JUSΛN-YΛ Vol.3 #6 ED 「月待ち風 ―君の声が残る夕暮れ―」恋と呼ぶには、まだ早い夕暮れ。
今回の曲は、
JUSΛN-YΛ Vol.3 #6 ED 「月待ち風 ―君の声が残る夕暮れ―」。
Vol.3は、13曲で作る“絵のないアニメ”。
その中で「月待ち風」は、
夕暮れの帰り道に流れるEDみたいな曲。
大きな事件が起きたわけじゃない。
特別な約束をしたわけでもない。
ただ、短い会話があって、
君の笑い声があって、
それがなぜか胸の奥に残ってしまった。
そんな曲。
まだ月は見えない。
でも、夜は少しずつ近づいている。
夕暮れの空に、
君の声だけが残っている。
この曲の真ん中にあるのは、
好きと呼ぶにはまだ早い気持ち。
恋と呼ぶには早くて、
夢と呼ぶには近すぎて、
名前をつけるには少し怖い。
だから、その気持ちを夕空の端にそっと隠す。
この感じがすごくいい。

「New Day, New World」が、
君の笑顔で朝が始まる曲だとしたら、
「月待ち風」は、
君の声が残ったまま一日が閉じていく曲。
朝は、まだ気づいていない予感。
夕暮れは、気づいてしまったあとの余韻。
同じ“名前のない気持ち”でも、
光の色が少し違う。
月待ち風が頬をなでる。
君の声だけが、夕暮れに残っている。
会いたい、とはまだ言えない。
好き、にもまだ届かない。
でも、もし明日また会えたら、
どんな顔で笑えばいいんだろう。
そのくらいの小さな揺れが、
この曲の中でずっと鳴っている。
JUSΛN-YΛらしい強いビートや派手なドロップではなく、
今回はもっと静かで、やわらかい。
夕暮れ。
石畳。
長い影。
まだ月の出ない淡い空。
その景色の中で、
小さな鈴みたいに胸の奥で音が鳴る。
「月待ち風」は、
何かが始まる直前の曲。
まだ言葉になっていない。
まだ答えも出ていない。
でも、もう昨日と同じではいられない。
そんな夕暮れのED。
この曲、あなたの物語にも合うかな?
まだ恋かどうか分からないまま、
誰かの声だけが胸に残っているなら。
何でもない会話の終わりに、
少しだけ会いたくなったことがあるなら。
その気持ちは、きっと月が出るまで胸にしまっておいていい。
月待ち風。
君の声が残る、夕暮れだった。
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