酷暑にはアイスコーヒーでしょ!
本格水たて珈琲なら手軽なこれが一番
今夏はなんて暑さでしょう。
まだ七月だと言うのに、全国各地で40℃超えの熱波地獄。
こういう時は、いくら珈琲党であっても、HOTだけにこだわってはいられません。
ひんやり冷たいアイス珈琲が欲しくなりますね。
皆さんはそのアイス珈琲をどのように作っていますか?
HOTで煎れて、大きな氷をグラスにドボン~~。
この「急冷法」も決して悪くはありません。
でも珈琲自体が薄まることを否定できません。
そこで我が家では、水出し珈琲をアイス珈琲にします。
先に言っておきますが、「水出し珈琲=アイス珈琲」ではありません。
その昔、インドネシアでオランダ商人が考え出した珈琲抽出法で、それゆえ「ダッチ珈琲」とも呼ばれました。
一方、アイス珈琲は日本原産のようです。
その二つが合体し、我が家では水出しアイス珈琲になりました。
実はホット珈琲と水出し珈琲(ダッチ珈琲)では、その味わいが異なると言われています。
曰く、「水出し珈琲は珈琲豆に含まれる油分が常温のため溶出しずらく、すっきりとしたマイルドな味わいになる」。
それはともかく、どう作るのか?
そのための器具がこれです。

あのHARIOで創られた滴下式珈琲液製造機器です。
我が家では10年以上前に手に入れたものですが、現在のHARIO HPには出て来ない製品です。
怪しい?
いやいや、Amazonで今も立派に売られています。
ただし確かに一昨年あたりで廃番になったようです。
それはともかく、我が家では現役で頑張っています。
長持ちしているのは、構造がシンプルでサイズがコンパクトなためでしょう。
ハリオさん自身は、これを「水出し珈琲」とは言わず、「水たて珈琲」用と言っていました。
ほら、「お茶を点てる」と言うじゃないですか。
そんなコクがあり円やかな珈琲が抽出できるのを謳い文句に、珈琲愛飲家はぞっこんでした。
余計な話はかたわらに置いて、まず下図のように50gほどの深煎り豆を用意します。

浅煎り谷中煎りでは、豆の油分が足りない感じ(これってあくまでも好みですからね)。
前述のように油分が溶出しづらくマイルドな味と言うけれど、やはりどっしりとした味が欲しいのです。
挽いた豆を抽出濾過容器に入れ、表面をソフトにタンパで押さえ慣らして下部の瓶(ボトル)にセットします。
後は中間蓋にもなる滴下板を載せ、それから上ボトルのガラス容器も載せます。
初めにセットしてから水を注いでも、また水を先に満たしてから載せても、どちらでもOK。

問題は、水の滴下速度です。
上図の右の絵を見ると、装置中央部に丸穴が開いていて、漏斗のような突起が下に向かって出ているのが分かります。
そこから水滴がポタリポタリ、と落ちていきます。
その滴下速度を調整するのが、左横に出ているバーとつまみです。
それをつまみ、滴下状態と速度を観ながら時計・反時計方向にそ~っと回して決めていきます。
目視と指使いの超アナログ調節で、味が変わります。
寝る前にこれらをセットすれば、翌朝は美味なるダッチ珈琲、水たて珈琲の出来上がり。
とは言え、夜中でも時折滴下状態をチェックします。
止まっていたり、出過ぎていたり、と、超アナログなんです。
それがまた、いとしい水たて珈琲です。
冷蔵庫で冷やして、グラスに注ぎ、キンキンの氷で絞めれば至上の味、と言うわけです。

確かにこの味の評判は良いんです。
お世辞でも、何人の方々から絶賛のお褒め。
私の腕ではないんですが、自家焙煎珈琲で自家製アイス珈琲ですもん。
ところでハリオさんの水出し珈琲用のお道具は、様変わり。
ポットタイプの「ウォータードリッパー」が主流のようですね。
安価で簡便。それも良いかも、です。
なにはともあれ、この酷暑を乗り切るためにポリフェノールたっぷりのアイス珈琲を飲み、健康を維持しましょう。
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