洗面所/シロクマ文芸部
洗面所。
今は、あるのが当たり前のよう思うけど、子どもの頃・・1960年代は、洗面所が独立してある家は少なかったと思う。
そう思える範囲は、小学校の頃に遊びに行った、友達の家々。
家が近くて、よく一緒に帰った友達は、タクシー会社の社長令嬢。
もちろん、「応接間」と「洗面所」がある家だった。
平屋が多い住宅地の中で、ひときわ目立つ二階建ての家、というか、社屋。
一階は事務所とタクシーの駐車スペースになっていて、なぜか救急車がいつも停まっていた。
彼女に聞いたら、「うん、救急車もあるの」と言ったような気がする・・
タクシーと同じく、要請を受けて出動していたのかな?
救急車も営業していたのだ。
当時の我が家は、木造の小さな平屋だった。
顔を洗うのも歯を磨くのも、台所。二階建ての家は憧れの的。
押し入れで二階ごっこ、階段のように椅子を置いて上の段に登り、「ここは二階!」と、なんかそんな遊びをしたような気がする・・
自分もかつては、無限の想像力を持った子どもだったんだな~。
きっと、あなたも、そうだったのよ。
想像の楽しさは、「無い」ところから生まれてくるのだと思う。
それが分かっていながら、子どもたちには、あれやこれやと揃えすぎちゃった、と、反省といえば反省。
反省してもやり直しはないしな~
あらためて、「洗面所」。
無くてもいいのよ。なければスペースが開く。
化粧に使ってるって、ムスメ。台所で化粧は難しいかな。
ご飯にヘアスプレーは嫌だよね。
やっぱり必要なのか。
何かがあればある悩み、無ければ無い悩み。
悩みは尽きなくて当たり前。
洗面所から始まるお話でした。
ありがとうこざいました。
🌛🌟😊
