らなかった工夫です。
AIには、こうしてほしい、だけでなく、こうしないでほしい、も伝えられます。
写真のようにはしないで。
レンズのボケも入れないで。
not photorealistic, no photographic depth of field.
(写真風にしないで。写真のようなピンぼけも入れないで)
足す指示だけでなく、引く指示。
写真っぽくなってほしくないなら、写真にするな、と書く。
これを足したら、実写風に転ぶことがほぼなくなりました。
意外かもしれませんが、AIは、やめてほしいことを伝えると、ちゃんと避けてくれます。
抜け出した方法3:情景を、物語として伝える
もうひとつ。単語を並べるだけでなく、シーンの意味まで書くようにしました。
たとえば、ただ森と言うのではなく。
焼けたあとの森に、小さな新芽がひとつ。
静かで、でも少し希望のある空気。
(英語にすると)
A forest after a fire, one small green sprout, quiet but gently hopeful.
(火事のあとの森、小さな緑の芽がひとつ、静かで、でもやさしく希望のある感じ)
こう書くとAIがその空気感まで汲んでくれます。
ただの森ではなく、こういう気持ちの森と伝える。
すると、絵に物語が乗ります。
英語が苦手でも、大丈夫だった
ここまで英語のプロンプトを出してきましたが、もちろん私は英語が得意なわけではありません。
AIに書いてもらっていました。
これを絵画風のプロンプトにして、と日本語で頼めばAIが適切な英語に直してくれる。
自分で英単語を思いつけなくても、頼めばいい。
英語ができないから無理、とあきらめる必要はまったくありませんでした。
まとめ
同じプロンプトで画風がバラつくとき、私がやったのはこの3つです。
画風を名指しで指定する。
やってほしくないことも書く。
情景を物語として伝える。
どれもAIは察してくれないから、こちらから言葉にする、という同じ話です。
最後に、同じところで悩んでいるあなたへ
もしあなたも、AIで画像を作っていて、思ったものが出ないと悩んでいるなら。
指示が足りていないだけかもしれません。
私がそうでした。
聞かせてください。
あなたがAIで画像を作るとき、一番うまくいかないのは、どんな絵ですか?
人物ですか?
風景ですか?
それとも何か別のものですか?
よかったらコメントで教えてください。同じところでつまずいた人の話、聞いてみたいです。
ちなみに、こういうAIツール選びに迷ったら。
下のAI Navigatorというサイト、実はそのAIと一緒に、私が作ったものです。
画像生成のツールも実はたくさんあって、目的別に選べるようにしてあるので、覗いてみてくださいね。
https://ai-navigator-jp.com
