猫の毛は2種類ある!抜け毛の正体は「アンダーコート」だった
猫をブラッシングすると、毎日びっくりするくらい毛が抜けませんか?
「こんなに抜けて大丈夫?」
と心配になることもありますよね。
実はその抜け毛、多くは体の内側に生えている「アンダーコート」なんです。
猫の毛は、役割の違う2種類の毛でできています。
※一部の猫種には毛が1種類だけの「シングルコート」の猫もいますが、日本で暮らしている猫の多くは「ダブルコート」です。
表面を守る「オーバーコート」
一番外側に生えているのがオーバーコート(トップコート)です。

太くてツヤがあり、私たちが普段見ている毛の多くがこのオーバーコート。
役割は、
雨や水をはじく
汚れから体を守る
紫外線などから皮膚を守る
まさに、猫の体を守る「バリア」のような存在です。
内側で体温を守る「アンダーコート」
オーバーコートの下に生えているのが、ふわふわしたアンダーコートです。

綿毛のように細く柔らかい毛で、寒い季節には体温を逃がさない断熱材のような役割をしています。
実はこのアンダーコート、本数はオーバーコートの5〜20倍もあると言われています。
そのため、ブラッシングすると大量に抜けるのは、このアンダーコートであることがほとんどです。
換毛期に抜けるのもアンダーコート
猫には一般的に、春(3月頃)と秋(11月頃)の年2回、大きな換毛期があります。
春は冬毛から夏毛へ、秋は夏毛から冬毛へ生え替わるタイミングです。
この時期はアンダーコートが一気に抜けるため、部屋中が毛だらけになることも珍しくありません。
ただし、完全室内飼いの猫は一年中エアコンの効いた環境で暮らしているため、換毛期がはっきりせず、一年を通して少しずつ毛が抜ける子もいます。
ブラッシングはアンダーコート用がおすすめ
抜け毛対策には、アンダーコートを取り除きやすいブラシを使うのがおすすめです。
余分なアンダーコートを取り除くことで、
毛玉を予防できる
飲み込む毛の量を減らせる
毛球症の予防につながる
部屋に舞う抜け毛も減らせる
など、多くのメリットがあります。
ただし、やりすぎると必要な毛まで抜いてしまうこともあるため、猫の様子を見ながら優しくブラッシングしてあげましょう。
まとめ
猫の毛は、多くの場合、
オーバーコート…体を守る丈夫な毛
アンダーコート…体温を保つふわふわの毛
という2種類でできています。

そして、換毛期にたくさん抜けるのは主にアンダーコートです。
ブラッシングは見た目をきれいにするだけでなく、猫の健康維持にもつながる大切なお手入れ。
愛猫の毛の仕組みを知って、毎日のブラッシングをもっと楽しい時間にしてあげたいですね。
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